禁止改訂後のレガシーの戦い方

はじめに

　2023/8/7の禁止改訂でオークが禁止されると思っていたが、そうはならなかった。
　今回はオーク環境のレガシーを、オークとアンシーを持ってない私がどう戦うかを書いてみます。
（１）環境予想
（２）私が使うデッキ
（３）さいごに

（１）環境予想

　①グリクシスアグロ
　②BRリアニメイト
　③イニシアチブ
　これらのデッキが環境を定義すると予想。
　オークの最大の影響は1点ティムよりも、ドロースペルを2マナ瞬速で咎めることなので、渦まく知識と思案を使うデッキかつオークを使わないデッキに人権はありません。これにより4C、URデルバー、青コンボは環境の選択肢から外れます。
　上記3つのデッキを選んだ理由はそれぞれの項目で書きます。

①グリクシスアグロ

　理由を書く必要はないでしょう。最大の敵は相手のオークです。
　濁浪が強い環境なのでオーク4チャネラー4濁浪4+αという構成と予想。
　色拘束がきついのでダウスィーは強いけど取れなそう。デルバーくんお疲れ様でした。

②BRリアニメイト

　オークの弱点は2マナと重いこと、相手のドロー依存であること、オークを使うデッキも概ねオークに弱いこと。
　2マナと重いのでBRの速攻戦略が噛み合う。
　相手のドロー依存なので物あさりしかドローがないBRには関係ない。（UBリアニメイトはアウツ…!!）
　オークを使うデッキはオークに弱いので悲嘆+再活性で相手のオーク釣ってGG、とデルバーが減って速度が落ちたことが追い風になっている稀有な例。
　釣るクリーチャーは基本的には執政官か悲嘆。アトラクサもありだが、今は赤ブラが当たらない狂気の種父とか良いかもしれない。

③イニシアチブ

　令和特有のクソデカタフネスによりオークを無視できます。
　と思ったら既存のイニシアチブにオークを入れたオルゾフイニシアチブなるものがあるらしいです。WTF。
　オークにイニシアチブを取られる可能性は否定できませんが、ライフレース的に負けることはないでしょう。
　ドロソは寓話のみでオークの影響は最小限です。魂の洞窟もあるので青いデッキには強く出られると思います。

（２）私はスニークショーで戦う

　アンシーもバッドランドもプラトーも持ってないので、必然的にTierが低いデッキを組まざるを得ません。
　ボルカとトロピとツンドラしかないので、どうあがいてもオークは使えません。この先生きのこるには2つ条件があります。
①オークのレンジである3～4ターン目までに勝つ
②ドロースペルを使わない

①オークのレンジである3～4ターン目までに勝つ

　BRリアニメイトと同じ思想ですね。
　オークの強みは2ターン目に瞬速クロックで出しつつドロソを咎めることなので、本領を発揮するのは3～4ターン目以降です。
　じゃあキルターンを3ターンに設定すればいいわけです。

②ドロースペルを使わない

　思案は2点と2/2のオークが出るだけなのでまだいいでしょう。
　だがブレスト、テメーはだめだ。4点飛ばしつつ4/4クロックはオーク本体と合わせると9点です。2パンで人が死にます。
　青いデッキでブレポンを使わないことはできないので、撃たないわけにはいかないのですが、撃つのであれば次のターンに勝利しないと詰みます。

③スニークショーという選択肢

　スニークショーの立ち位置自体は良くも悪くもないです。それなりのスピード、コンボパーツが多いことによる安定性などがあるからです。また、スニショは『ヴェズーヴァの漂うもの』という新戦力を得ました。
　これによりコンボをちらつかせつつブロッカーもこなせるようになりました。
　ただ、お金の問題がなければ私もオーク握りたいです。

④オークの対策方法

　そんなものはない。やられる前にやれ。
　はらわた撃ちとか指輪を投げ捨てるとかはいらない。むしろ相手のエンドターンにブレストを撃ってオークを吐かせて、次の自分のターンに勝てばいいのだ。
　なので、スニショのレシピは全ツッパ型にしましょう。目くらまし4ゴリラ1から始めましょう。

（３）さいごに

　ツイッターで見ましたが、レガシーの使用枚数ランキングの上から順でウィル、ブレスト、オーク、ポンダーらしいです。
　
　禁止はよ！