見出し画像

GODZスタッフが選ぶ2023年のベストアルバム・ベストソング

GODZスタッフが選ぶ2023年のベストアルバム・ベストソングの発表です!
今年もベストアルバムを5枚、ベストソングを10曲選びました。
こちらのnoteの方はスタッフのコメントとプレイリスト付きの【パーフェクトバージョン】です。
スタッフが悩み抜いたベストアルバム・ベストソングですので、ぜひチェックしてみてください!


hide

Best Album、Best Songともに順不同です。
Best Albumはサブスク全盛のこの時代でもちゃんと全曲通して聴きたくなるアルバムを選びました。
Best Songは2023年にGODZでよくかけたものをBest Album以外から選んでいます。
このリストから漏れた多くの名曲たちについてはまたGODZで。

【Album】
・The Awakening / KAMELOT
・ID.Entity / RIVERSIDE
・All Heads Are Gonna Roll / VOMITORY
・The Last Man On Earth / LEE SMALL
・Revelation / SIENA ROOT

The Awakening / KAMELOT
アメリカのシンフォニック・メタルバンド。
曲の良さは当然ながら、アルバムの流れも素晴らしく何度でも聴いていられます。
スウェーデン人ヴォーカリスト、トミー・カレヴィックって最高だと思ったあなたはSEVENTH WONDERも要チェック!
[必聴トラック:#2,#5,#6,#12]

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/7tt0d570hx3hC2oQx2eXX6?si=810c0bdcd5974f03

ID.Entity / RIVERSIDE
ポーランドのモダン・プログレッシヴ・ロックバンドと言えばこのバンド。
プログレッシヴ・ロックと聞いて警戒しないでください、大丈夫です。
ポーランドのチャートではたびたび1位になるくらいの人気者だけあって、聞きやすい曲がほとんですので。
僕はベース&ボーカルのマリウシュ・ドゥダが大好きです。
[必聴トラック:#1,#3,#7]

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/2GiiyvsBPkGhQzQJuZVkVv?si=a97b2c4607a44272

All Heads Are Gonna Roll / VOMITORY
あの、VOMITORYが遂に復活!
どのVOMITORYだよって思った方、それで大丈夫です。
何も考えず、10曲40分ただひたすらスウェディッシュ・デスメタルをお楽しみください。
[必聴トラック:#1,#2]

Spotifyにはありませんでした。。。

The Last Man On Earth / LEE SMALL
イギリス人ヴォーカリスト、リー・スモールのソロ・アルバム。
彼は元IRON MAIDENのギタリスト、デニス・ストラットンがやってるバンドLIONHEARTのフロントマンです。
GODZが毎月アップしている『擬似GODZプレイリスト』でも彼が参加した曲をたびたび選んでいるんで、僕は本当に彼の声が好きなんだと思います。
疲れた時はこんなアーバンなメロディック・ロックが聴きたくなりますよね。
[必聴トラック:#4,#6,#11]

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/3YP5tIHQZCZuUZzllpddUK?si=329de4ef377e4a27

Revelation / SIENA ROOT
スウェーデンのヴィンテージ・ロックバンド。
オルガンやらフルートやらが満載で70年代テイストのロックを楽しめます。
BLUES PILLSが刺さった人は絶対好きだと思いますよ。
GRETA VAN FLEETが好きな人もいけると思うなぁ。
[必聴トラック:#2, #6 ,#11]

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/2wVGURfgyZ9G8YMz5oVEhO?si=11e3726747c84a69

【SONG】(プレイリスト用に並べています)
・Coming Alive / ENFORCER
・Screaming Suicide/ METALLICA
・Walking In Circles / PHIL CAMPBELL AND THE BASTARD SONS
・Say Goodbye (おさらばしよう) / TUK SMITH & THE RESTLESS HEARTS
・Anthem / ECLIPSE
・Go Big Or Go Home / THE DEFIANTS
・Is There Anybody Out There? / BEYOND THE BLACK
・Unwanted Again / THE ONGOING CONCEPT
・ROAR (Invisibruise edition) / ULMA SOUND JUNCTION
・Die Another Day / BLIND CHANNEL

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/5lNvD82hGEX59BOUNXbABT?si=9915a2adc05b4ef2

Coming Alive / ENFORCER
スウェーデンの正統派メタルバンド。
80年代初頭のスピード・メタルを思わせる爽快なメタルチューンです。

Screaming Suicide/ METALLICA
『Lux Æterna』も『Too Far Gone?』も好きでしたが、ライブで聴きたいのはこの曲かな。
来日公演は本当にないんでしょうか。。。

Walking In Circles / PHIL CAMPBELL AND THE BASTARD SONS
モーターヘッドのギタリスト、フィル・キャンベルが息子3人とやってるバンド。
アルバム通してギミックなしのストレートなロックンロールが聴けるので、ぜひ最新アルバム『Kings of the Asylum』を聴いてみてください!

Say Goodbye (おさらばしよう) / TUK SMITH & THE RESTLESS HEARTS
アメリカ・ナッシュビルのクラシック・ロックバンド。
2020年のMÖTLEY CRÜEとDEF LEPPARDのツアーのオープニング・アクトに抜擢されるもコロナの影響で実現せず、アルバムも出せずじまいだった彼らが『しくじった青春のバラッド』で遂にアルバムデビュー。
全曲に邦題をつけた担当者にも拍手。

Anthem / ECLIPSE
スウェーデンのメロディック・ハード・ロックバンド。
現代ハードロック界を代表するバンドです。
毎度のことながら、キャッチーさと物悲しさのミックス具合が天才的。

Go Big Or Go Home / THE DEFIANTS
DANGER DANGERのメンバーたちによるアメリカン・ハード・ロックバンド。
キャッチーなハードロックソングのお手本のような曲ですね。
DANGER DANGERを知ってる人はもちろん、知らない人もぜひ!

