見出し画像

【Shadowverse】RSC 清浄ビショップ考察

こんにちは。メタセコです。

6/28にプレリリース、7/7にリリースされた「Renascent Chronicles / リナセント・クロニクル」環境でのビショップですが、プレリリースでは猛威を奮っていたアミュレットビショップがリリース後には能力調整を施され、ほぼ使えないデッキになってしまいました。

ビショップのデッキタイプとして、現在は清浄ビショップ、アミュレットビショップ、守護ビショップの大きく3種類が存在します。
そもそもですが、ビショップが環境から大きく数を減らしており、ヴァンパイアより少しだけ使用率が高い程度です。

Ratings for シャドウバースでの使用率

画像24

【シャドウバース】Ratings for シャドウバース メタレポート - シャドウバース攻略まとめWiki - GameBox

BO3採用クラス(2021/7/9)

画像2

JCG Shadowverse Open 18th Season Vol.6 7月9日 ローテーション大会 グループ予選 より

ビショップのデッキタイプ内訳(2021/7/9)

画像3

JCG Shadowverse Open 18th Season Vol.6 7月9日 ローテーション大会 グループ予選 より

BO3採用クラス(2021/7/16)

画像25

JCG Shadowverse Open 18th Season Vol.8 7月16日 ローテーション大会 グループ予選 より

ビショップのデッキタイプ内訳(2021/7/16)

画像26

JCG Shadowverse Open 18th Season Vol.8 7月16日 ローテーション大会 グループ予選 より

今回は、ビショップというクラスが何故、こんなに数を減らしているのか、環境を読み解きながら考察していこうと思います。

目次は以下の通りです。

1.  前期からの変化

WUP出身のスタン落ちしたカードを見てみましょう。

WUPローテ落ち

ラブソングシンガーは人によっては採用していましたが、採用率は低かったので、ノーカンでしょう。

包み込む願いに関しては、セイントスローイングという代替カードが来ているのであまり問題では有りません。

平等なる裁きは相手ライフを5回復させてしまうというデメリットこそありますが、体力不問でたった2コストで選択消滅出来た点が強力なカードでした。現在のローテーションのカードプールで清き転変が似たような動きをするので、可能性はあるかもしれませんがかなり使用感は変わります。

2. 今期のトレンド

それでは、今期の現在の環境はどうなってるのか見てみましょう。

JCG 決勝トーナメント 採用クラス

画像5

JCG Shadowverse Open 18th Season Vol.6 7月9日 ローテーション大会 決勝トーナメント より

画像27

JCG Shadowverse Open 18th Season Vol.8 7月16日 ローテーション大会 決勝トーナメント より

キレイにビショップの採用率が0%ですね。

プレリリースでは、盤面を作る前に終わるか(ラティカエルフ)、盤面を作ったとしても一瞬で吹っ飛ばせれるようなデッキ(アミュレットビショップ)が猛威を奮っていましたが、これらのデッキが調整されました。

RSCリリース後は盤面を作るようなデッキが台頭しているような環境です。その盤面を作るデッキに対抗しているような立ち位置で、進化ウィッチが居たりします。

清浄ビショップではカインドブライトという盤面を返すために必要なスペルは引き続き利用できるのですが、その要求枚数が多すぎて、3枚利用しても処理が追いつかないことが多いです。
また、ベルフォメットの盤面に対して9コストエンハンスのカインドブライトでは盤面を返せなかったり、ラスワネクロの強化された盤面を返し辛かったりするので、苦手デッキが多い環境となっています。

3. 清浄ビショップのデッキ構築

画像6

JCGの予選大会での清浄ビショップの採用枚数を出してみました。
母数が少ないので、ふーん程度に見てください。

私が今使うとしたら次のようなリストです。

画像13

・明光の翼人

画像9

今期追加された、ビショップの新たな希望。
後攻でプレイすることで回復回数を稼いだり、先行でも時間差でドローできるため、手札整理の時間を作ったりできるので、強力なカードです。
欠点としては、即効性が無く予約制なところ、進化権参照のため、先攻だと回復効果が発動しづらいことです。

・《世界》・ゼルガネイア

画像11

FOHから続投されているカード。
今期は6コストで1面処理、回復、ドローでは間に合っていないことが多く、ゼルガネイアを不採用としたデッキも多いと思っています。
10T目以降の直接召喚とダメージがメインだと考えており、それでないと処理が間に合わなかったり、打点が足りないと感じたので、2枚採用しています。
10T目以前に引いた場合は、普段の使い方をしたいのですが、6コストがやはり重いと感じます。

・招来の大天使

画像10

体力上限を増やすことで、回復カードを無駄にせず、ライフで受ける択が取れるようになります。
が、実際にはそんなに甘くもなく、ライフ5回復程度にしか使えない場合が多いと感じています。

セレストマグナと違い、そのターン中に加わったカードには制約が掛からない点がネックです。

・封じられた法典

法典3種

ネクロやネメシス、ロイヤルで守護裏のカードやラストワード持ちカードを除去する為にぴったりなカードです。
平等なる裁きが無くなった今、2コストで選択消滅できるだけで価値はあると考えています。

