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【Shadowverse】WUP アディショナル後のビショップはどうなるか

皆さん、アディショナルカードの追加後はいかがお過ごしでしょうか。
私はアンリミテッドでグラマスを目指したり、

ビショップの新たなる可能性を模索しておりました。

今回のアディショナルはニュートラルを含め、ビショップの特性にとてもマッチした効果となっております。
カードの効果が発表された時はとてもワクワクしました。

それでは、今回は以下の目次でお届けします。

0. ビショップのアディショナル事情について

ビショップとニュートラルにはアディショナルカードに次のカードが追加されました。

楽園の双翼・ガルラは、いままで登場したデッキからサーチして場に出すカードの中でも破格の効果を持っています。なんと、ガルラの効果で出したアミュレットとフォロワーのファンファーレを起動させることができるのです!
同じコストで似たような効果を持っているフォロワーが居るのですが、0コストのアミュレットも追加されないまま過ぎていったので、開発は存在を忘れているのだと思います。

博愛の翼人は自分の場のアミュレットをコピーできるという、ウィッチのインパルスアルケミストに似た効果を持っています。ナテラの大樹だと0コストになったり、進化時に手札のアミュレット1枚のコストを1下げたりでき、様々な使い方ができる可能性を秘めたカードです!
結晶で出したカードのコピーをしたり、0コストのナテラの大樹を抱えてミルフィやパニッシャーのバリューを上げたり、後攻5T目で神話の剣を出せたり、ムニャールやサンクチュアリなどの疾走を出すカードを増やして打点を伸ばしたり、色々な使い方ができます。

神話の剣(つるぎ)はファンファーレではアミュレット消滅、その後ターン終了時に相手のフォロワーをランダムで1体ずつ消滅させることができるという効果のため、始めのコストさえ払ってしまえば相手のフォロワーの展開を躊躇させることができ、こちらの準備の時間を少し伸ばすことができるカードとなっております。
ビショップのクラス特性は、以下のように書かれていますね。

神話の剣はビショップのクラス特性を冠した”ニュートラル”アミュレットなのです!他のクラスでもビショップの使うような効果を利用できる様になる、素晴らしいアミュレットです!

次の節からは、ビショップはアディショナル環境でどのようなデッキで戦うと良いかを考えていきます。

1. デッキレシピ

2. なぜこのデッキタイプを選択したのか?

1. ビショップが好きだから。
2. アディショナルカードに可能性は感じたが、現状のカードプールでの活躍が見込めないから。
3. 序盤の上振れ、中盤の盤面勝負では他デッキと対等に渡り合えると考えたから。

第0節でアディショナルカードに使い方があったり、書いてあることが強い!と少し興奮気味に書きましたが、実際は現環境では活躍ができないと見ています。
というのも、現在のカードプールでガルラでのサーチ、博愛でのコストダウンをさせたいアミュレットが無いというのが現状です。ガルラを使う上で強力だと考えられる動きが、3コストのフェザーサンクチュアリとトゥインクルミュースを出す動き、3コストの洞窟の聖堂と4コストの光の信仰者を出す動きなどとなります。
ガルラの効果で場に出たカードはファンファーレが起動するため、ウィルバートやイヴィルのファンファーレを発動させることもできるため、使いたい"フォロワー"は居るのですが、"アミュレット"がカードプールに存在しないのです。強いて言うなら"ニュートラル"の神話の剣となってしまうあたり、現状のカードプールでの可能性を感じることができませんでした。
自然ビショップも弱くはないと思うのですが、現在Tier1と考えられる各デッキの盤面制圧能力、回復能力が自然ビショップの打点より勝っており、この環境で使うのは野暮だと思いました。
そこで、アディショナル前までTier1の一角であった機械自然ビショップを使おうと考え、今回の記事では機械自然ビショップの紹介をすることにしました。

