初めての地下、そしてチーム8【NPP2020 1/2】

それはふとした出来事がきっかけだった。年末YouTubeで動画を見ていたら、おすすめ欄に地下アイドルのMIX動画が出てきた。いつもであれば興味無いのでスルーしていたのだが、この日はなんとなく興味を惹かれてしまい動画をクリックしてしまった。
その動画というのが真っ白なキャンバスの『SHOUT』。
初めてその動画を見た瞬間、白キャンの魅力に取り憑かれてしまった。可変三連や混沌MIXを打ってみたいというのもあるが、曲調が自分にとってとても心地よかった。
そこから他にも色々曲を聞いてみて一度ライブ行ってみたいなーと思い、調べてみると1/2のNPP2020に出演すると。しかも同じイベントにチーム8も出演する!ということで、即参戦決定。ただ自分はアイドルの現場は48系、46系しか行ったことがなく地下アイドルの現場は初めて。正直立ち回り方等不安しかなかったが行きたいと思った時がベストタイミングということで
行ってきましたNPP2020!
これはNPP2020のレポートと共に地下アイドルの現場に初めて行った人間のドキュメンタリーを兼ねた記事になっています。

東京テレポート駅から徒歩5分ほど、Zepp TOKYOが真っ白なキャンバスの出演する会場になります。タイムテーブル上では11時20分からでNPP2020 Premium Stageでトップバッターを務めるとのこと。10時開場だったので9時半ぐらいに会場着いてはいたのですがすでに入場口は長蛇の列。会場はオールスタンディングでそこまで広い会場では無いのですが開演直前はかなりの人。GⅠ開催日の府中ぐらいの密集度でしたね。自分は3列目の柵で見てました。
鏡開きが終わり、いよいよ白キャンの出番。SE終わって最初の曲、イントロ流れて会場爆上がり。
アイデンティティだ!!
まー周りのオタク達が盛り上がること盛り上がること。いわゆる地下っぽいオタ芸(推しジャンや振りコピ、全力ケチャ、変則MIXetc...)が目の前で繰り広げられていて圧倒されてしまいました。自分も一応メジャーな曲のコールは覚えたつもりでいたのだが何も出来なかった。アウトロのガチ恋口上でやっとまともに声出せたかな。いつものテンションじゃこの現場はついていけない。それを痛感した1曲目になりました。
そのあともなんとか付いていこうと思ったのですが周りの熱がとにかくすごすぎる。『SHOUT』のコールは頑張ったのですがそれでも全然パワーが足りなかった。
地下のノリを嫌う48Gのファンは少なくないのですが自分は全然大丈夫でした。というかむしろ好きです。地下は地下、地上は地上で違う楽しみ方があるんだなと思いました。それを知れただけでも来た価値はあったかなと思いました。過度な振りコピ、ジャンプ禁止の48Gの劇場公演にはない良さが地下にもあった。

12時ぐらいに白キャン単独の出番終わり、15時半ぐらいからアキシブとのコラボがあるとのことでそれまで豊洲まで出て時間潰し。お台場周辺の土地勘が全く無かったので豊洲まで出たのは我ながらいい判断だったなと思いました。

アキシブとのコラボ、お互いのファンに存在を認知してもらうという意味でいい試みだったのかなと思います。アキシブの曲は知らなかったのですがいい曲でした。白キャンの曲は『SHOUT』。もう一回可変三連MIXできるとは思わなかった笑 

さて見たかった白キャンの出番も終了したのでチーム8を見るためにZepp Diversity TOKYOに向かいます。Zepp TOKYOからは少し離れており、歩いて10分ほどかかりました。もうちょっと近ければなーとは思ったのですがこればっかりはしょうがない。
会場に着いたらちょうど天晴れ!原宿の出番でした。会場内は人人人、キャパは体感Zepp TOKYOの2倍ぐらいでしたが知名度があるグループが多かったこともあり有馬記念ぐらいの密集度でした。これはきついと思い一度出て、26時のマスカレイドが始まるタイミングで会場に入り直しました。
最後方で見ていたのですがもうオタクがすごすぎる。26時のマスカレイド、略してニジマスは知名度抜群、ファンの数も多かった(チーム8の時よりも多かったかも)。で、みんな振りコピ(そんじょそこらの振りコピじゃない、全身使って踊ってる)やら推しジャンしてる(跳躍力がすごくて最初ビビった)。ニジマス自体の歌唱力もなかなかのもので(聞いていて驚いた)これは人気出るなと思って見てました。『ハートサングラス』はいい曲ですね(なんとなくだが振りコピできるようになってしまった)。I love you と言われたらI need youと言ってしまう体になりました。あーけおめ!!
その他のアイドルだとラストアイドルとFES☆TIVEが印象に残りました。
ラストアイドルの『大人サバイバー』はYouTubeで広告流れていたから知っていた。へいへい言うところ、ちょっと間違えてしまったけど許してほしい。
FES☆TIVEはオタクがとにかくすごかったね。ラストアイドル前に後方柵が空いたのでそこでずっと見ていたのだがFES☆TIVEになった途端人が急に増えてみーんな振りコピ、推しジャンするもんだから逆に何にも出来なかった。前方なんか行けたもんじゃなかったですね。『OIDEMASE!!〜極楽〜』でオタクが振りコピで横移動始めたときは巻き込まれるんじゃないかと不安になりました。巻き込まれても文句言えない現場なんで身を守ることで必死。なんとか耐えきれました。