Is There Anybody Out There? / BEYOND THE BLACK
ドイツのシンフォニック・メタルバンド。
新作から何曲MV作ったんだろ。
前作も良かったけど、今作はどの曲もクオリティー高いです!
ジェニファーちゃんも貫禄が出てきましたね。

Unwanted Again / THE ONGOING CONCEPT
GODZが毎月アップしている『擬似GODZプレイリスト』でスタッフのまりかが選曲したこの曲にハマりました。
メロウでキャッチーでさりげなくテクニカルで、グルービーなベースが気持ちよくてギターソロが情熱的。
うん、かっこいい!
ネットで調べると「アメリカのアイダホ州出身のポストハードコアバンド」って書いてあるけど、正直そういったジャンルのことはよくわかりません。。。
ただ、ジャンル分けってどれくらい意味があるのかって時代なんで、細かいことは気にせず、2023年にグッときた10曲を選ぶときに入れたくなった1曲ということで。

ROAR (Invisibruise edition) / ULMA SOUND JUNCTION
沖縄県石垣島の幼馴染み4人で結成されたというバンドのメジャー1stアルバム。
アルバムを聴くといろんなエッセンスがごちゃ混ぜになってて、そのアレンジがとても心地よいです。
幼馴染み4人っていうのもなんかいいな。
この曲はTVアニメ「ラグナクリムゾン」のオープニング曲だそうですが、まぁそれはいいか。
とにかく、今後も情熱このままにやりたいこと全部詰め込んで派手にやっちゃってください。
応援してます。

Die Another Day / BLIND CHANNEL
フィンランドのLINKIN PARK系バンド。
2021年の『ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト』で6位という好成績だったようですが、優勝したのがMÅNESKINだったので、話題はそっちに持っていかれてしまいましたね。
2023年、もっとも響いたバラード。


KEN

2023年も大量にHM/HRを摂取して1年を過ごしておりました。
今回も例年同様に多ジャンルを節操なく貪っていたのでランキングも当然そのような結果に。
皆様のメタ活のご参考になれば幸いです。

【Album BEST.5】
第1位 Chaos Horrific / CANNIBAL CORPSE
第2位 Voyage / TANITH
第3位 Nostalgia / ENFORCER
第4位 Thrash for Justice / TABAHI
第5位 Ace Monroe / ACE MONROE

第1位
Chaos Horrific / CANNIBAL CORPSE
やはり王者!文句なしです!!
(コロナの影響で)前作完成直後に今作の制作をしてので『いつもと違う雰囲気やリフを意識した』とALEXがインタビューで言っており少し不安だったが杞憂であった。
いつも通り激ヤバ。だよねー。

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/43iO2UU0AOYb5bhFtbzopb?si=ba0a620f1bc94e74

第2位
Voyage / TANITH
2023年、実はこれを一番聴いていました。
SATANのギタリスト主導で男女ツインVo.のヴィンテージHRバンド、TANITH の2nd。
70’s~NWOBHMの香りプンプンでThin LizzyやWishbone Ash辺りがお好きな方は迷わず聴いてほしい。

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/73Zh5VhpNpfgXJ5qXFuJju?si=65047a32396e4bcd

第3位
Nostalgia / ENFORCER
こちらもBack to Roots系でHMの教科書のような作品を繰り出すSwedenバンドの6th。
バライティに富んだ前作に比べて、よりアグレッシブな曲が多く攻めのアルバムである一方、タイトル曲「Nostalgia」の秀逸さよ。
一瞬で80年代に戻れる渾身の作品。

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/5D0OiZcyY26pflG800oeKL?si=932c4c9fdca54b47

第4位
Thrash for Justice / TABAHI
なんとパキスタン産の真正Thrash Metal bandの2nd。
彼らのインタビューを読むと、やはりメタル創造の根源は厳しい現実に対する怒りや絶望であって、耐え難い困難や苦難な環境が皮肉にも名曲名リフを生み出しているんだな~、と思わされる。
日本のアニメが大好きでカバーしたりしているらしいので、是非とも来日していただきたい!!
MVもサイコーなので要チェック!!

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/7pV93RugEdBTAycrUUa6cn?si=3cbf86ddaa0c4962

第5位
Ace Monroe / ACE MONROE
音楽の街、ナッシュビル/テネシー出身R&Rバンドの2nd。
初期AEROSMITHやBUCKCHERRY辺りを彷彿とさせる、R&Rでスリージー少しブルージーで、尚かつスウィングしていてザラッザラなギターが心地よいリフを繰り出しまくる。
こりゃもうアメリカの文化ですなぁ。羨ましい。
小さなクラブでテネシーウイスキーの瓶を片手に彼らの音に溺れたい…。

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/18ULjsnKDLPOILDAVP0SuD?si=d62146ca64444ff0

【Song BEST.10】
(※プレイリスト用に流れ重視なので順不同です)
(※激烈METAL⇒⇒⇒R&Rの流れになっています)
・Zwielicht~Symphony of a Dying Star / MENTAL CRUELTY
・Terrasitic Adaptation / CATTLE DECAPITATION
・Dying of Everything / OBITUARY
・Drowning / ATREYU
・Victorious / FROZEN CROWN
・Lux Æterna / METALLICA
・Rise / EXTREME
・Anthem / ECLIPSE
・Do What You Want / THE STRUTS
・Won’t Take Me Alive / DIRTY HONEY

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/1mDpX1lvbY7pbaVwkJY0bO?si=f29e8ab6f89b4a30

●Zwielicht~Symphony of a Dying Star / MENTAL CRUELTY
ドイツの若手スラミング/ブルータル/デスメタル/デスコア・バンド。
ジャンル分けの意味は最早よく判らんが、とにかくこの曲は久々にサブイボが立った!!
2曲に分かれていますが、MVを見る限りでは合わせて1曲として捉えるべきと思う。
ってかその方が一層あがる展開に涙。。。

●Terrasitic Adaptation / CATTLE DECAPITATION
サンディエゴ産デスグラインドバンドの8thから。
更にギアを一段上げたかのようなテンションはヤバすぎてオシッコ出ちゃう。
VoがCRAZYに叫び唄うとDani Filthを彷彿とさせるところがまた大好物ポイント。

●Dying of Everything / OBITUARY
アルバム5選に入れるつもりだった程パーフェクト・オビな作品だけど、この曲を聴いてほしくてSONG選に入れました。
オビっぽさも当然ありながら少しライトな気分でノれる珍しいタイプの佳曲なので是非!!

