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第5回俺達の夢ソン生で撃ち込んだ曲の話

「第5回俺達の夢ソン生」で知り合いのプロデューサーさんたちに撃ち込んだ夢ソンの話です。


【DAY1】

着弾なし


【DAY2】

黒土さん → 浅利七海

Brand New Story/GENERATIONS from EXILE TRIBE

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この曲はもともと「きみと、波にのれたら」という湯浅政明監督のアニメーション映画の主題歌でした。
映画の主題が「波」であることから、海や波のイメージのある曲になっています。
(曲の公式MVではなぜかアニメ化したGENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーが、映画のヒロインと一緒に海で遊ぶ謎の映像が観れます。関口メンディーがすごく分かりやすい)

プロデューサーさんたちへアイドルとの夢ソンを送る……となった時に、その「海」や「波」のイメージから浮かんだアイドルのひとりに、浅利七海がいました。
そして同時に、自分の中で浅利七海Pの方として最も印象強く残っていた方が、黒土さんでした。

歌詞の主題としては、「辛いこともあったけれど、それでも前を向いて進んでいこう」というところが歌われています。
そして今のこのタイミングで七海のことを考えてみると、ちょうど第2回ボイスアイドルオーディションにて第1位を獲得し、ボイス実装が決まったところでした。
これまで長い間、ボイス実装待った無しの期待をされながらも、あと一歩が届かずに涙を飲んできた七海。
けれど長く苦しい道のりを乗り越えた先で、ようやくボイスを勝ち取った彼女の前には、今までとは比較にならない規模の露出が待っていると思われます。
楽曲への参加、ソロ曲のリリース、アニメへの登場、様々なグッズ、そしてライブでのお披露目……七海はアイドルとしての輝かしい階段を、1歩、確かに力強く踏み出したと思うのです。

そんな七海のこれまでの活躍を、誰よりも見守ってきていた黒土さん。
きっと七海のこれからの新しい物語を、誰よりも待ち望んでいることでしょう。
というわけで今回は、黒土さん→浅利七海、というかたちの夢ソンとして送らせていただきました。

もともとこの曲は、第5回夢ソン生の個人での先着応募の上限である5曲を出し終わった後に、下請け放送行きのつもりで送らせていただいたものでした。
それは本放送に載る先行投稿上限の5曲を出し終わった後から、黒土さんがリストに加わっているのを見つけたためです。
この曲自体、実はボイス実装が決まるより以前、なんなら第4回の時点で弾丸の候補としてリストアップされていたものでした。
そのうえでボイスアイドルオーディションの結果を受けたこのタイミングでしたので、下請け放送で届いてくれれば……と思いながらの弾丸でしたが、みくもさんの采配により本放送で流していただけて、とても嬉しかったです。

改めまして。
浅利七海さん、そして黒土さん。
第2回ボイスアイドルオーディション、第1位おめでとうございます。
ふたりの目の前に広がる大海が、どこまでも遠く続いておりますように。



夢之路さん ← 松永涼

Blast!/TRUE

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第3回夢ソン生にて、夢之路さんから俺と拓海との夢ソンとしてRADWIMPSの「会心の一撃」をいただきました。
あれから1年経ってるんですが、この曲は今でもかなり聴いてるし、すごく気に入った曲になりました。
この曲を送っていただいて、私と拓海の夢ソンとしていただけたことを、とてもありがたく思っております。

ということで、撃ち返すことにしました。

他の方の夢ソンに関しては「この人に送りたい」よりも「この曲は夢ソンの弾丸として送れる」で考えているのですが、夢之路さんに関しては撃ち返したいという気持ちから入っているので、夢之路さんに合いそうな曲、として意識しながら探していました。
その結果選んだのが、「響け!ユーフォニアム」の主題歌でした。
ユーフォニアムは吹奏楽のお話なのでロックの涼とはまた違うかたちの『音楽』なのですが、夢ソンとして聴くぶんには「音楽」というくくりでも十分響くので弾丸として撃ち込ませていただきました。

個人的に夢之路さんは毎回少女Aや虹色レターでの音源がかなり好きで、そのうえ自分と同じ炎陣のメンバーであるアイドルの担当プロデューサーでもあるので、けっこう前から(こちらが夢ソンをいただく前から)気になっていた方ではありました。
けれどいざ夢ソンとして弾丸を撃ち込むとなった時、夢之路さんの思い描くプロデュース像やアイドルとの関わり方として、この弾丸は適切なものであるか、と少し悩んだ部分もあります。

