今年観たアニメ

今年観たアニメを振り返る。

ただしdアニで昔のを観てるのが多いので、今年のやつはあんまり無いかもしれない。



「古見さんは、コミュ症です。 2期」

強烈な新キャラと思い出深いイベント盛りだくさんの、第2シーズン。
友達が増えてきて、等身大の女の子らしい一面を見せる機会も増えた古見さんが可愛かったです。
修学旅行では只野くんがおらずとも加藤さんと佐々木さんと友情を深めあっていて、エンディングの小喋日和がぴったり合っていて最高でした。
演出もますます神がかってきて、本当に良アニメでした。
中々さんがかわいい。


「響け!ユーフォニアム」

久美子入学から京都府大会まで。
吹奏楽未経験者の葉月ちゃんにスポットライトを当てることで、端的に吹奏楽の魅力を表現するシーンが好きでした。
というか全体的に、葉月ちゃんが聖人すぎて良かったです。
あと夏紀先輩は女神。
チームもなかはいい人たちばかりで素敵。
あとはやはり、なんと言っても再オーディションのエピソードがいちばんグッと来ました。
いい人として部のことを支えてきた香織先輩の最後の最後で譲れなかった矜持と、逃げずに真正面からぶつかっていく麗奈。優子先輩のあれやこれやも含めて、名エピソードでしたね。


「BLACK LAGOON」

強い女がめちゃくちゃ多すぎる。
レヴィと、最強メイドのロベルタが好きです。
あとダッチはボスとしてチームの面倒見が良く、かなり良いキャラでしたね。
エピソードとしては、ロベルタから逃げ回る話が程よい緊張感でおもしろかったです。
あと有名なタバコのシーン。


「森田さんは無口。」

5分アニメ。
主人公たち4人組の声優陣がめちゃくちゃ豪華。
あとAKB時代の佐藤亜美菜さんが出てた。
全体的には、まあこの作品に求めてるくらいの空気感だな〜と思って見てたんですが、なにせ豪華声優陣なもんで、ただ喋ってるシーンを聴いてるだけでも楽しいです。
真由が学校帰りにケーキ食べてる途中でギャグもオチも無くぶった切るように終わった回があって、あまりにもお話の構成としてありえなさ過ぎてめちゃくちゃ怖かったです・・・。


「ヤマノススメ」

5分アニメ。
楓ちゃん(眼鏡の黒髪ロングの先輩)がめちゃくちゃかわいい。見た目ストライク。
楓ちゃん初登場回のエンディングの1枚絵がかなりエッチで良かったです。
しかし楓ちゃん、第1期では出番少なめで残念……。
お話的にはゆるく楽しむ登山アニメで、けっこう好きです。
全体的に家がでかすぎる。飯能ってそうなんですか?
聖地巡礼……にもなるのでしょうが、高尾山登ってみたくなりました。


「うる星やつら」

令和のクオリティで「うる星やつら」が見れるのがシンプルに嬉しいです。
定番のお約束も多いドタバタコメディは、良くも悪くも安定していて、安心して楽しめる作品でした。
尺の都合で新キャラが立て続けに出まくるので、そういう忙しなさは多少あったかも。
たまにあるあたるがラムにやさしくするオチの回は、やっぱり好きですね。
あとなんといってもオープニングエンディングが曲も映像もオシャレで、その点だけでも評価できる作品。


「ぼっち・ざ・ろっく!」

話題になっていただけあって、おもしろかったです。
きららの女子高生バンドモノだけど、そんなにキラキラしてなくて、むしろ陰キャ全面押しのギャグが楽しいです。
要所要所で描かれるライブシーンは迫力があって、音と絵で勝負できるアニメならではの魅力。
欠陥を抱えまくるぼっちちゃんが、ライブの度に成長していく様子が窺える構成が、とても良かったです。
ぼっちちゃんのぼっちキャラの徹底ぶりもおもしろい。
たまに描写が実写になるの、マジで何だったんだ……。
たぶんロックバンドとか好きな人になら、もっと深く刺さる要素があちこちに散りばめられていたんだろうなあという感じですね。


「結城友奈は勇者である -結城友奈の章-」

序盤がかなり何でもなくて、うーんと思いながら観てたんですが、秘密がだんだんと明かされていく中盤以降はおもしろかったです。
絶望に染まる少女たちの感情が爆発していく様は、かなり惹き込まれました。
かなりハラハラさせられるエピソードが立て続けに襲ってきて、これでどう締めるつもりなんだろう? と思ったら、意外と最後はあっさりでしたね。
鷲尾須美の章以降も観ていくと、また印象が変わるんでしょうか?