●Drowning / ATREYU
新作は随分オシャレになったけど、やっぱりセンスがあるんだな~。
どの曲も佳曲ばかりで気持ちよく、古くからのファンな私にとっては縦横無尽な彼らの才能に嫉妬するばかりです。

●Victorious / FROZEN CROWN
フェデリコとジャーダ(今や妻に)以外のメンバーを刷新した新生FROZEN CROWN。
BE THE WOLFの才能豊かなフェデリコ・モンデッリの別バンド。
表現領域は彼らに求める100%を提供してくれていると思う。
この曲は前半から後半への曲調の変化がとても美しく心に残る。

●Lux Æterna / METALLICA
僕の中でMETALLICAは殿堂入りなのでAlbumにもSongにも入れるつもりは無かったのですが、この曲は1年間ずっと頭に残ったので入れてしまいました。
曲としてはMETALLICAが今更やらんでもって所なんでしょうが。
なんて言うんでしょう。ケミストリー?
こんな単調な曲でも彼らがやると何かグッと来ちゃうんです。
予言します。10年後にGODZで流れても皆めちゃノリます。

●Rise / EXTREME
大好き過ぎて贔屓目が酷いのですが、この曲は絶品です。
少なくともこのソロは後世に残ります。マジ聴いて。
EDDIEに追い付け追い越せだったNUNOが捻り出した大傑作ソロです!!

●Anthem / ECLIPSE
Swedenのベテラン・メロハーバンドの2年ぶりの新作(9th)から。
今作も佳曲揃いの名作でメロハー好きは是非アルバムで聴いてほしいです。
この曲はライブで拳を突き挙げてシンガロングしてる自分の姿が間違いなく見えました。
ライブに行って実現したい。。。

●Do What You Want / THE STRUTS
イギリスのグラム/ハードロックバンドの4th。
今回も良質のブリティッシュ感漂うロックで全編突っ走る傑作。
この曲のようにふとQUEENを感じるのはVoスタイルのみが原因ではない。
やはりQUEEN愛以上に土壌によるものが大きいのだと思う。

●Won’t Take Me Alive / DIRTY HONEY
LA出身のR&Rバンドの2nd。
大物バンドに愛されデビューから快進撃爆走継続中の彼らは2ndも凄かった。
やはり同じR&Rでも今回選出したAce Monroe(テネシー)やThe Struts(イギリス)とは違う、どこかオシャレでカラッとした余裕が見え隠れするのは気のせい?
今後もギロリと見守っていきたいバンドのひとつ。是非。


RYOTA

2023年も傑作が多くアルバム、曲共に選出に多大なる時間がかかりました…
その分自信を持ってオススメできるベストとなっております!全曲必聴!!アガること間違いなし!!

【BEST ALBUM】(順不同)
* Zwielicht / MENTAL CRUELTY
* Megalomanium / ECLIPSE
* Fatalism / POLARIS
* Rush! / MÅNESKIN
* Ⅲ / THE WINERY DOGS

* Zwielicht / MENTAL CRUELTY
ドイツ出身のブラッケンド•デスコアバンド
流石はヨーロッパ産メタルと言ったところでしょうか、所謂デスコア的なサウンドのバンドなのですが、随所に散りばめられたクラシカルなメロディラインを多用した煌びやかなフレーズがとにかく素晴らしいです….
特にタイトルトラックの”Zwielicht”をイントロとしたM.8”Symphony of a Dying Star”の泣きメロは必聴!

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/5xdmOaBZETaNL8M6y9rx61?si=3bb93523c5a84560

* Megalomanium / ECLIPSE
いつも最高のメロハーをありがとうございます!!
今作は”コロナ禍からの復活”という意気込みを感じるような力強いボーカルのロックアンセム的な楽曲が多いアルバムという印象を受けました
M.1、M.5のメロディなんて最早エリック モーテンソン信者と言っても過言ではない僕からしたら感涙モノですよ…
個人的になんか今日ちょっと元気ないな…って時によく聴いて活力を貰っているアルバムです

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/74CeGGXtP2Kfojh5CmvcZb?si=67a6e7d460734f8a

* Fatalism / POLARIS
オーストラリア出身のメタルコアバンド
バンドとしての勝負どころと言われている3作目のアルバムにして魅せてくれました!
M.2、M.6を聴けば分かりやすいと思いますが、メタルコアを基盤としながらもDjentやエモ、EDM等様々な要素を取り入れた楽曲が特色となっています
更に今作にはR&B的な要素までも取り入れたM.9の様な楽曲があったりと、アルバムを通して聴いていてリスナーを飽きさせません
まさに新世代のメタルバンドとして頭一つ前に躍り出たのではないでしょうか

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/3LuOuIj2kUlBRor7Coaqqk?si=b196d20f86ed4b36

* Rush! / MÅNESKIN
2021年のユーロヴィジョン優勝をきっかけに急激に世界中へその知名度を拡大し、一瞬にしてアリーナクラスのバンドへ成長したMÅNESKINのこちらも勝負どころの3作目
「らしさ」全開のリズミカルなM.8”Gossip”はRATMのトム•モレロが参加した事でも話題になりましたね!
加えてM.22のようなロックバンドが売れる為の登竜門とも言うべきバラードもしっかり収録されている大大大満足の超大作です

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/4nvohYT4PWrJp3D8lYZSm3?si=9b98628427fb48ac

* Ⅲ / THE WINERY DOGS
リッチー•コッツェン、ビリー•シーン、マイク•ポートノイというロック界における超絶プレイヤー達によるスーパーバンドの約8年ぶりの新作
今作はテクニカルなフレーズを多用しつつもグルーヴ感を重視した楽曲が多い印象なのですが、M.9のような抑えたプレイのブルージーなバラードも素晴らしい…まずなんといってもリッチーの声が曲に説得力を持たせてくれます。
一曲毎にも、アルバムを通しても、しっかりと緩急が付いていて非常に聴き心地の良い1枚に仕上げているのは流石一流のベテラン勢といったところでしょうか
来日公演も素晴らしかったです!!

