第5回俺達の夢ソン生で撃ち込まれた曲の話

「第5回俺達の夢ソン生」で知り合いのプロデューサーさんたちに撃ち込まれた夢ソンの話です。


大喜利勢、憑依大喜利に参加した全てのプロデューサー→それぞれの担当アイドル、憑依したアイドル
コタエ/POARO
(投稿者:権藤)

権藤からPOAROを取り上げろ、もう!
と思ったんですが、この曲ばかりはちゃんと「そう」だったので見逃すことにしました。
初手から全体攻撃ってどういうこと? って感じですが……。
(ていうか夢ソン生の下請けリストにあった「他 2曲」のうちの1曲、たぶんこれだろ!)

……いや、ていうかこれ冷静に考えたら大喜利実力判定考査の主題歌なんだから、そもそも大喜利の曲なんだから合うに決まってるだろ!!!!!

というわけでやっぱり権藤からPOAROは取り上げたほうがいい。

まあでもこの曲の歌詞に憑依大喜利を当てはめるとしたら、憑依大喜利って担当アイドル以外でも「このアイドルは自分と相性がいい」ということで一緒に戦っているアイドルも多いですよね。
自分でいうと過去によく一緒に戦っていた川島さんとかがそんな感じでした。
虎猫さんの日野茜とか、権藤さんの志希とか、ぽるすさんの夏樹とか、あのあたりは担当ではない(もともと好きだったんだとは思いますが)けれど憑依大喜利としての相性が抜群にあって結果を残した感じがあります。

そういう意味でこういう場所限定でのパートナーへ向けた夢ソン、というと、もう本当に大喜利勢下請け放送でしか流せない夢ソンだなあ、と思いました。



星野流人→向井拓海
ハートにピットイン/ザ・キャプテンズ
(投稿者:椙田政高)

大喜利勢下請け放送が始める直前に夢ソン生の配信+LV会場のサーバーに椙田さんが滑り込んできて、「いやこれ絶対誰かに送ってるじゃん」ってなって、羊狩りさんに「絶対流人さんだろ」って言われて、「そ、そうなのか?」と思っていたら、本当にそうで笑ってしまいました。
で、曲を聴いていたらボイスチャンネルに椙田さんが招かれていて、本放送でもあんまり見れないトリッキーな刺し方されて戸惑ってしまいました。

最初聴いた時の印象が、これであってんのか分からないんですが「野球拳みたいだな」という感じでした。
最後のグループサウンズを自称するバンドということも後から教えてもらいましたが、確かに聴いた最初の印象も「どこをどうツッコミ入れていいのかわかんないけど、なんかヘン」みたいな感じでした。

椙田さんには来て早々に「呼ばれたけど、選曲理由で喋ることはあんまり無い」と言われたのでちょっと不安になりましたが、実際かなり曲の背景とか色々喋ってくれて、こちらとしても理解につながってありがたかったです。
「なんでこの曲にしたかといいますと……モンテカルロなんですよね!」と言われた瞬間のワケの分からなさは、かなりおもしろかったです。

で、まあ色々とお話を聞かせていただいて、「どことなくヘンな感じ」「そのヘンな感じを訂正しないまま突き通してしまう感じ」「それでいて最初から最後まで熱い感じ」が、自分っぽいのかなあと、この夢ソンを通して改めて思わされました。
で、夢ソンとして受け取る以上はやはりこれは俺から拓海へと向けた感情になってくるわけで……。

うわ〜〜〜〜〜〜〜〜俺めっちゃ拓海にヘンなこと言ってるなあああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!
絶対会話の流れをぶった切ってでも言いたいだけの「モンテカルロ」って言ってしまって拓海に「本当になんなんだそれは」って真顔でツッコまれてるんだろうし、「お前のハートにピットイン」とカッコいいんだかキマってんだかスベってるんだか分からないようなことを言って拓海を困惑させまくったりしちゃってるんだろうなぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!

