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電車の一生の始まり

突然ですが普段皆さんが乗っている電車ってどこで造られているかご存じですか?

答えは車両製造メーカー有名どころだとイギリスの新幹線で有名な日立製作所、アメリカニューヨークの地下鉄も造る川崎重工(川崎車両)、深夜の新幹線輸送でお馴染みの日本車輌製造や首都圏の鉄道網を走る電車の半分近くを担う総合車両製作所、モノづくりの街東大阪市に構え国内向けでなく国外向けに強い近畿車輛など多種多様な車両メーカーがあります。

その車両メーカーで造られた鉄道車両はトレーラートラックで運ばれたり時には他の路線の線路を走り私達の住む街へとやって来ます。

実は鉄道車両の一生の始まりは車両メーカーを出場した瞬間がこの世に生を受けたと言っても過言では無いのです。

先日東京メトロ半蔵門線の新型車両18000系の第4編成が山口県下松市にある日立製作所笠戸事業所から出場し山陽本線、東海道本線、東海道貨物線、武蔵野貨物線、南武線、中央本線、横浜線を走り総距離872Kmに及ぶ長旅を終え無事長津田駅に到着しました。

今回その甲種輸送(車両メーカーから宛先の鉄道事業者へ届ける鉄道版宅急便)を八王子駅と長津田駅近くの跨線橋から見学してきました。

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長旅の始まり下松駅から八王子駅までは普段走る姿と同じ10両編成で電気機関車に牽引され八王子駅まで運ばれそこから旅の終着地長津田駅までは横浜線および長津田駅の車両受け渡し線の都合上5両ずつに分けてディーゼル機関車に牽引され運ばれますがこの追っかけで鉄道車両の一生の始まりである甲種輸送をpixiv小説で書き綴りたいという思いが芽生え始めました。

以前pixiv小説で鉄道車両の最期を題材としたショートストーリーを書いたのですが今回の甲種輸送を見て最期なら最初を書いてそれをアンサーストーリーとして書き綴ることを決めました。

今作は現在進行形で執筆中のエレカツ!~エレクトリックロコモーティブカツドウ!~とは異なり電気機関車牽引はエレカツ!でも書き綴るとして今作ではディーゼル機関車牽引による国内外問わず多種多様な鉄道車両の他にマルチプルタイタンパー、レール削正車、モバイルメンテナンスユニットなど線路保守用機械、日本の輸送を支える貨車の甲種輸送も書き綴ってみようと思います。

鉄道車両の生涯の始まりである甲種輸送を私なりの視点で捉えたpixiv小説どんな作品に仕上げるか今後あらゆる角度から甲種輸送を取材していく予定です。


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