けれど歌詞の中にある「行くよ 次の曲が待ってるよ」「音楽は鳴り止まない」「続いてくファンファーレ」というフレーズは、少なくとも私の中にある涼の在り方、音楽を奏で続ける涼としてのイメージに当てはまる気がしました。
涼のイメージがきれいに当てはめられるのだから、どうあれ涼担当を名乗る者への弾丸になり得るポテンシャルはあるだろう……と、そう信じて私はこの弾を撃ち込むことに決めました。

ユーフォニアム自体、音楽をテーマにしたスポ根みたいなアニメです。
うまくなりたい、うまくなりたいと涙をこぼし、手のひらに血をにじませながら楽器を奏でる少女たちの物語です。
きっと涼にも、そんな熱くて激しい音楽の物語が、似合うはずだから。

本放送で、どうにかこちらも刺し返せたことを確認できて、とてもよかったです。

夢之路さん、そして松永涼さんを取り巻く音楽が、まだまだ響き続けますように。



じゃじーずさん ← 三船美優

もどかしい世界の上で/牧野由依

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第1回夢ソン生にてパルコ・フォルゴレの「チチをもげ!」を送っていただいて、これは刺されたかというとそんなことはなく、刺そうとすると刃先が引っ込むおもちゃでぶん殴られたような感覚なのですが、それはそれとしてこの人もどっかのタイミングで刺しておこう、ということは頭の中に留めてありました。

でまあ自分は曲から先行して夢ソンの弾丸を決めるタイプなので、なかなか合いそうな曲が思いつかず、それ以降の夢ソンで撃ち返す機会がありませんでした。

そんな中で決めたこちらの曲は、牧野由依さんの歌う、「N・H・Kにようこそ!」の主題歌です。

この曲を選んだ決め手としては、ご本人に「いや、そんなことないよ」と言われたらそれまでのことなんですが(夢ソンってそんなもんだと思うし)、歌い出しの「もしも明日この世界が終わるとしても君のことだから 『それならそれでもいいか』素っ気ない態度とるのかな?」という部分が、じゃじーずさんと三船美優さんに当てはまりそうな気がしたからです。
まあこれに関しては単なるイメージというか、実際に素っ気ない態度をとるかどうかということではなく、たとえばアイドルとプロデューサーのふたりがこのフレーズのような感じのものと似たような雰囲気のやりとりをしていたとしても違和感が無いように見える、くらいの感覚で言っています。
ある意味ではそういうフランクなところをアイドルに見せられるという関係性を感じた、というふうな意味合いが強いかもしれません。

アイドルプロデュースを続けていく上で、どこかで壁にぶつかったり思い悩むことがあったりしたときに、そんなときに支えになっているのはきっとアイドルその人たちです。
これからもアイドルたちと向き合って、その中でアイドルに甘えていってあげていただければと思います。
……三船美優さんも、「私を見て」と。

あと画像なんですが、自分でも思った以上によくできてんなコレと思いながら提出したやつです。

どうかこのもどかしい世界の上で、良いプロデュース活動を続けていけますように。



【DAY3】

プリンゴさん ← 神谷奈緒

ハート ないしょ/2/天道あかね(日高のり子)

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「らんま1/2」ってご存知高橋留美子先生の大傑作なわけなんですけど、大傑作なだけあって主題歌やキャラソンまわりに夢ソンの弾丸として優秀な曲が多く、今回はその中から天道あかね(作中ヒロイン)のキャラソンを送らせていただきました。
プリンゴさんには第3回夢ソン生でも曲を送らせていただいており、そちらは木場真奈美さんとのVS曲だったため、担当アイドルといえるところからは初めての弾丸です。