いやもう自分が突拍子もないことだとか思いついたこと全部言ってしまうタイプであることは、正直かなり自覚がありまして。
たぶん対人コミュニケーション的な意味でいうとこういうタイプはかなり厄介だと思うので絶対に直した方がいいと思うのですが、これまで自分の周りで仲良くさせてもらっている方々がそういう悪ノリに呆れつつもいちおう付き合ってくれたりうまくスルーするスキルがあったりする方が多かったためなんだかんだうまいことみんなに受け流してもらえてた環境に甘えてしまっていたところもありますよね……。
というか俺のこの悪癖に対応できるやさしい人だけが、俺と仲良くできているだけなのかもしれませんが……。(これはこれ以上突き詰めていくとかなり暗いnoteになってしまうので、ここら辺でやめときますが)

でまあそんな俺の悪癖に拓海を付き合わせているとしたら、なんだか申し訳ないなあと思いながらも。
その一方で、そういう俺の悪ノリにも、拓海なら呆れつつも付いてきてくれるくらいの関係性は築けてるんじゃなかろうか……とも、思ったりはしているんですよね……。

そもそもの拓海の気質は世話焼きなところがあったりします。
手のかかる連中に手を差し伸べて厄介ごとを抱え込んでは「しゃーねえなあ」と文句言いつつも、なんだかんだ最後まで付き合ってくれるのが、拓海っていう姉御肌の女だと思ってるんですよね……。
そういう面倒見のいいところも、俺はやっぱり好きなので。
なので俺が拓海のことを信じるのだとしたら、「俺の面倒臭い悪癖すらをも文句言いつつ付いてきてくれる」のが、拓海という女なのではないかな、と思うのです。

……もちろん、やりすぎれば殴られたり、愛想尽かされたり、怒られることもあると思うんですけど。
拓海はそういうふうに一線を超えそうになった時の反応が分かりやすいので、ある意味では自分としてもそこで気づける良いブレーキとしても拓海は機能してくれるんじゃないかなと……。

うわー。俺、めっちゃ拓海に迷惑かけまくってるな。
拓海が俺のことを相棒として信じられるよう、俺も適度にふざけつつ良い距離感を保っていきたいです……と、ふんどしを締めなおすような心持ちになりました。

改めて俺と拓海の関係性を見直すきっかけになりました。
俺と拓海らしさを感じられる夢ソン、本当にありがとうございました。



星野流人&向井拓海
キャッチボール/BUMP OF CHICKEN
(投稿者:虎猫)

虎猫さんからは第3回夢ソン生の時にも「フラッシュワープ」という曲をいただいていて、一度いただいているから、というのもあって完全に警戒してませんでした。
それで蓋を開けたら、夢ソンの中でも屈指の破壊力を誇ることでもおなじみBUMP OF CHICKEN……。
前にいただいた「フラッシュワープ」は今でもかなり気に入っていて何度も聴いてるくらいなのですが……今回も、めちゃくちゃ刺さる曲が、来てしまいました……。

いや……なんていうか、これ……これ!!!!!!!! この曲すご!!!!!!!!!!!!!!! くないですか!?!?!??!?!?!?!??!

聴いて最初に抱いた感想が「俺、絶対、拓海とキャッチボールしたことがある」でした。

歌詞の中にある
「とれるわけないだろう!」「とれなくてもいい」
「とれるわけないだろう!」「とれないと思った」
っていうやりとり。
これを俺は拓海とやったことがあると思うし、実際のところ俺からとれないボールを投げることもあれば、拓海の方から俺に向かってとれないボールを投げることもあると思いました。
そういう意味では、この曲が『&』として送られたのは自分の中ですとんと腑に落ちるものがあるというか……
自分視点で見ると、俺が拓海からとれないボールを投げられて必死に振り回されているようでいて、拓海の方からの視点でもきっと俺からのとれないボールにふりまわされてるんだろうなあ……というような。