「推しが武道館いってくれたら死ぬ」

ジャンルは違いますが自分もアイマスの現場に行ってる身なので、よく分かるドルオタあるあるが大量に出てきてめちゃくちゃおもしろかったです。
えりぴよさんの奇行、オタクの鏡みたいなくまささん、ChamJamメンバー同士のあれこれなど見どころも満載で、めちゃくちゃ楽しく見れる作品でした。
基本的にはコメディでありつつも、絶対的に立場の異なるアイドルとファンそれぞれのあり方とか、地下アイドルであろうとも全力で上を目指す熱さとか、色んな“良さ”が詰まってました。
少なくともアイドル応援する楽しさ知ってる人なら、絶対好きになれる作品だと思います!


「ウマ娘 プリティーダービー Road to the Top」

99年世代によるクラシックレースの物語。
レースシーンが迫力満点な時点で勝ち確定なんですが、シナリオもめちゃくちゃ良かったです。
史実に基づくアヤベさんの物語を、姉妹で走ったクラシックレースとして昇華させたの完璧すぎました。
個人的にはなんといっても、クラシックレースをただ見守るだけだったメイショウドトウの、食べ物落っことしちゃったラストシーンがめちゃくちゃ好きです。
あんなギャグみたいなやり取りで、この物語のその先のたくさんの続きを表現してるの、神の所業としか言いようがない・・・。


「ヤマノススメ セカンドシーズン」

初めての富士山での苦難、そして約束の谷川岳と物語的にも盛り上がりのある山場が多く、見応えのあるシーズンでした。
登山の楽しいところだけでなくしんどいところも丁寧に描いているのは、好印象です。
登場する山々はどれも魅力的な景色で、行ってみて〜となりますね!
このアニメを通じて、自分も思い出を一緒につくれたような感覚になるあたたかい作品でした。
作中の大きな核ともなるテーマを描いた夏だけに、サードシーズン以降ではどんな物語が待っているのかとても楽しみです。


「小林さんちのメイドラゴン」

どのドラゴンたちもかわいかったですが、食べ物大好きな真面目でポンコツのエルマが特にお気に入りです。
人間たちが小林さんのヤバ上司を除いて良い人たちばかりで(ヤバ上司もすぐに消える)、ストレス無く観やすい作品でした。
特に年末年始のエピソードが超絶平和で、かなり好きでした。
ドラゴンなんて物騒な存在が主役なのに、信じられないくらい平穏。
後藤邑子さんがサブキャラを多数担当されていて、かわいい声たくさん聴けて嬉しかったです。


「機動戦士ガンダム 水星の魔女」

TVシリーズ初ガンダムでした。
特殊用語が多く難しいところもありつつ、シナリオはおもしろくて良かったです。
シーズン2に入ってからは、セセリアさんの動向から目が離せなくなってしまいました……。煽り属性かつ有能ポジション凄。
これこんなしっちゃかめっちゃかになってこじれにこじれまくってますけど……大丈夫? と不安になるところから、スレッタとミオリネの成長を軸にして綺麗にまとめたなという印象です。
かなりちゃんと戦争アニメなのに、みんな良きところに収まるエンディングでホッとしました……。


「ヤマノススメ サードシーズン」

シーズン全体としてはあおいとひなたのすれ違いと絆を描いた、1〜2期とはまた違った雰囲気の作品でした。
ロックハート城に行く回が、かわいいし楽しそうで良かったです。
秋だからか、かえでさんの出番がほぼ勉強しかさせられてなくてかわいそうでした。
作中で紹介されていた靴紐が解けにくくなる結び方を試してみたところ、本当に全然解けなくなりとてもありがたいです。