まず奈緒というアイドルのイメージとして、そしてプリンゴさんの大前提的な認識として、「奈緒はプリンゴさんが好き」というところを加味しての選曲です。
そのうえで、好きな人に対してただただダダ甘になるだけでなく、ちょっと強い言葉を使ってしまったり、敢えて素っ気ないそぶりを見せようとするところも奈緒っぽいなあと思いました。
「いま以上 本気(マジ)になるまで 唇もそっとおあずけ」というフレーズもかなり奈緒っぽいのですが、今のプリンゴさんは限界部屋を与えられたことでかなり感情の暴走が著しいので(前以上にツイッターまで荒ぶるようになってきてる気がするし)、これに関しては「おっしめしめ。なかなか本気(マジ)になってきたじゃないか」と思っています。
去年は大喜利勢全体曲として「君の真剣をちょうだい」を送らせていただきまして、あの頃はまだまだ大喜利勢全体的にアイドルに向けての本気を見せるところが少なかったのですが、最近はプリンゴさんに限らず大喜利勢が全体的に荒ぶるところを見せるようになってきて、かなりいい傾向だなと思っています。

そしてプリンゴさんの担当アイドルといえば、奈緒と飛鳥というふたりの女の子。
曲名にも「ないしょ/2(にぶんのないしょ)」とあるということで、奈緒からの夢ソンでありつつもプリンゴさんの愛を二分する飛鳥にも、画像での登場をと相成りました次第です。

あとこれは余談なのですが、この曲は本来下請け放送に回される予定の曲でした(プリンゴさんは既に以前1回送ってるので、6曲目以降に送った)。
けれどみくもさんが「下請けで急に7曲だとびっくりしそうだから」と判断したようで、本放送拾い上げになったようです。

謎を解くのはあなた次第。
この曲をどう受け取っていただくかも、あなた次第。
大丈夫です、プリンゴさんが謎を解くまで、ふたりの担当はすぐそばで見守っていてくれますから。



羊狩りさん → 三峰結華

ハッピー2ダンス/YASU

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「人生はちゃんこ鍋だろ!」「……今、羊狩りさん、人生はちゃんこ鍋だろって言いました?」「言ってません」「言いましたよ」「言っただろ」「絶対言った」「どういうこと?」「人生はちゃんこ鍋じゃないですよ」「ハッハ」「言ってません。いや、だからさ、あれじゃないですか。人生ってほら、いろいろあるからちゃんこ鍋みたいだねっていうね、ほら」「じゃあ言ってるじゃん」「人生はちゃんこ鍋って言ってるんじゃねえか」「なんで1回誤魔化そうとしたんだよ」「だとしても人生はちゃんこ鍋では、ないです」「ちょっと、羊狩りさん! 人のボケをガヤで潰すの、やめてもらっていいですか?」「俺じゃないだろ!」「お前だよ!」「お前が変なこと言うからだろ!」「お前羊狩りよぉ」「お前どうせ今夜ちゃんこ鍋つくって、淡い色合いの写真をツイッターに載せるんだろ」「あれ感情が読み取れなくて怖いんだよな」「はいはーい、はーい、手ぇ上がってるので当てますよ。みくもさん」「はい。『人生はちゃんこ鍋だ』」「おいみくも!」「おい!」「ふざけんな!」「終わりだ終わり!」「なに見せられてんだ」「ハッハ」「なにが夢ソンだ」(※放送時の投稿者コメント)

ノイズがすごい。
いや自分で送っておいてどうしたって話なんですが、それにしてもノイズがすごいな。
夢ソンとして伝えたいことのまわりに、ゴッテゴテにデコレーションしたオブラートを50層くらい重ねたみたいで、何にも伝わって来ねえ。

なので選曲理由や画像やコメントの意味もつらつら書いておかないと伝わんねえなと思ったので、ここではちゃんと書きます。
(放送で奇跡的に本人に選曲意図が伝わってたら、noteのここの欄には「とのこと。」とだけ書いて終わらそうと思ってました)

まずこの曲は「クッキングパパ」の主題歌です。
で、その主題歌というだけのことあって、めちゃくちゃ料理の名前を連呼するのですが、まずファーストインプレッションとしてそれが羊狩りさんっぽいなと思いました。
これはまあ羊狩りさんが料理好きというのと、「かぼちゃ→チャーシューメン→めんたいこ→コンビーフ→ビーフすてーきなキス」と言葉をつなげて遊んでいる感じが、大喜利のスタイルとちょっと似ているなと思ったからです。
と言うと『いや俺の大喜利こんなんじゃないわ』と言われるかもしれないんですが、当の本人も大喜利で「ベン土(つち)」とか言ってるので、これに関してはツッコまれても困ります。言ってるし証拠も提示したので。