とれるわけない球も呆れながらも必死で追う
「とれなくてもいい」と微笑んでほしくない

という歌詞も自分はかなり刺さるものがありました。
自分がこの曲を聴いていて歌詞を重ねた部分がありまして、それは「総選挙」に関わることでした。
向井拓海はかつて第4回総選挙で属性別上位3位に入り、ボイスを獲得したという、総選挙にはゆかりのあるアイドルです。
しかしその一方で、ボイス獲得以降の総選挙の順位は奮っておらず(そもそものボイス獲得の第4回総選挙自体、属性別3位でこそあるものの全体からすれば第15位と他属性アイドルたちに大きく差をつけられたものでした)、近年の総選挙では順位すらつかない圏外が長らく続いていました。
拓海は拓海で総選挙以外のところで評価が大きく(巨乳ヤンキーというわかりやすい属性があるのも手伝って)、知名度自体は総選挙に頼らずとも高く、出番やライブ出演、メディア露出は少ないわけではありません。
が、シンデレラガールズの最大のお祭りイベントである総選挙に、こうも関われていないのは、さすがに少し寂しいものがあるかなとも思っていました。
とはいえフォロワーも少なく絵を描けたり分かりやすい広告を打てるわけでもない自分にとって、自分ひとりで拓海を圏内に押し上げるというのは現実的に考えて難しいところがあるのも事実です。
(そういう意味で、「俺達の少女A」という場で目に見える形で多くの投票権が舞い踊るところを見られたのは嬉しかったというのもあるのですが)
拓海自身はもしかしたら総選挙に上位入賞するという目標を「とれなくてもいい」という無茶ぶりとして俺に言ってきているのかもしれません。
実際総選挙の上位入賞なんていうのはとれない球に違いないし、デレステ全体を俯瞰してみた時に「とれなくてもいい」というのも事実です。
ですが自分が拓海の相棒として総選挙期間を戦う以上は、「とれなくてもいい」と微笑んで欲しくない、というのもまた心からの本音です。
とれなくてもいいのは自分だって百も承知です。総選挙の順位が全てではありません。総選挙で上位を取ることは大事ですが、デレマスというコンテンツの大きさは総選挙以外のところでも活躍の場をしっかりと設けていて他のアプローチから拓海の魅力を発信していくことが十分可能であることは本当だと思います。
けれど、だから、じゃあ、総選挙は「とれなくてもいい」と諦めるっていうのもまた、それはちょっと違うのかなと。
とれなくてもいいのは本当です。でも、当の拓海に「とれなくてもいい」と微笑ませてしまうのは、少し寂しいじゃないですか。

だから俺は拓海から放り投げられた、とれそうもない球も、実際とれなかったとしても、必死で追いかけることだけは、辞めたくないなと。

そして同じようなことを、きっと拓海も俺に対して思っているのではないかなと。
拓海もまた総選挙は「とれなくてもいい」というスタンスを俺から感じ取っていて、プロデューサーなんだから少しは期待してくれよなって気持ちで俺をみているのかもしれません。
俺と拓海はふたりとも総選挙に関しては「とれない」「とれなくていい」というスタンスで表面上は一致しています。
でも、たぶんふたりともがふたりとも、「とれなくてもいいけど、お前にとれなくてもいいとは微笑んでほしくない」という気持ちを抱えていたんじゃないのかなと。

俺だってできれば拓海の小さな期待には応えたいし、拓海もたぶん、きっとそう、なのかもしれない。

そういうふうにお互いのことを想っていたら、いつの間にか俺と拓海の心の距離はこの10年でずいぶんと近くなっていたんじゃあ、ないのかな……。

拓海から時々投げられる「消える魔球のような優しさ」を取りこぼさないように、これからも一緒にキャッチボールを続けられたらいいですね。

なんだか長くなってしまいましたが、素敵な夢ソンありがとうございました。
拓海との想いの距離を見つめ直す、良い機会になりました。



星野流人→向井拓海
POP STAR/平井堅
(投稿者:3104)

いやいやいや。
恥ずかしいよめっちゃ。
まず画像、画像でしたよね。
いつも私たちが大喜利会、特に大きめの会をやる時には重宝している荻窪地域区民センターの第1集会室ですね。
デレマス大喜利はわりと広めの会議室(永福町とか井草とか)での開催を転々としつつも、イメージとしては荻窪地域区民センターが一番しっくりくるのかなあと思いました。
そんな荻窪地域区民センター第1集会室を背景に、俺のこっぱずかしいセリフとともに魔法をかけられた拓海とか……羞恥心で殺されちゃうよ???