3. 採用カードについて

WUPリリース1週間後の記事、RAGE1週間前の記事でも触れたこととなります。その時点の考えはこちらをご参照ください。

現在の環境で採用必須だと思うカードはこちらです。

リリースから2ヶ月経ちますが、基礎となる部分は揺らぎないかと思います。
このデッキは他の機械自然あるいは自然機械デッキと同じく"鋼鉄と大地の神"を如何に強く使えるかがカギとなってきます。
早く神を出す、神への供物を増やすためのギミックとして、"欠落の聖女・リモニウム"がキーカードとなってきます。
また、盤面制圧、回復手段、供物を手に入れることができる"マシンフィンガー・イヴィル"も機械自然ビショップを支えている大事なカードとなります。
リペアモードや荒野の休息、ジャスティーの融合等で回復手段が多いこのデッキタイプと相性の良いカードとして、自身もタイプ:機械を持つ"機械鞭の僧侶"、回復するたびにフォロワーを強化する"エイラの祈祷"を出すことのできる"清純なる祈り・エイラ"も盤面制圧能力や打点を伸ばす点では欠かせないカードとなっております。
簡単にリペアモードを加えつつ、必殺を持つことができる"機械椀の祈り手"、守護を持つ"鉄輪の修道女"も必須採用となっているでしょう。
自然カードに限定されますが、融合するたびに自リーダーを1回復し、元々疾走を持ち、1枚融合のみで必殺を持つ"聖なるアルミラージ・ジャスティー"も中盤のトレードや回復、リーサルまで幅広く活躍ができるカードとなります。
以上のようなカードはこの"機械自然ビショップ"に於いて必須採用カードと私は認識しております。

続いて、必須ではく、カスタマイズ要素として採用しているカードはこれらのカードとなります。

機械自然ビショップは悪夢の始まりのようなサーチカードも無く、カイザーインサイトのような手札を循環させるカードもなく、ナテラの大樹を場に出す戦い方をしないため、ドロー手段がとても限定的です。先の項で出したキーカード軍を引き込むためにも、"フロートボードマーセナリー"、"ワンダーコック"といったカードを採用し、多少のテンポロスを鑑みずキーカードを引き込むようなデッキ構築としています。
ビショップには他に黄金の鐘や包み込む願い(イリスの祈り)等のドローカードがありますが、鐘の中盤以降の即時性が低く、願いもアミュレットが2枚並ぶことが無いため、3コストで2ドローのみの運用だとかなりテンポロスとなってしまうため、フォロワーかつドロー(サーチ)できる2種のカードを3枚ずつ採用しております。
トレジャーハンターを採用した構築も見られますが、トークンカードが無い状態では大事なカードを捨ててまでもデッキを掘る方がデメリットと考えたため、私は採用しておりません。
"マシンファルコン"は以前から3積み必須と考えているカードで、イヴィル、神との噛合が良いカード、他に機械フォロワーが居る際に突進だけではなく、何故かバフするため、序盤、中盤、終盤どのシーンでも活躍できるカードと考えているため、減らしたことはありません。
"聖弓の使い手・クルト"は中盤の盤面制圧にとても優位に働く便利なカードと考えていますが、本来進化を切りたいフォロワーではないため、3枚は採用せず、2枚までの採用に留めております。終盤に進化権が余っている際にはとても強く、盤面を制圧しながらバフも掛け、一気に勝利に近づくカードにもなり得るので、採用しております。
ジャスティーの3枚目は回復の回数を増やしたい、進化権を切らなくても相手のフォロワーを除去できる手段が欲しいという考えから3枚採用としております。

4. 採用候補カードなど

メカゴブリンは、ラストワードでリペアモードを持ってくる2/2/2の扱いやすいフォロワーです。しかし、ラストワードという即時性が無い点、後から手札に加わるので手札管理のレベルが上がる点を考慮し、今回の採用は見送りました。
採用する場合は、クルトの枠を割くことになるかと思います。

黄金の鐘、包み込む願い、トレジャーハンターには先の節で触れたため、省略します。

5. 使用感やマリガン基準

このデッキを使っている人達の共通の考えとして、「引かなきゃ負ける」だと思います。リモニウム、エイラ、イヴィル、神これらの内3枚は引き込まないとゲームが成り立たないです。2枚だけではジリ貧になってしまい、中盤押し切られてしまい、逆転も難しいと思います。そのため、マリガンでは、次の様に考えています。

最優先 単キープカード:リモニウム
次点 単キープカード:マーセナリー、コック
上記がない場合:エイラ
リモニウム&エイラが視えている場合:後攻なら両方キープ、先攻ならエイラ返し
神:リモニウムが視えている場合だけセットキープ
イヴィル:返す