「衛宮さんちの今日のごはん」

FGOと二次創作の知識のみでしたが、楽しく観れました。
どの陣営も程よく仲がよく平和で、幸せな世界でしたね。
やっぱり美味しい料理は世界を平和にしてくれる……。
春野菜のサンドイッチ、冷やし茶漬け、キャスター和食修業が特に好きです。
キャスターがずっと若奥様していてかわいかったのと、主要キャラ以外の脇役たちにも程よく出番があって、見ていてとても楽しかったです。


「サマータイムレンダ」

予想を裏切る展開の連続で、凄まじいボリューム感の作品でした。
最初はひぐらしみたいなホラーやオカルト系のミステリなのかと思いきや、話が進んでいくにつれてどんどんジョジョみたいなファンタジー頭脳バトルになっていって、とてもおもしろかったです。
あまりの怒涛の展開に、観終わってちょっと疲れを感じるくらいでした。
長い長い戦いの果ての最終話があまりにも優しい世界過ぎて、最後まで観てよかったと思いましたね……。
ひづるさんのおっぱいが凄い。
オリジナルはあんまり出てこなかったけど、しおりちゃんかわいかったです。


「Do It Yourself !! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」

女子高生×DIY。女子高生に色んなことをやらせがちなアニメ業界ですが、ついにDIYとは……。
キャラクターたちが個性豊かでかわいらしく、ずっと空気感がほのぼの平和で、心穏やかに楽しく観られる作品でした。
DIYといっても棚やベンチを作ったりする以外にも、アクセサリや小物類だったり、ツリーハウスといった大物だったり、いろんなものにチャレンジしてて良かったです。
DIY部の頑張り物語でありつつ、せるふとぷりんの友情物語でもありつつ。
地味な文学少女系のたくみんと、ちょっとガラの悪いくれい先輩が、実はどっちもおんなじ少女小説が好きという共通点があるのがかなり良い設定でした。
くらげ、ずっと新しいOS入れてもらえなくて可哀想。


「ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~」

えっ、これで終わり……? というのが率直な感想ですかね〜。
サブタイトルの内、「常闇の女王」要素が完全放置すぎるのでは。
ライザたちの日常を丁寧に描いたり、楽しいサブクエストだったり熱いメインストーリーだったりをバランスよく描いてくれたとは思います。
水着回だったりドレス回だったり、かわいらしいキャラクターたちの魅力をより引き出すエピソードが多く描かれていたのは楽しかったです。
そしてなんといっても、異様なほどにアップになるライザの太ももへの熱量……。
原作ゲームでそうだからそうしてるんだろうとは思うのですが、錬金術のシーンがあまりにも急にアイテムが完成していてちょっと違和感。


「やくならマグカップも」

岐阜県多治見市を舞台に、陶芸に挑戦する女子高生の物語。
有名な陶芸家だった母親や部活仲間の作品と自分の作品を比べてへこんだりしつつも、いろんなヒントを得て一歩ずつ成長していく姫乃の姿が良かったです。
陶芸始めたばっかりなのに、そんなに悩まなくても……という部分はご愛嬌。
明るいキャラクターたちは表情豊かで、リアクションもおもしろく、そこも魅力的でした。
いつも陶芸部に入り浸っているちょっと変わり者の直ちゃんがかわいくて、好きです。


「【推しの子】」

めちゃくちゃおもしろかったです!
芸能界を舞台に、サスペンスだったりラブコメだったりいろんな物語が展開されていて、そのどれもがおもしろい。
毎話の引きがどれも素晴らしくて、お話の構成がものすごく上手いなと思いました。
結構シリアスなテーマでもあるけれどコミカルなシーンも多く、キャラも可愛いしめちゃくちゃ見やすい。
アクアが演技の才能が無い中で、周りの環境すべてを巻き込んでうまく立ち回るのがとても熱いです。
個人的には重曹を舐める天才子役こと有馬かなちゃんが、性格ひねくれてて、でもアクアのこと大好きで、素直じゃなくて、でも誰よりもがんばってるとこめちゃくちゃ好きでした。


「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」

原作小説だと八幡の語りで多少軽減されているものの、アニメだと結構ギスギスした感じが全面に出ていましたね〜。
青春ラブコメを全否定する八幡に、オイオイと思わされつつ。
とはいえキャラクターたちみんな魅力的で、楽しく観れました。
海老名さんが腐女子全開で暴れまわっていて良かったです。