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/1aupLNn8vNnPyzcMdEkIYA?si=27218096f8094582

【BEST SONG】(プレイリスト用に聴きやすい流れで並べています)
1. What Do I Got To Loose? / SEBASTIAN BACK
2. Loyal to the Lie / MICK MARS
3. Watch the World Burn / FALLING IN REVERSE
4. AmEN! / BRING ME THE HORIZON
5. Wake the Dead / BLESSTHEFALL
6. Screaming Suicide / METALLICA
7. Blood of the Funeral / MARDUK
8. Chaos Horrific / CANNIBAL CORPSE
9. Chrononautilus / SCAR SYMMETRY
10. No Pain No Gain / AUSTRIAN DEATH MACHINE

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/16xcIFijTbUG8iIE5wOace?si=fec5d081b4b9489a

What Do I Got To Loose? / SEBASTIAN BACK
この声のカッコ良さには文句のつけようが無いでしょう
張りのあるシャウトは未だ健在だという事を証明してくれていますね!

Loyal to the Lie / MICK MARS
MÖTLEY CRÜEを脱退してからのソロ作品
ファンとしては内心複雑ですが、やはりリフメーカーのミックが作るギターリフはシンプルながら耳に残ります

Watch the World Burn / FALLING IN REVERSE
個人的に今年1番聴いた楽曲じゃないかと思います
正統派からは少しブレるのですが、畳み掛けるようなラップパートを経ての後半バンドインのカッコ良さはもう優勝です

AmEN! / BRING ME THE HORIZON
現代のロックシーンを語る上ではもう外せないバンドとなったBMTH
近年の楽曲のキャッチーさもさることながら、常に新しいトレンドを生み出すクリエイティブさには脱帽です

Wake the Dead / BLESSTHEFALL
キャッチーさと哀愁感をマッチさせたメロディと、ヘヴィなリフのメリハリが素晴らしいです
思わずエモい!!と言ってしまった一曲

Screaming Suicide / METALLICA
イントロから全てがMETALLICA
しかし決して古臭くなく、むしろシンセを多用する現代の音楽シーンにバンドサウンドのみで挑む漢気すら感じます

Blood of the Funeral / MARDUK
なんたるスピード!なんたる凶悪さ!
強烈なビートを刻みつつもシンバル類を多用して曲にフックをつけるドラムは個人的には今年No.1です

Chaos Horrific / CANNIBAL CORPSE
衰える事を知らない相変わらずキレ味抜群のデスメタル
この独特の生々しいサウンドはCANNIBAL CORPSEの最大の魅力のひとつではないでしょうか

Chrononautilus / SCAR SYMMETRY
前作から10年近く待っていました…
さらに進化を遂げた唯一無二の楽曲スタイルは様々なメタルヘッズに刺さると思いますよ

No Pain No Gain / AUSTRIAN DEATH MACHINE
流石はティム・ランべシス(AS I LAY DYING)!
MVのおふざけ感も注目どころではあるバンドですが、アグレッシブ過ぎる男臭さ全開のメタルコアサウンドはまさに筋肉!!


MARIKA

2023年は海外からの観光客が戻ってきたお陰でリアルタイムで旬のバンドの情報を得る事ができるようになり、来日公演もバンバン決まり、やっと日常が戻ってきたように感じた1年でした。
特に意識はしていなかったのですが、ゆったりと落ち着いた曲をよく聴く年でもありました。好みが変わったわけではないのですが、不思議ですねぇ。

【Album】 (順不同)
Sky Void of Stars / KATATONIA
Holocene / THE OCEAN
Fauna / HAKEN
Again / THE ONGOING CONCEPT
Helvegr / TSJUDER

Sky Void of Stars / KATATONIA
ついに2月に初来日するスウェーデンのゴシックメタルバンド…なんでしょうか?どうカテゴライズしたら良いのか、大好物の割に未だによくわかっていません。最近のこの手のバンドは長尺で壮大な曲を作る傾向がありますが、全曲コンパクトに纏まっていて好印象。まずはアルバムを通して聴いてメランコリックな世界観に浸っていただきたい、そんなアルバムです。

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/4sgN1iLsVCGlVsd5rUVjEQ?si=03248d8f7d4f4f9b

Holocene / THE OCEAN
ドイツのプログレッシヴ/アトモスフェリックスラッジバンド。前作より少し大人しくなり、穏やかに本を読み聞かせてくれているような印象もありつつ、やはりそこはTHE OCEAN。骨太なサウンド、ドラマティックな展開、静と動の対比が素晴らしいです。ぜひ全身で音を浴びたいですね。また来日してくれ!たのむ!

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/5OPHuQR01j9LWVrqPy1hjK?si=0355fdf12a124b75

Fauna / HAKEN
4月に初来日が決まっているイギリスのプログレッシヴロックバンド。2016年あたりからGODZでも話題になり、アルバムが出るたびに聴いていたもののそこまで刺さらず…。しかし今回は見事にブッ刺さりました。70年代プログレロックの下地がありつつもモダンなサウンド、耳に残るキャッチーなフレーズのバランスが絶妙です。ぜひライブで堪能したいですねぇ。

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/1D6GPDFiVMop2W4ESKbwaO?si=1e21e2d1df064dfd

Again / THE ONGOING CONCEPT
アメリカのハイパーおしゃれで爽やかなポストハードコア/メタルコアバンド。硬派なメタラーが聴いたらチャラついた印象を持たれるかもしれませんが、イマドキなサウンドの中にもしっかりアメリカのバンド特有の「ちゃんとロックしてるニオイ」を感じます。パワー全開でイケイケなアルバムなので、ドライブ中のBGMなどにめちゃくちゃお勧めです。

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/7vbYy5ImmDvMJCl4b8Lej6?si=0ccf127bdabb4e6c

Helvegr / TSJUDER
ノルウェーの爆速ブラックメタルバンド。初見では誰もがバンド名の読み方がわからず字面で覚えるこのバンド、未だに腑に落ちないですが「シューダー」と読みます。ベテランなのに日本であまり知られていないのが悲しい…。とにかくアルバム通して気持ちいい程に荒々しく突き進んでいくので幸福感高まります。治安が悪そうな爆速脳筋ブラックメタル好きにお勧めしたいアルバムです。サウンドも良好で聴きやすい(?)ので、入門編としてもぜひ。お勧めは#6です。