サビで「人生はちゃんこ鍋だ」「青春はコースターだ」と言ってるあたりは、大喜利の時の羊狩りさんの『まあよくよく読み解けば言いたいことはわかるんだけど、とっさに言われると何言ってんだかまったくわからないガヤ』に似ているイメージですね。
「人生はちゃんこ鍋だ」って前触れもなくいきなり言いそうなのは、松陰寺太勇か羊狩りさんかくらいだなと思ったので。

でまあここまでは大喜利会のときの羊狩りさんのイメージにめっちゃ合うねっていうだけの話なんですが(本放送時にはそこのアピールが強すぎたせいで、何言ってんだかわかんねえ夢ソンになってたんだと思う)、そこはアイドルとの夢ソンなので。
そこはまあ何を今更と責められるかもしれませんが、一応俺もちゃんと考えて送ってます。
だってそれだけの理由であるならば、対象アイドルが三峰である理由無いし。晴でも、誰でもいいじゃんってなるし。

で。
これが羊狩りさん→三峰である理由。

まず曲調が全体的に底抜けに明るいこの曲なんですが、歌詞を見てみると「サエナイ顔はおよしよアンタ」「尻から脳まで憂鬱なアンタ」とブルーなテンションの相手に対して、その憂鬱さを吹っ飛ばすように明るく歌っている様子が感じられます。
自分はシャニマスをそこまでしっかりやってるタイプではないのでこれがはっきりと正しい認識であるかは自信が無いのですが、三峰という女の子には湿っぽいような印象があります。
普段は明るく振舞いつつも、その心の奥底にじっとりとした想いを隠し持っている、一筋縄にはいかない女性。
そんな三峰結華のことを、それでも「うるせえ! 笑って生きよう!」と強引すぎるくらい強引に手を引く。
それが三峰と羊狩りさん、というふたりを並べた時の、その関係性のように感じられました。

羊狩りさんはどんなネガティブも許さず、ハッピーに置き換えようという前向きな思想を持っているように思います。
そういう強引さや明るさ、眩しさ、暑苦しさみたいなところを、じめっとした三峰がどういう風に受け取るのかは、アイドル個人の考えることになるので私が語るところではないのですが、少なくとも羊狩りさんから三峰に向かってあたたかな手のひらを差し伸べるという構図自体には間違いはないのではないでしょうか。
ブルーで湿っぽい女の子に向かって、ハッピーハッピーダンスと楽しく歌って踊れるのは良いことだと思うので。

三峰結華という女の子は、担当していない私でも感じ取れるくらいに、ちょっとメンドくさい女の子だと思います。
それでもそんな彼女の憂鬱な雨空を、カラッとした風で吹き飛ばせる力が羊狩りさんにはあるのではないかと。
そんな想いを込めて、送らせていただきました夢ソンでした。

画像?
画像は三峰がプロデューサーのこと「Pたん」って呼ぶから、「あーじゃあこの曲に合わせるとしたら、ピータンだな」と思ってピータンって言わせてみました。
ピータンとはアヒルの卵を強いアルカリ性の条件で熟成させて製造する中国の食品のことです。

放送用投稿者コメント?
「人生はちゃんこ鍋だろ!」って羊狩りさんが言った時の、大喜利会のみんなの反応です。
たぶんこれが一番夢ソンと関係ないしいらない文章だし最大のノイズだったと思うけど、筆が乗ってここまで書いたことを評価してほしい。

みくもさんからは「この間柄じゃなかったら、ちょっと駄目ですと弾き返してた」とまで言われてしまったので、ちょっとこの弾丸は一思いに殺すやつじゃなくて、無意味に苦しませるだけのダムダム弾だったみたいです。
本当に申し訳ありませんでした。

禊としてここに書いておくのですが、羊狩りさんには改めて別の機会に別の夢ソンを送らせていただきます。

まあそれはさておき、「ハッピー2ダンス」も、上記の意図を含めた上で、夢ソンとしてお受け取りください。

三峰結華が伸ばしてもいないその手をとるくらいの、眩しい未来に向かう、プロデュースを。


餅沼さん ← 脇山珠美

23:50/Girls Dead Monster

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もともとは「Angel Beats!」というアニメに登場するガールズバンド「Girls Dead Monster」の楽曲です。
(アニメでは使われておらず、放送後に発表されたGirls Dead Monsterのオリジナルアルバムに収録されていた楽曲です)
歌詞で歌われているのは、お互いにいがみ合っていて、でも心の奥底では互いを信頼している、ケンカップルの盛大なノロケ話です。