「やくならマグカップも 二番窯」

岐阜県多治見市を舞台にした陶芸アニメの第2期。
姫乃の成長に焦点を当てた1期よりも、もう少しいろんなキャラのエピソードが増えた印象。
その中でも十子先輩とおじいちゃんの関係性は大きなウェイトを占めているのだけれど……おじいちゃん側が十子先輩をこっそりかわいがっているのが明らかだったので、良くも悪くも変な緊張感はなく観れましたね。
十子先輩のライバルみたいな新キャラいたけど、マジでちょい役ままでしたが、なんだったのだろうか……。
真土泥右衛門の独白に終始するわけのわからない回があって、それがおもしろかったです。


「ソウナンですか?」

無人島に遭難した女子高生のサバイバルコメディ。
15分アニメだけど内容盛りだくさんで、かなり満足度高い作品でした。
わりとガチめのサバイバル知識が豊富に登場して、生存のために女子高生をかなぐり捨てているのがおもしろかったです。
雰囲気はかわいらしいのにサバイバルの内容はまったくゆるくなく、ディスカバリーチャンネル観てるみたいな気分でした。
ウサギを解体したりとか、蜂の巣強奪したりとか、やたらとハード。
安野希世乃さんによるエンディングテーマソングが本当に良い曲で、作品に彩りを与えてると感じました。


「江戸前エルフ」

江戸時代に異世界から召喚され、神社に祀られているエルフのお話。
引きこもってオタクになっているエルフのエルダがかわいい日常アニメでした。
巫女の小糸は毎回エルダを叱るけれど、一緒になっておやつを食べてしまったりダラダラしてしまったりと、結局仲が良いのも素敵でした。
序盤に「東京を見て回ろう!」って言ってたのに、結局ほとんど月島から出なかったの、何だったんだ……。
毎回、当時を生きていたエルダによる江戸の豆知識が語られて、それを聞くのも楽しい作品です。


「超可動ガール1/6」

1/6サイズの美少女フィギュアたちが動きだすドタバタコメディ。
楽しく観られはしたけれど、細かいこと気にしたら駄目なアニメなのでクオリティはまあ……という感じ。
最終回近辺のストーリーが全然うまく飲み込めなかったかも。
フィギュアの女の子たちはCGで描かれるのですが、お風呂や浴衣など一部シーンは手描きになっていて、その手描きのシーンのほうがかわいかったのもあって、「別にCGじゃなくてよかったんじゃない……?」という感覚があります。
お色気要員かつギャグ要員かつラブコメ要員かつバトル要員と要素てんこ盛りのベルノアがかわいくて好きでした。


「経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。」

原作のファンなのですが、雰囲気をそのままにかわいらしくアニメにしてくれていて、とても嬉しかったです。
経験済みなヒロインとの向き合い方が、どこまでもしっかりとした純愛。
色々な困難を一緒に乗り越えた月愛と龍斗に、もはや敵はないでしょう。
モブキャラ棒立ちのシーンが多かったりとか、アニメーション面ではツッコミどころも多かったのですが、メインキャラクター周りに関しては大きく崩れることなくしっかり魅力的に描いてくれたのでとても満足です。
笑琉や朱璃、イッチーニッシー、そして関家さんとサブキャラ周りの恋愛も、めちゃくちゃ先が気になるところではありますが……!


「アイドルマスター ミリオンライブ!」

ゲームはほとんど触れておらずにわか知識程度での視聴でしたが、それでも「プロデューサーなら、ここ刺さるんだろうなあ!」という演出が多岐にわたって登場する、素敵なアニメでした。
もちろんゲーム未プレイでも、女の子たちがアイドルを目指して駆け上がるストーリーは胸を打ち、とても楽しく観られました。
登場人物が多いためスポットライトの当てられるアイドルは少なくとも、限られた中でそれぞれの魅力をしっかり描いていたのが良かったです。
暗い展開があまり無く、最後まで楽しい気持ちで見られたのも嬉しいですね。
アイドルとファンの絆を描いているのもアイドルマスターらしく、ここから先の未来も見たいと思える作品でした。