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/7nVhgQYrBJNhcTIa9I2BU0?si=dbbbf27baaa04824

【Song】 (順不同)
Blood of the Funeral / MARDUK
Katharsis / KEEP OF KALESSIN
Om Kali Maha Kali / CULT OF FIRE
+ kristallfågel + / VILDHJARTA
I'm Done With You / RIVERSIDE
Aqua Regia / SLEEP TOKEN
Endling / KVELERTAK
The Wrong Time / OBITUARY
Citizen... Down! / BIO-CANCER
Roses / NASTY

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/33SowYBdvg1Nxe7Ha8tYLX?si=bfe4775474774e3a

Blood of the Funeral / MARDUK
スウェーデンのブルータルブラックメタルバンド。アルバムがリリースされてすぐの来日公演でこの曲を生で聴き(浴び?)、あまりの凄まじさに「これはもう誰がなんと言おうと今年のベストソングNo.1だ」と確信。爆撃のようなサウンドの中で美しく響くライドシンバルの刻み…匠の技が光ります。見事に蜂の巣にされました。天晴れです。

Katharsis / KEEP OF KALESSIN
ノルウェーのメロディックブラックメタルバンド。8年振りの新譜でまだ活動してたんだ〜とのほほんと聴き始めたら、あまりの完成度の高さに驚きました。ハッキリ言って「邪悪なブラックメタル」が好きな方には全くオススメできませんが、壮大でメロディがしっかりしたドラマティックなサウンドが好きな方には、ブラックメタル好きでなくてもぜひ聴いてみて頂きたい曲です。

Om Kali Maha Kali / CULT OF FIRE
ヒンドゥー教をコンセプトにした、一風変わったチェコのエピックブラックメタルバンド。画像検索するとわかる通り、愛の深さと拘りが尋常じゃないです。この曲は特に宗教音楽色が強くメタルと言えるか正直かなり怪しいのですが、とても気に入っているのでベストソング入りとなりました。オタクを愛するオタク心です。2019年に来日した時より格段にパワーアップしたらしい「ありがたいオーラ」が出まくっているステージセットをぜひ拝みたいですねぇ。

+ kristallfågel + / VILDHJARTA
スウェーデンのプログレッシヴデスメタル(Djent)バンド。MESHUGGAHをより万人受けしない感じに進化させたような音楽性ですが、耳に残るメロディが散りばめられてて実は聴きやすいのではないかと錯覚してしまう恐ろしいバンドです。どうして曲として纏まるのか全く理解できなくて困惑するのですが、ちゃんと成立させているところが変態…いや天才。スウェーデン語の歌詞というのもポイントが高いです。匙加減が絶妙です。

I'm Done With You / RIVERSIDE
ポーランドのプログレッシヴロックバンド。ベストアルバムに入れようか最後まで悩んだのですが、一番聴きやすくてメタラー受けしそうな曲をベストソングに入れてみました。独特の暗さとエキゾチックなメロディ、一筋縄ではいかない曲を中和するボーカルのさっぱりとした素直な声質と、メロトロンによる浮遊感。いやぁ…センスの塊ですねぇ…。

Aqua Regia / SLEEP TOKEN
イギリスのポストメタルバンド。2023年はSLEEP TOKENの年と言っても過言ではないほど話題になって、フェスでも引っ張り凧でしたね。前作と比べてアルバムとしての聴かせ方が格段に向上した印象です。これもベストアルバムに入れようか非常に悩みましたが、特によく聴いた曲を選んでみました。メタルかと言われたら怪しいのですが…いつ何時聴いても沁みる良い曲です。

Endling / KVELERTAK
ブラックメタル・ハードコア・パンク・ハードロック・ロックンロールなど様々な要素を取り入れたカテゴライズが非常に難しいノルウェーのバンド。あらゆるジャンルの要素が喧嘩せずにちゃんと融合しているところが凄いですよね。北欧らしいメランコリックさとエネルギッシュなボーカルによって生み出される独特な世界観、KVELERTAKらしさ全開です!

The Wrong Time / OBITUARY
1月に3年振りの来日となるアメリカのベテランデスメタルバンド。この曲を先行リリースで聴いた瞬間に「これこれ、これだよ!」と思わずガッツポーズをしてしまいました。決してダルさは感じない独特のもっさり感とこれまた独特な声質のボーカル、そしてやたらメロディアスなギターソロ。正にOBITUARYといえば!の要素がふんだんに詰め込まれています。最高!

Citizen... Down! / BIO-CANCER
ギリシャのスラッシュメタルバンド。2015年にアルバムを出して以来全く音沙汰がなかったので解散してしまったのかと落ち込んでいたら、まさかの新譜が!どこから声出てんだ…?と心配になるハイテンションなボーカルはそのままにバンドサウンドはかなり洗礼されていて、立派になったなぁ…!と嬉しくなってしまいました。これからも推し続けていきます。解散しないでね!

Roses / NASTY
ベルギーのビートダウンハードコアバンド。ガツガツと拳で殴りつけるような攻撃的なサウンドがとにかく素晴らしい!この曲を聴きながらジッとしているのは至難の業です。数年前に海外で観た時はムキムキのお兄ちゃん達とタフなお姉ちゃん達がバチボコにモッシュして流血してたのでひたすらビビっていたのですが、次は私も流血するかもしれません。最高にカッコイイです。


HIDEKI

【Album】 (順不同)
・Superbloom / Silent Planet
・Take Me Back to Eden / SLEEP TOKEN
・The Noble Art of Self Destruction / HOLDING ABSENCE
・Addictions / EVILGLOOM
・he Seventh Sun / BURY TOMORROW

Superbloom / SILENT PLANET
カリフォルニアを拠点に活動するプログレッシブ・メタルコア・バンド。
今作で5枚目となるアルバムでは不協和音とも取れる電子サウンドにDentなギターリフを組み合わせ独特なサウンドで展開されるアルバムですがメロディはキャッチーでどこか宇宙的な心地よさのあるアルバムは必聴です。