4. 清浄ビショップの戦い方

今までの基本的な戦い方と一緒です。
清浄を置いて、回復して、面処理をして、ラーとゼルガネイアで勝つようなデッキです。
ちなみに、今期はどのクラスも下振れなければ手札枯渇することが少なく、リソース差で勝つというプランは殆ど通りません。

8ターン、9ターン付近の大怪獣バトルを処理できないが、今期清浄ビショップが戦えない一番の理由なので、テミスの粛清が追加される等しないと環境入りは難しいデッキタイプだと感じています。

5. 環境デッキとの相性、戦い方

環境に居るデッキとの相性は次の表のように考えています。

画像13

5.1. エルフ対面

アリアセッカ

・アリアセッカE
相性認識:五分

負けるパターンとしては、清浄が1枚しか貼れてなく、アリアに進化を切られ、ラティカの12プレイが決まる場合です。

招来へ進化を切れていたり、清浄2枚貼った後の効果で選択不可の守護を複数立てることができるようになっていると、有利に立ち回れるという認識です。

セッカE側の立ち回りとして、セッカだけでは勝たないので、ラティカを混ぜて守護を突破しながらフェアリーの打点を絡めて20点以上の打点を叩き込めるような動きが必要です。

アクセラE

・アクセラレートE
相性認識:微不利

アクセラEは早ければ6T目頃にラティカ開花ができるので、それを防ぐ必要があります。レオネル効果を防ぐための選択不可守護が偉いので、清浄+3回復で守っていきましょう。

ただ、ヴァーミンハンターが苦手なことに変わりはないので、守護も簡単に突破されがちです。

5.2. ロイヤル対面

ロイヤル

・ミッドレンジR
相性認識:微不利~五分

相手の構築にもよりますが、撲滅の兵団長やシエテの採用有無で変わります。
兵団長で清浄が2枚割られることもザラなので、そうなると清浄ビショの勝ち目が薄くなります。
また、平等なる裁きが無くなり、シエテを返す手段が少ないので、シエテの差で負けることもあります。

ちなみに、シエテの採用率はJCGでは高くありませんでした。

画像18

・OTK R
相性認識:不利

8T目にオクトーからのジェノジェノアルベールのような動きをしてOTKを決めるようなタイプのデッキには、守護が簡単に突破されるので、不利という認識です。

5.3. ウィッチ

ウィッチ

・機械進化W
相性認識:不利

清浄ビショップの回復量を簡単に超えているので、単純に回復量が足りません。中途半端に選択可能なトラを出してしまうと良い的になってしまうので、極力選択不可守護を立てるようにしましょう。

ギルド会議というカードが回復量がすごく、ラーの打点だけでは勝たないので、ゼルガネイアに頼りたいですが、返しでグリームニルでリーサルだったり、そもそも清浄が堕落で破壊されたりするので、苦手な対面という認識です。

スペルW

・スペルW
相性認識:有利

機械進化Wとは反対に、スペルWには有利だと思っています。光輝ドラゴンやジオース程度なら返せるので、そんなに苦になる対面ではないです。

特段気をつけることも無いと思っていますが、対面した回数が少ない

5.4. ドラゴン

ドラゴン

・コントロールD
相性認識:不利

清浄で作った盤面を簡単に返すことが出来てしまいます。
回復量にも長けており、ガンダゴウザでのリーサルもあるので、攻守共に清浄より優位だと思っています。

禁忌で清浄も消滅させられるので、不利認識です。

自然D

・自然D
相性認識:有利

打点も回復も足りていないデッキだと思っているので、そんなに不利という認識はありません。

5.5. ネクロマンサー

ラスワNc

・ラストワードNc
相性認識:不利

今期トップTierのデッキです。
消滅力が足りません。

ラストワードが強力なカゲロウ、ドリーマー、鎖状、トライヘッドハウンド、開放者当たりを片っ端から消滅できれば勝ちが近づくと思います。
しかし、クリストフや一刀、鎖状のリーサルが遅くなるだけで、長くゲームしても負けるのは清浄側だと思っています。

アグロnc

・アグロNc
相性認識:有利

特大バーンがあるわけでもないので、耐えきれます。
鎖状のようなカードもないので、ラスワネクロに比べるとかなり楽です。
フラッフィーを採用していればかなり楽になりますが、フラッフィーを積んでいない分、相手の回り次第で不利状況になる場合もあると思います。

5.6. ヴァンパイア

※数が少ないため不明。

5.7. ビショップ

アミュB

・アミュレットB
相性認識:有利

個人的にはヤテラントゥとパニッシュメントスナイパーが能力調整を受ける前でも清浄が微有利と考えていました。

牙が無くなったアミュレットビショップの打点では、清浄の回復力を上回らないので、清浄ビショップが有利だと思っています。リボルバーイーグルを絡めたワンショットを狙わないとアミュレットBが厳しい対面だと思っています。

5.8. ネメシス

画像24

・連携機械Nm
相性認識:不利

・進化機械Nm
相性認識:不利

消滅はビショップの十八番だった時代もありましたが、ニュートラルの追憶やオーバーヒートデーモンを上手く組み込め、リーサル手段も豊富なこのデッキには不利です。

ネメシスのベルフォメットを始めとした機械カードのパワーが高く、ベルフォメットの盤面を返す手段がマーロン+アルファしか無い上にティシポネーが残る率が高く、結局勝たない対面という認識です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?