さぁそしていよいよチーム8の出番です!
overtureから一曲目は『Get yon!』。
正直意表を突かれました。曲は知っていましたがコールはわからず、どうノっていこうか戸惑ってしまった。サビの振りで指差しするぐらいでしたね。でもゆいゆいが後方からでも超絶可愛いことを確認できて安心しました。
これ大丈夫か?と思った2曲目、『思春期のアドレナリン』!
これは振りコピですよねはい。振りコピが楽しい楽しい。どれだけ手を上げても怒られないからサビのところ全力でやってました。あとサビ前の遠吠え。遠吠えの声の大きさに驚き通り越して楽しくなってしまった。
そして3曲目『フライングゲット』。
これも振りコピですね。ここまで来て、コールわかんなくても振りが真似しやすい曲をチョイスしてるのかなと思いました。周りに迷惑かけないことが前提だが、全力で手を振れるのがどれだけ気持ちいいことか。
なんだかんだで楽しい!と思ってたらここで自己紹介MC。県名と自分の名前を言うのみという軽い感じで終了。そのぐらいがちょうどいいよね、あの熱気ならw 歌田初夏がサイドポニーやってるのに気づき激烈かわいいやんけ!と思いました。
そして4曲目、イントロでぶち上った。
君好きだあああああああああああああああああああああああああ
君のことが好きだから』。おいおい神か?この曲は本当に好きだった。久しぶりに聞いたが意外と振りを覚えていたので振りコピできたしコールも全力で出来ました。もう楽しすぎてね、これで終わってもいいと思った。
5曲目は『#好きなんだ』。申し訳ない、イントロを聞いてもピンとこなかった。この曲は意外となじみがないんだよね。サビでようやく「あ、#好きなんだやんけ!』と気づいたぐらい。でも楽しかった。メンバーが本当に楽しそうに踊ってた。落ちサビでの全力ケチャが最高でした。
6曲目のイントロが流れた瞬間これもぶち上った
重シンやんけええええええええええええええええええええええええええ
重力シンパシー』。いや、ここで聞けるとは思わなかったよ。SKE48のSKEフェスティバル公演でもおなじみ。振りは頭に入っていたのでサビは振りコピしてました。劇場だったらメンバーのパフォーマンスを割とじっくり見るタイプなのだがこの現場はその余裕はない。ひたすらゆいゆいを追いながらずっとコール&振りコピしてました。
まだまだ続くぜ7曲目、『好きだ 好きだ 好きだ』。
きたぜチーム8曲!サビではもちろん手を振るよね!ゆいゆい俺だああああああああああああああ!!!!(おそらく向こうからは見えてない)
この曲のサビで手を振る振り付けは本当に好きで、14周年公演ではこのシーンを何回もリピートしてた。このときばかりは前方に行っておけばと後悔。
一瞬のMCを挟んで、いよいよラストスパート!
8曲目は『ハッピーエンド』。
これは全然わからなかった。調べたらレナッチーズの曲。ハイテンションのカップリングということで、これはさすがにわからんよーと思いました。曲はよかったので、良い休憩?になりました。
9曲目は『オネストマン』。
入りのMIX、自分だけ打ってたので自信を失い途中で声出すのやめてしまった。周りが間違えていただけだったので最後まで完結すればよかったと後悔。間違えても誰も気にしない現場だったのに…
そして10曲目!『47の素敵な街へ』!!
きました47街!!2020年初の47街ガチ恋口上。もう今までにないぐらい全力で叫んだ。隣のオタクが合いの手の「なになに?」を入れててそれで余計楽しくなっちゃった。コールは完璧。周りの目を気にせずゆいゆいゆいゆい言いまくってた。振りコピも出来たしもう文句は何一つないです。
そしてラストは『ずっとずっと』。
結構意外でした。メジャーなシングル曲を入れてくるかなと思ったらまさかの公演曲。ついつい「おおっ」て声が出た。目撃者公演の中で自分が一番好きな曲なのでぶち上りました。サビの振りコピ楽しかった。覚えやすい振りなので乗りやすいですし、最後にふさわしい曲だったのではないでしょうか。
これで終演。マジで神セトリ。考えた人出てきてほしい、回転寿司奢ってあげたい。最後はけるときゆいゆいが後ろ見えてたよーって言ってくれたのがなんかうれしかったね。嘘でもそういうこと言ってくれるともっと好きになってしまう。

劇場公演や48・46系のコンサートとは違い推しジャンしてる人はいるわ振りコピしてる人はいるわで(自分もだけど)はちゃめちゃでしたがとっっっっっっっても楽しかった。たまにはこういう現場も悪くない。高まりすぎて、帰りiPhoneで47街聞いてたらちょっと泣きそうになりました。
様々なアイドルを1日で見たけど、やっぱりチーム8は最高だなって思った。
このチームは本当にすごい。魅力が落ちない。2020年も一層活躍してくれるのではないでしょうか。

色々な形のライブがあり、それぞれの楽しみ方があります。現場にもよりますが着席で見たり、立ちでもジャンプ等禁止だったり、今日みたいに割となんでもありだったり。どの現場でも楽しめる人間でありたいなと思いました。

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