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/4ETK2kXJrYlgwEzESXX6s5?si=3aaa002f642e4ac7

Take Me Back to Eden / SLEEP TOKEN
昨年最も注目度の上がったUKバンドではないのでしょうか?楽曲センスはどれも素晴らしくメタルファン以外も好きな人は多そうですね。
ヴォーカルの表現力がとても高くサウンド自体はシンプルなのが多いですがそれでも聞き応え抜群ですね。
ちなみにSpotifyの再生ではMETALLICAよりも聞かれたアルバムみたいです。

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/4aiWIMIUSu7gV93KTDH7UA?si=55eff410c59f407b

The Noble Art of Self Destruction / HOLDING ABSENCE
UKポストハードコアバンドで今作で3枚目となるフルアルバム、エモ・スクリーモ好きにこそ刺さるサウンドでミドルテンポに大振りのヴォーカルワークは聞いていて熱くなるものがあります。

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/3tecQPdMCi2auTwHjqEv7u?si=f688b374679e4318

Addictions / EVILGLOOM
福岡県発のメタルコアバンド。
まだ若いながらに独特な渋いサウンドはオリジナリティ溢れて最高にかっこいいです。
テクノの要素にLowチューニングのギターリフやラップ、テクノを織り混ぜNuMetalの新しい形を示しています。今作からクリーンボーカルの要素も加わり表現力の幅が広がりました。

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/0CnBeHdfw73usDJBPGD39c?si=21a8c8d54055457a

The Seventh Sun / BURY TOMORROW
UK発のメタルコアバンドで今作で7枚目となるアルバム、タイトルにも書いてあるとおり分かりやすいですね。
昨年は僕の中でUKが暑かったですね。
今作からメンバーが変わり、ギター兼クリーンボーカルが抜けてどうなるのかと思いきやギターとヴォーカルをそれぞれ別で増やし見せ方を変えてきたのには驚きました。
サウンドもかなり攻撃的になりライブでのパフォーマンスも向上しました、今最もライブを見てみたいバンドです。

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/5WDr8crGsbYdD1pacJdFxK?si=1e918355bb7f4a2a

【Song】 (順不同)
・Antimatter / SILENT PLANET
・The Summoning / SLEEP TOKEN
・ A Crooked Melody / HOLDING ABSENCE
・Malignant / EVILGLOOM
・Abandon Us / BURY TOMORROW
・厄災(Yakusai) / KNOSIS
・The Void / SPIRITBOX
・Meet Your Maker / IN FLAMES
・Rumble / PALEDUSK
・Deep In The Willow / KNOCKED LOOSE

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/2HZzAxRcWOZ8G7ZBCEr159?si=9f279d5aa69c433f

・Antimatter / SILENT PLANET
不穏なシンセから始まり一貫したリズムから曲が展開されて行くのはシンプルなようでかなりテクニカルなことをやってる印象でした。
後半につれてどんどん激しくなりエモーショナルになって行く様は聞いてとても心揺さぶりました。これは何回でも聴きたくなる曲です。

・The Summoning / SLEEP TOKEN
この曲でこのバンドを知った人も多いのではないのでしょうか?
強靭なグルーブにヴォーカルワークが秀逸でどこの層にも刺さりそうな楽曲はセンスを感じます。そして何より最後の展開はみんな度肝を抜かれましたね。
6分30秒もありますが全く長く感じさせないのはさすがです。

・A Crooked Melody / HOLDING ABSENCE
2022年にリリースされた曲を2022年ベストでも上げさせてもらいましたが、今作もかなり良くメロディがとにかく気持ちいい、大ぶりなサウンド+エモーショナルなメロディは最高の足し算です。
展開自体はシンプルながら常に全力のヴォーカルワーク必聴です。

・Malignant / EVILGLOOM
イントロからツーバスで畳み掛けさらにワーミーなどの要素を入れイントロから全力なのがいいですね。
テンポチェンジ、ラップ、そしてサビなんでもやり放題ですが綺麗にまとまっていてさすがです。
日本の若手も全然負けてませんよ。

・Abandon Us / BURY TOMORROW
イントロから攻撃力の高いリフで畳みかけ、勢いを落とすことなくサビでキャッチーなメロディで締めくくる。この曲でBURY TOMORROWが目指す音楽性が見えてきます。
このバンドを聴いたことない方は是非この曲からおすすめします。

・厄災(Yakusai) / KNOSIS
元Crystal LakeのボーカルRyo Kinoshitaによるプロジェクト、動き出してないのに関わらず流石のカリスマ既に絶大な支持をけています。
楽曲自体はインダストリアルメタルに少し近くDEF TONES好きには刺さりそうです。不規則なリズムパターンにこの曲からクリーンパートを入れ聴きやすくなっています。
何よりライブが素晴らしいので是非見にいって欲しいです。

・The Void / SPIRITBOX
SPIRITBOXには珍しい疾走感溢れる曲で、最近よく使われているブレイクビーツのドラミングをうまく活用し、全編クリーンボーカルのみで展開されています。
新曲を出すたびにヴォーカルの表現力の高さに驚かさされます。
昨年から元AS I LAY DYINGのベーシストが弾いてることもあり注目度が上がってる印象です。

・Meet Your Maker / IN FLAMES
みんながIN FLAMESに求めるものが詰まっている楽曲が出てきたなとスタッフの間でも話題になりました。
しっかりとモダンに仕上げてきてくれたのは嬉しかったです。どこをとっても聴きやすくて昨年1番聴いた曲かもしれません。

・Rumble / PALEDUSK
おもちゃ箱みたいな目まぐるしく変わる展開は聞き手によってはごちゃごちゃしてるようにも聞こえますが、一貫性はある中でまとまっている不思議な感覚になります。これは唯一無二のセンスですね。
言葉で説明するのが難しいので一度聞いてみてください、絶対何か感じるものがあるはずです。

・Deep In The Willow / KNOCKED LOOSE
これぞKLサウンド、いい意味で期待通りのサウンドを出してくれてます。
暴力的なサウンドに途中ベースとドラムだけになるパートはさすがです、引き算がうまいですね。
年々規模がデカくなっている中でブレずにこの音楽性でやってくれるのは嬉しいですね。