上記「キャッチボール」のコメントにも通じるところがあるのですが、やっぱりプロデューサーである以上は拓海を輝かせて1番にしてあげたいという想いはあります。
そんな中で自分が主催させてもらっている「アイドルマスターシンデレラガールズ大喜利会」の憑依大喜利トーナメントは、明確に自分たち大喜利勢が担当アイドルを輝かせて1番にすることのできる場になっているのかなと。
自分は自分の大喜利にあまり自信が持てているほうではなくて大喜利大会で優勝するとかほとんど現実味のない夢ではあるのですが、一方でこのアイドル憑依大喜利だけは明確に優勝や決勝進出を現実的に捉えることのできる目標でもあると想っています。
というのもこのアイドル憑依大喜利では単純に自分自身の大喜利の実力だけでなく、憑依させたアイドルとの相性や発想なんかが普段の自分の実力をはるかに超えるレベルの回答を出させてくれると考えているからです。
だからこそ俺はこのアイドル憑依大喜利で(主催ながらも)優勝して拓海を1番にしたい、という強い想いがあります。
そしてそれは総選挙のような途方のない夢ではなくて、「とれなくてもいい」とも思っておらず、本気で挑む価値があり、また全てが噛み合えば俺と拓海なら手の届く夢であるとも信じています。
そういうわけで拓海に対して「魔法をかけてあげる」という解釈は、アイドル憑依大喜利的には間違っていないのですが……いやしかし。

この「POP STAR」って曲、夢ソンとしてみたら、歌詞めっちゃくちゃキザで恥ずかしいんですけど!!!!!!

歌詞が全体的にキラキラしていてもうすごいことになっちゃってるし!!!!!
これを自信満々に歌ってる俺なに? 恥ずかしい? こんな「魔法をかけてあげよう」とか言ってる俺を拓海はどんなふうにみてんの? えっ! 恥ずかしい! 恥ずかしいよ俺は!!!!!!

……しかし放送中に「歌詞がキザ過ぎて恥ずかしいよ」と言ったら、だいたいこんな感じのカッコつけだろ、と反論を受けてしまいました。
まあ、確かにカッコつけたがりだから、大喜利で無残に負けまくってるときに必要以上にヘコんでしまっているようなところがあるのかもしれないな……。

夢ソンだからそういうものなのかもしれませんが、思った以上にキラキラしまくっていて、「これが俺から拓海への熱量なんだとしたらめっちゃくちゃ恥ずかしいぞ!」となりました。
拓海がこの熱量の想いを、笑わずに受け止めれくれてたら、それはそれでいいんですが……。



……というわけで、私の下請け放送でのいただいた曲は3曲+全体攻撃1曲でした。

今回は曲を撃ち込む側としてたくさん活躍の場をいただきましたが、やはりもらう側はもらう側でとても良いものですね……というか、自分の思ってもみない角度から夢ソンを送られて、「お、俺、そうなんか……?」となる恐ろしさもあったりしました。

特に今回は下請け放送では気心知れた大喜利勢でかたまってやれたので、ワイワイガヤガヤやかましく治安の悪い放送でとても良かったです。

また次回夢ソン生の機会がありましたら、曲を投げる側、もらう側、どちらになっても楽しんでいければと思います。

第5回夢ソン生、まだまだグランドフィナーレまで下請け放送は残っていますが、自分はこれにて一足お先に終了させていただきたいと思います。

曲を送っていただいた椙田さん、虎猫さん、3104さん、セトリ組んでいただいた権藤さん、配信一緒にやっていただいた大喜利勢の方々、そして開催主催していただきましたみくもさん、本当にありがとうございました。
とても楽しかったです。
お疲れ様でした。