私はこの曲の男女の温度感というのがものすごく好きで、いつもいつもずっと熱入れて恋愛しているわけじゃないけれど、根っこのところはしっかりつながっている関係がとても良いなと思っていました。
で、夢ソンの弾丸としてこの曲を送るとなった時に、その撃ち込む先としてはもう餅沼さんと珠美ちゃん以外にはあり得ないだろう、というくらいおふたりの関係性は確固たるものがあるように感じられたのです。

曲名が「23:50」ということで(どういう意味の曲名かは、歌詞を見てもらえればわかると思いますが)、みくもさんが肌感覚で調整していただいて、ちょうど23:50頃に放送でご紹介いただけたのは嬉しかったです。

画像は曲中で歌われている最後のくだり、「23:50(あと10分)」のあとのイメージ画像として作らせていただきました。
記念写真の右下に印字されているのは、「'2*/9/20 23:59:59」。

どうか、見ているこちらが呆れ返るような、自分本位な関係性を、いつまでも、どこまでも。



J@Qさん&矢口美羽

せんちめんたる じぇねれ〜しょん/時東ぁみ

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もともとは「スクールランブル」の第2期のオープニング主題歌でした。
本放送時、みくもさんからの夢ソンを受け取った流れで、J@Qさんへの曲のトリとして流していただきました。

矢口美羽ちゃんは14歳の女の子です。
まだまだ若くて未来への可能性がたくさん残されている彼女は、周囲を明るく笑顔にするためお笑い方面へと舵を取り走り始めました。
お笑いアイドルといえば難波笑美ちゃんや上田鈴帆ちゃん、赤西瑛梨華ちゃんを始めとして、自分はお笑い担当とは思ってないでしょうがヘレンさんや夢見りあむなど、様々な客層を奪い合う激戦区です。
そんな中であっても美羽ちゃんはみうさぎとして、かわいいお笑い担当としての地位をしっかりと守っています。
アイドルにとってとても大事なSSRがお笑い方面に突っ走ってる感じも、彼女のお笑いへの強い思い入れが反映されているように感じられました。

そんな美羽ちゃんを見守るJ@Qさんもまた、若くて将来有望な存在です。
プロデューサーとして、そして私の立場から言わせていただくならば、大喜利のプレイヤーとしても、まだまだこれからいくらでも活躍の場が得られるだろう若き存在。
どこの業界であっても、第一線で大活躍をする方々が派手に映る一方で、新しい若手達の活躍もまた明るい話題として取り上げられます。

J@Qさんや美羽ちゃんの世代が、おもしろくするんだ!

いろいろ悩むこともあるだろうし、大先輩達だって変わらずに悩み続けています。
それは何かをするということ、何かに挑むということに対しては避けて通ることのできないことだと思います。
それでもあなたの進む道の先にはたくさんの大先輩達が、あなたを見守って待っていることでしょう。
何かがあれば手伝うし、教えてあげるし、そして時には一緒に悩んでもあげるでしょう。
それはあなたたちのような若い世代が活躍してくれることを、先輩達が嬉しく思っているからです。

俺をはじめとして、先輩達はそう簡単に席を譲るつもりはありません。
ベテラン達はベテラン達で、今までやってきた意地があるし、俺たちには俺たちの世代がおもしろくするんじゃいという強い気持ちがあります。
それでもやっぱり、未来ある若き世代が台頭してきて、その上で俺達ベテランも若手の勢いに負けずに食らいついて、そうやって界隈がおもしろくなっていったら、最高なんじゃないでしょうか。

いつだって、きみたちの世代が、最強の世代。



【DAY4】

着弾なし



【『夢の館の標的たち』Day.1】

3104←長富蓮実

あなたの心に/中山千夏

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1969年(昭和44年)に発売された楽曲。
その後何種類か別のアーティストによるカバーバージョンもありますが、長富蓮実ちゃんということで、敢えて大元の中山千夏版で。

というか昭和44年って、昭和歌謡としても古い部類な気がする。
『ザ・ベストテン』が始まったのが1978年で、蓮実ちゃんの台詞の傾向からすると彼女が好きな年代は1980年代だと思うので、それよりも前くらいの時代の曲になります。
歌詞としてはいたってシンプルで、飾らない感じが昭和歌謡っぽいですね