RYOTARO

【Album】(順不同)
・Fegefeuer / FEUERSCHWANZ
・Sky Void of Stars / KATATONIA
・Polar Veil / HEXVESSEL
・Skalds of Metal / PEYTON PARRISH
・Valkama / TENHI

Fegefeuer / FEUERSCHWANZ
2作連続でドイツのナショナルチャートで1位を獲得し、今最も勢いのあると言っても過言ではないフォークメタルバンド。
活動は意外と長く今年で結成20周年になるのですが、元々はIn ExtremoやSaltatio Mortisに代表されるドイツのメディーバルロック(中世時代の世俗曲や教会音楽、バグパイプ、ハーディガーディなど民族楽器とロックを融合させたジャンル)シーンから登場しドイツのローカルなシーンで活動していたのですが、前作からメタル界大手のナパームレコーズと契約しワールドワイドな活動へシフト、いまやヨーロピアンメタルはナパームレコーズの働きかけもありPowerwolf、Alestorm、Windroseなどのコンセプトを持ったバンドが主流の時代になっており、その追い風を受けて中世ヨーロッパやファンタジーの世界から出てきた騎士さながらの風貌を纏ったドイツのメディーバルロックシーンも一緒に盛り上がってる印象です。その中でも人気、実力ともに頭ひとつ抜きん出ているのがこのFeuerschwantz。Sabatonを彷彿とさせるオープニングトラックから、本作でのハイライトと言える#3、バグパイプが乱舞するイントロ#5など本作もフォークメタルの陽気さとドイツ語歌詞ながら迫力のあるパワーメタルが上手く調和した強力作です。

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/1YsPKhmJ0oVvkpi4HfTF0H?si=7a1b9179fed84c78

Sky Void of Stars / KATATONIA
ついに初来日が決まりましたね。あなたはKatatoniaのどのアルバムが好きですか?
このバンドに関してはまずどのアルバム、時期が好きかでもだいぶ意見が分かれるとは思います。ゴシックドゥームデスからスタートしたKatatoniaの活動は次第にインディー/オルタナ、ポスト、シューゲイザー的アプローチを取り入れながら現在に繋がる独自のプログレッシブでメランコリックなサウンドを形成。ゴシック、ドゥームデス系が主流だった時代のバンドにとって音楽の主流の変化と共にサウンドの方向性を変えていくのはある種常套手段、 特にKatatoniaが他のバンドと一線を画していたのは鬱とした雰囲気を常に纏っていたことだと思っています。それが後のデプレ系ブラックメタルの基盤にもなったりと多方面に影響を与えてるのも事実。
今作でもその専売特許とも言えるメランコリーは健在、更に現代的にフォーカスしたなインディー系へのアプローチとメランコリックなプログレメタルが見事に絡み合い前作の方向性をよりフォローアップしてます。
ミックスマスタリング前作に引き続きJacob Hansenが担当。

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/0ai46md0vO01nn3VHgJ3Qp?si=5f85ad71457c4878

Polar Veil / HEXVESSEL
アルバム毎にアプローチを変えつつ60年代〜70年代嗜好のサイケ・フォークやヴィンテージなロックを演奏していましたが、今作ではプリミティブなギターに冷たいトレモロリフ、まるでBurzumのようなアンビエントブラックを彷彿とさせる不穏なキーボードなどブラックメタルの要素を取り入れていますが、ボーカルは決して金切り声など発せず従来通りクリーンボーカルを採用。そしてサイケにも通づるアトモスフィアなサウンドによってhexvesselならではの独特な雰囲気が漂っています。
バンドの設立者でもありフロントマンのMathew JosephはアヴァンギャルドブラックメタルDødheimsgardやプログレッシブブラックメタルCodeで活動してこともあり、実はブラックメタルシーンと密接に関わっていた実績があるためこの方向性でもなんら違和感を感じることはなく、むしろ本領を発揮してるようにも感じます。
現在彼が在籍しているポストパンクバンドGrave Plasuersも2023年に新譜をリリースしててこっちもかなり良かったりとマルチな才能もあり今後の活躍が楽しみです。

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/51wINV0jUr248w5cIXywbi?si=7b2b8f5431524d7e

Skalds of Metal / PEYTON PARRISH
スカンディナヴィアに古くから伝わるヴァイキングの伝承歌「My mother told me」のカヴァーが海外のテレビドラマ、ヴァイキングスに起用され知名度をあげた人物。
これはタイトル通りヴァイキングのテーマを取り入れたメタルアルバムですが、ヴァイキングメタルという先入観は持たずに聴いてほしいです。
というのも一曲目から繰り広げられるのはヴァイキングメタルコアと標榜した完全なるメタルコア、以降はWardrunaなどの音楽をより聴きやすくしたような音楽とモダンなメタルサウンドを織り交ぜてシネマチックに展開。
もともとカントリー出身で、ヴァイキングに限らず様々なカヴァーをしたり特にジャンルというものに固執はしていないみたいですが、このパワフルな歌声ともろヴァイキングみたいな見た目は勿体無いので是非ともこの路線は続けてほしいものです。あわよくばここからヴァイキングメタルに興味を持つ若者が増えればいいのに、、

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/5n3awnCz23nk1skj0xEbbj?si=01c8d769a2154b2f

Valkama / TENHI
ノルウェイジャンブラックメタルバンドUlverの1stの北欧の薄暗いフォークとブラックメタルの融合、2ndの全編アコースティックなダークフォーク/ネオフォークの作品はは僕にとってメタルという概念をぶち壊してくれた特別なアルバムであり初めて聴いた時に受けた衝撃はいまだに忘れることはありません。このフィンランドのバンドは初期Ulverの遺伝子を継ぐバンドの一つ。
アンビエントな作風だったSaivaから12年ぶりの本作は暗く儚いスローテンポなアコースティックギターにクラシカルなピアノやストリングスが加わるシンプルながらも深みのあるネオフォークになってます。

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/0eyYUFhbQUn3zZEl5ygbGI?si=5b02fe96b38643d4