最重要キーカードのリモニウムは何が何でもキープです。続いて、序盤の出せるときに出しておきたい、低スタッツサーチカードもキープです。

キーカードをプレイできた後の使い方ですが、リペアモードの打てる回数だけ気にとどめておけば、手札が溢れることが少なくなり、戦い安くなるかと思います。

6. 環境デッキとの相性

◆エルフ、機械ネメシス
回復量が多く、除去手段も豊富で、せっかく削った体力を回復されてしまい、強力な盤面を形成しても簡単に返されてしまいます。
勝利プランとしては早期のイージス着地を目指し、さらにはバフを掛けてイージス2パンレベルに持っていくことが求められます。

◆AFネメシス
突進を持ったAFやモデストによる盤面の制圧能力が高く、終盤にはヴァーテクスコロニーによる強力AoEなどが待ち構えておりエイラを軸としたビショップ側の盤面強化のゲームプランは通りにくい相手となっております。
モデストのダメージを防ぐためにイージスの早期着地が狙えるのであれば、そちらを最優先にリモニウムを機械フォロワーの破壊、リモニウムの救済のプレイをしていきます。エルフや機械ネメシスと似たようなゲームプランを取ることになりますが、上2つのデッキに比べるとOTKのようなことはしづらく、ある程度盤面を捌きながらリソースゲームに持ち込めると勝ちに近づいていきます。

◆機械ヴァンパイア
マシンナースによる毎ターン1点ダメージ、機械フォロワーの破壊枚数稼ぎなどが強力で、機械神によるAoEやネレイアによる盤面制圧能力に加え、アディショナルカードの背徳の狂獣のおかげで神や悪夢の始まりを含むドローカード全般も強化されています。モノやプロダクトマシーン、スレイなどの疾走フォロワーによる一気に打点を稼いだり、ノインによる盤面形成が強力です。
神が先に投げられない点や機械破壊カウントが低い内はパワーが発揮できない点が弱点なので、その間にエイラや鞭によるバフを掛けて早期決着を狙いに行きます。6T頃に勝ちが遠いと判断するのであれば、エイラ進化を最優先に考えて、盤面の形成を行っていきます。イオやネレイアがありますが、取れる体力には限りがあるので、UBが溜まっていない内に強力な盤面を押し付けるようにしましょう。ただ、ノインが発動できるようになった後、ノインのダブル掛けが強く、こちらにはイヴィルを2枚吐く覚悟で盤面のトレードを行わないと難しいので、半ば詰みの状態となってしまいます。

◆自然ドラゴン
唯一、機械自然ビショップが五分を取れる相手です。ドラゴン相手にはリモニウムが最優先は変わりませんが、次点でエイラが優先カードとなります。ドラゴン相手には攻撃力6を意識して盤面形成を行うとヴァイディや母と相打ちを取ることができ、相手が盤面のトレードに困っている間にこちらの盤面を強力なものにします。また、ドラゴンの進化権が切れた後は盤面干渉能力が一気に下がるため、ナテラカウントを進めさせない盤面形成を意識し、盤面の押し付けプランが有効です。
それでもドラゴン側が順調にランプし、ナテラカウントを進めてしまうとビショップ側が侵食のダメージカット手段が無いため、盤面で押し勝つしか無いのですが、プレシオや神の複数枚プレイで返されてしまうため、五分と考えています。先月からこの対面は上振れた方が勝つ対面と考えいますが、アディショナル後も殆ど変わっていません。

7. 問題点と改善案

問題点は環境デッキの各デッキに不利が付いていることです、良くてドラゴンに五分が付く位で、ほかは改善のしようが無いくらいに詰んでいます。
縦には強く出やすいのですが、この環境は横に中サイズのフォロワーを並べるデッキが多く、AOEや除去手段が豊富なクラスがTier上位を占めており、ビショップの立ち位置は最悪です。

来季はSTRがスタン落ちするため、機械自然ビショップは組めないデッキとなります。
しかし、自然軸、アミュレット軸のデッキへの超強力なアディショナルカードが追加されたこともあり、来季は守護軸も含め、楽しいカード(主にアミュレット)が追加されることを切に願うばかりです。

X. おまけ

自然(アミュレット)ビショップは"楽しい"のでぜひ遊んでみてください!!!

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