YouTubeチャンネル紹介#3 思い出のガンプラキットレビュー集

正式なチャンネル名は鋼有賀だが、ガンプラキットレビューが多いのでこのタイトルにした。ガンプラキットの他にもフィギュアなどのレビューもある。

いや、これはレビューなのだろうか。たしかにガンプラについての詳しい解説があるのでレビューであることには違いないのだが、自分にはどちらかというとガンプラの箱を映しながら、ガンプラを肴に4,50代のプラモ好きおじさんが当時のことを振り返り四方山話を一人で繰り広げると言った方が実感がある。

自分自身はSofTalk(ゆっくりの声)は苦手なのだが(どこもかしこもゆっくりだったニコニコの時代が嫌い、肉声の方が感情的な部分で勝る、現代に於いてはもっと性能の高い、肉声に近い読み上げソフトがいくらでもある)、これに関してはなぜかあまり気にならない。その理由を自分なりに考えた見たところ、それは「様式美」にあると思う。

このチャンネルの動画のレビューは一人ボケツッコミのように進行していくが、この話ぶりが一つのスタイルを獲得している。ツッコミに当たる掛け声も数パターンしかなく、それ以上のバリエーションを増やそうとしないあたり、歌舞伎のような様式の美しさを捉えてる事を配信者は確信的にやっているのではないかと思う。

自分もガンプラは何個か作ったことがあるが、基本的には塗装などはほとんどせず、せいぜい合わせ目消しと墨入れ程度、それでも自分の作ったことあるガンプラがでてきて、配信者の語り口があるとむかしを振り返ってしまう。クラスや親戚にプラモを作るのが上手い子が一人はいて、よく見せてもらったり、プラモの雑誌を見ては色々な事を覚えた物だった。プラモ雑誌には想像力をかき立てられ、人間の創造性を刺激する力があったように思う。



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