「あなた」の心を想って歌うこの歌は、夢ソンとして誰かに刺さるかもしれない。
そう思って、じゃあターゲットは誰か……と考えた時に、思いついたのが3104さんでした。
3104さんとはまだちゃんと喋るようになって1年と少しくらいしか経っていませんが、やさしいお人柄であることはこの1年で十分すぎるほどに伝わってきました。
心が広く穏やかな方であるからこそ、この曲で歌われている「あなた」のイメージに合うのではないかと感じたのです。
……となったところで、じゃあ対象のアイドルを誰にしようかと思ったところで、昭和歌謡が好きな長富蓮実ちゃんに思い至りました。

長富蓮実ちゃんによる、穏やかで、でもスケールの大きな独占欲。
あなたの心に、どうか居心地の良い蓮実ちゃんの居場所がありますように。



【Fankyu Group Presents ラブ・ストーリーは突然に】

ヒロセアリサ→北川真尋

Chercher 〜シャルシェ〜/KOTOKO

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放送でも触れていただきましたが、元は「マリア様がみてる」のOVA版のエンディングテーマソングで、原作者の今野緒雪さんが作詞に携わっております楽曲です。
この曲自体は以前から送る曲リストとして用意していたものでした(第4回の時にはもう用意していた)。
ただヒロセさんは夢ソンの送られていいリストのツイプラ登録をされていなかったため、一旦送るのは保留にさせていただいておりました。
しかし本放送用の5曲を送ったのちに登録されていたため、下請け用の弾丸としてこの度送らせていただきました。
(私は基本的に夢ソンを送る場合はステルスで気づかれないように動いているので、のんさんに誘っていただいて登録したということで、送る機会を得られたことが大変ありがたかったです)

曲の歌詞としては、自由気ままにあっちこっち走り回っていく「あなた」と、それを愛おしく思いながら見守り続けている「私」の曲になります。
私がこの曲がヒロセさんと真尋ちゃんのものとしてイメージしたのは、歌詞の中の「いつもつないだ手をすり抜けて駆けだすから 心配性と言われてもハラハラのしどおしよ」という部分にありました。
この、つないでいる手をすり抜けて駆け出していく姿が、活発で走り回っている印象の真尋ちゃんの姿とぴったり当てはまったのです。

歌詞の中で歌われているのは「あなた」へ向けた、どこに行ってもどんなふうになっていても絶対にあなたを見逃すことはないというクソデカ感情で、これはもうアイドルとプロデューサーの夢ソンとしてこれ以上のものはない……と思っていました。
この曲自体が自分にとっても元々大好きな曲でして、それを今回無事に夢ソンを送ることができて、とても嬉しかったです。
ありがとうございました。

どうか真尋ちゃんの背中をいつまでもいつまでも、あたたかく見守っていてあげてくださいね。



【夢見てる人にいいねして】

ミノP→小早川紗枝

Shake & Shake/sumika

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「美少年探偵団」のオープニングテーマソング。
2021年6月2日にリリースされた曲なので、実はめちゃくちゃ新しい曲です。

まあもうこの楽しい曲調、歌って踊るMVなどを観て、夢ソンの弾丸として使うならミノPさんしかいないだろうな、と思いました。
今年の「俺達の少女A」でも紗枝さんについて熱く楽しく歌い上げたのは、まだまだ記憶に新しいでしょう。

自分自身この曲は初めて聴いた時に一目惚れしてめちゃくちゃ好きになった曲だったので、まず曲そのものを気に入っていただけたことが送り手としては嬉しかったです。

画像のイメージは曲のMVもイメージして、大量の紗枝さんとミノPさんがいっしょに楽しく歌って踊ってる様子です。
英字の部分は「レッスン着がエッチ!」と書きたかったのですが、英語が弱すぎるので翻訳サイトにぶち込んだだけの文章を載せたので、たぶん間違ってる気がします。
MVでもダンスを踊っていますが、この曲を主題歌にしている「美少年探偵団」のオープニングでもキャラクター達が個性豊かなダンスを披露していて、そんな感じで踊ってるんじゃないかなあみたいな。

これからもますます楽しく、ふたりの超ド級のパレードが続きますように。



【夢ソン大戦 ~因果の星 虹色の風~】

みくも→久川颯

デンワしてダーリン/石井ゆき

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元は「ああっ女神さまっ 小っちゃいって事は便利だねっ」のエンディングテーマソング。

やりたいことがたくさんあって奔放に動き回る颯と、そんな彼女のことを心配しながら見守っているみくもさんのイメージソングです。
好奇心に誘われてあちこちに飛び回っているアクティブさが、はーちゃんのイメージにぴったりだなと思っての選曲でした。

「デンワして」ってアイドルから言われる関係性ってかなり良いなと思っていて、毎日毎日、いつでもどこでだって「デンワして」と言われるのはとても最高なことなのではないでしょうか。

画像は完全に大元である「ああっ女神さまっ 小っちゃいって事は便利だねっ」のエンディングの動画をイメージして作ってみました。
作ってみたら思った以上にマッチしたので良かったです。
載ってる名前は第5回夢ソン生の本放送主犯メンバー達です。

下請け放送ではみくもさんセトリのあの熱量の中でトリを任されて、とてもありがたかったです。
ただ、画像の感じとかから、ちょっとトリで起用されるかもなという予感もあったりしました。(寄せ書き企画があることも知ってたけど)
みくもさんを静かに眠らせるセットリストのしんがりを努められたならば、光栄なことだと思います。

追いかけてね、ダーリン?



【俺達の夢ソンの遊び場】

羊狩り←三峰結華

君が光に変えて行く/Kalafina

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「空の境界」の劇場版アニメーション、第二章 殺人考察(前)の主題歌。

本放送の方では羊狩り→三峰結華で「ハッピー2ダンス」を送らせていただいたのですが、こちらがあまり刺さらなかったようなので、急遽下請け放送の方で追加曲をご用意させていただきました。

言いたいこと自体は、本放送の方の「ハッピー2ダンス」と大体同じです。
色々と抱え込むことがあって落ち込む三峰に、明るく手を差し伸べる羊狩りさん。
ただ同じことを、三峰のほうからの視点に変えると、こう言う感じになるのではないかな……と。

画像については、自分で描きました。
これまでデレマスアイドルの夢ソンについては公式のイラストとフリー素材を用いての画像を作ってきたのですが、シャニマスのアイドルは実はデレマスに比べてこういうのに使える画像の素材が格段に少ないんですよね……。
シャニマスがカードイラストを色々こだわっているせいか、加工して扱えるような透過素材、それも欠けの無いものとなると本当に数が少ないのです。
で、貴重な1枚を本放送の「ハッピー2ダンス」の方で使ってしまっていて、少なくとも第5回開催の同じ期間のうちに使い回すのはちょっとな……と思ったので、「しゃーない、自分で描くか……」となりました(背景はフリー画像です)。
正直デジタルで描くのはまだ慣れていないので、いろいろとお見苦しいところもあるイラストだとは思いますが……。



ぽるす→荒木比奈

恋におちたら/Crystal Kay

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元はドラマ「恋におちたら〜僕の成功の秘密〜」の主題歌です。
ぽるすさんに下請け放送の配信ホストを務めていただくとなったときに、「せっかくのホストだし1曲サプ(ライズ)ってやろう」と思って追加で送らせていただきました。

ぽるすさんに対してはもともと何か送りたいなという気持ちはあったのですが、本人も言うように、ぽるすさんから自分自身の担当アイドル・比奈への気持ちとかを聞いた覚えはあまりありませんでした。
そういうわけで本放送の募集期間中では、「これだ!」という曲が見つからずに送れずにいました。
そんな中で、今回はぽるすさんに送る、という明確にターゲットを決め打ちした上で、似合いそうな曲を探させていただきました。

で、「恋におちたら」。
ぽるすさんから比奈への感情は、ほとんどぽるすさんの人柄とアイマスへの触れ方から、こんな感じかなあと。
確かにぽるすさんからアイドルへの感情を聞いたことはないものの、けれどアイマスが好きであることやコンテンツに対する深い愛情を抱いていることはこの1年ほどでしっかりと伝わってきました。
ので、そんなぽるすさんが担当アイドルとして名を挙げている比奈に対しては、きっとこれくらいのクソデカ感情になっているのだろう……と。
「恋におちたら」は大切な人を心から想い、そしてやさしく見守っている歌です。
知り合って1年ほどですが、普段の雑談の中であったり虹色レターの中で漏れ出ていた限界感情をまとめ合わせて送り込んだ夢ソンでしたが……無事に”正解”だったようで良かったです。
ぽるすさんから比奈が好きだという言葉が引き出せたので、この曲は役目を果たせたのかなと。

これからもぽるすさんとは長い付き合いになるだろうと思いますので、またどこかで担当に対する愛情をお聞きする機会があれば良いかなと思います。

心から想う人への気持ちは、大切なものなので。



権藤←黒埼ちとせ

シルシ/LiSA

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「ソードアート・オンライン」の中でも屈指の名エピソード『マザーズ・ロザリオ』編の専用エンディングテーマソングから。
まず俺はSAOの『マザーズ・ロザリオ』がめっちゃ好きなのと、LiSAも好きなので、その合わさったこの曲は自分にとってめっちゃ破壊力が高かったりします。

この曲は『今日を乗り越える』歌です。
じっと見つめる「キミ」の瞳に映る姿が、生きた『シルシ』。
途切れそうな鼓動を強く鳴らし、前を向いてがむしゃらに生きていこうとする、強い歌です。

権藤さん含めちとせPの方々がどういうふうに受け止めているのかはわからないのですが、私にとって黒埼ちとせというアイドルは、他のアイドルとは違って明確に「終わり」がほのめかされているアイドルだと思っています。
そんないつ終わりが来るか分からないちとせにとって、「今日を乗り越えたい」という強い思いを抱くことは並大抵のことではありません。
ちとせにとって権藤さんという魔法使いさんは、彼女が日々を生きて乗り越えていくための、前を向く「希望」になっているのではないでしょうか。

この曲は本来であれば送る予定ではなかったのですが、セットリストのバランスを考えた時に「いやこれはもともと考えていた曲よりも、バラードの方がいい」と思って、下請け放送の2日前に差し替えたものでした。
あとこの曲自体とても重たいというか意味のありすぎる曲でもあるので、送るのであれば俺が直接その意味を喋って伝えられる下請け放送の方が良いだろうとも……。

どうか権藤さんが、ちとせの希望として共にあり続けられますように。



権藤←黒埼ちとせ

DISCOTHEQUE/水樹奈々

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下請け放送でマジックタイム(放送参加メンバー以外からの追加曲投げつけタイム)だとか言われたので、急遽、「シルシ」に差し替える前のもともとセトリに入れていた曲を引っ張ってきました。
(開催数日前まではセトリに入れていたので、画像もコメントも全部フォーマットに合わせて作ってあった)
元は「ロザリオとバンパイア」のテーマ曲です。
ちとせは吸血鬼の末裔というアイドルのため、じゃあもうかぷっちゅでいいじゃんと思って、下請け追加曲としてご用意させていただきました。

まあなんていうか。
「かぷっちゅ」以上に言うことは別に無いんですけど。2曲目だし。

急遽当番というかたちになったこの曲なのですが、そもそもがド強いラブソングであるため、LV会場も湧いててとても良かったです。
結果的に、本セットリストから離れた位置のマジックタイムという位置で送ることができて、普通に送るよりも破壊力のあるタイミングで撃ち込むことができたのではないでしょうか。
(「シルシ」の方を残していたら、さすがに破壊力がすごすぎるし軽いノリで流せないので、やってなかったと思います)



というわけで。

本放送7曲+下請け放送8曲、総勢15曲13名に夢ソンを送らせていただきました。
普段から交流のある方、無い方、あちこち夢ソンの思いつく限り送らせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

楽しい曲、しっとりした曲、いろいろとご用意させていただきましたが、いろいろな反応が見られて嬉しかったです。

また次回夢ソン生が開催されることがあれば、また新しい夢ソンの弾丸をご用意して、参加させていただければと思います。
今回は主にスナイパー側として、そして時には撃たれる側として、はたまたセットリスト組み人として、本当に楽しい思いをさせていただきました。
今回私と関わってくださった方々、本当にありがとうございました。

そして何よりも主催のみくもさん、いろいろとお疲れ様でした。
夢ソン生下請け興行はまだ続きますが、ひとまず一旦、「ありがとうございました」「お疲れ様でした」とここに書かせていただこうと思います。