【SONG】(順不同
1. Friend or Foe? / RIVERSIDE
2. The Girl Without a Past / A.C.T
3. Forever Eighteen / THE RUNAWAY WILD
4. In Tartarus / THE NIGHT ETERNAL
5. Maxine (Witch Queen) / GREEN LUNG
6. The Virgin's Tower / TUATHA DE DANANN
7. Heksen / TROLD
8.Warlocks Grim & Withered Hags / HELLRIPPER
9. Harva päättää hyvästeistään / VORNA
10. A Song of Death on Winds of Dawn / BLACKBRAID

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/6i8vPkhwJRarP1nVzMBWXK?si=f043ae7f8919479d

Friend or Foe? / RIVERSIDE
2023年スタートして一発目の衝撃でありながら個人的には去年一番聴いた曲です。
今作はこれまでのRiversideの中でも特にユニークなアルバムになっており、自らのルーツにより焦点を当てて解放したかのようなこの曲はクラウトロック由来のテクノ、エレクトロな要素を大胆にも盛り込んだ楽曲になってます。

The Girl Without a Past / A.C.T
スウェーデンのプログレッシブハードロックバンド。
プログレ由来のファンタジックな色彩に彩られたカラフルでポップな楽曲は今作でも健在。
ACTを聴いてると子供の頃の夢のようなノスタルジーを感じつつ幸せな気持ちになります。

Forever Eighteen / THE RUNAWAY WILD
ネオンカラーが目をひくジャケットに心打たれこれは聴かなきゃいけないという使命感陥り前情報は何もなく聴いてみると全編を通して良質な80'sシンセサウンドがとにかく素晴らしい。
それもそのはず、蓋を開けるとメロディアスロックプロジェクトMagic Danceで活動していたJonathan Siejkaがやってるプロジェクトでした。このThe runnaway wildはフロンティアレコーズに在籍してメロハー路線に進んだ後期Magic Danceとは違い初期の80年代の映画音楽に影響を受けたシンセポップ、シンセウェイブ路線を継承しています。
そもそもMagic Danceは好きなバンドで新譜も楽しみにしてたのでまさかこんな形で出会うとは…

In Tartarus / THE NIGHT ETERNAL
ドイツのヘヴィメタルバンド。
In SolitudeやAngel witchなどのオカルティックなヘヴィメタルを継承するサウンドですが、残響感のあるサウンドとねっとりとした歌い方からゴシック的な要素も感じられ同郷のLunar shadowや来日の記憶も新しいUnto others、Triburationなど好きな人には是非聴いて頂きたいです。

Maxine (Witch Queen) / GREEN LUNG
フォークホラー映画に触発された世界観を提示するイギリスのドゥーム/ストナーバンドの3枚目。
全編アルバム通して素晴らしい作品ですが、この曲はイントロからノリのいい軽快なリズムに、耳にこべりついて離れないレトロなシンセのメロディが最高です。若干Ghost感強めな感じはしますが

The Virgin's Tower / TUATHA DE DANANN
ブラジルのケルティックフォークメタル。
従来どおりケルティックパンクやプログレ、メロパワなどの要素を内包したフォークメタルですが、今回はエクストリームな要素も追加してて比較的初期に回帰してる感じもあって良かったです。

Heksen / TROLD
2019年結成デンマークのフォークメタルのデビューアルバム。
バンド名そのままフィントロールタイプのフォークメタル。1曲目のイントロから2曲目への繋がりからもう最高です。既に飽和状態のフォークメタルシーンですが、ソングライティング能力はピカイチ。すでに次作が気になります。

Warlocks Grim & Withered Hags / HELLRIPPER
NWOBHM、スラッシュメタル、ブラックメタル、スピードメタルあらゆるメタルの初期衝動を詰め込んだ猪突猛進型スコットランドのワンマンブラック/スラッシュ/スピードメタルバンド。
とにかく終始勢いが凄まじく圧巻。若干荒削りな部分はありますが、そこもまたオタク心をくすぐってくれます。それでもリフはしっかりとかっこいいのでこれは一瞬で惹かれました。

Harva päättää hyvästeistään / VORNA
フィンランドのペイガンブラックメタルの4枚目。
今作ではブラックメタル色は後退し、クリーンボーカルを多用したフィンランドらしいノーザンメランコリックなサウンド、フィンランド語での歌唱がこの世界観にかなりマッチしてます。そして美しい。

A Song of Death on Winds of Dawn / BLACKBRAID
WOLVES IN THE THRONE ROOM や PANOPTICON に代表されるアメリカの自然崇拝型ブラックメタルいわゆるカスカディアンブラックメタルの影響されつつもネイティブアメリカンをテーマに独自のアトモスフェリックブラックメタルを奏でるバンド。
疾走パートからのフルートを用いたスローパートの緩急をつけたりと割とありきたりな展開ですが、全く飽きることなく聴けます。


SEINA

2023年は色んなジャンルを聴くことを意識したつもりでしたが、何度も聴いたアルバムや曲がどうしてもハードロックに寄ってしまうので少し悔しい気持ちもあります。
聴く音楽の数は去年より増やせたので絞るのが大変でしたが、私が特に聴いた音楽をベストとして紹介させていただきたいと思います。

【Best Album】
★ Take Me Back To Eden / SLEEP TOKEN
・SIX / EXTREME
・Drive / THE DEFIANTS
・Pretty Vicious / THE STRUTS
・F.U.B.A.R. / HELL IN THE CLUB

Take Me Back To Eden / SLEEP TOKEN
SLEEP TOKENはイギリス出身のバンドです。聴く人によってどのジャンルに振り分けるか変わるような少し難しいバンドです。
2023年私が最も聴いたバンドと言っても過言ではありません。
特にこのアルバムは通しで聴くことを強くおすすめします。初めて聴いた時は悪い夢を音楽にしたような…憂鬱感みたいなのを感じました。音作りや展開はいい意味で気持ちが悪くてクセになります。
もしも気になったら1stも是非聴いてみていただきたいです。バンド名にSLEEPと入っているだけあって落ち着いた曲が多いアルバムなのでこのバンドだけでたくさん味変できますよ。
どのフェスにも名前が載っていたり単独公演は即時完売だったりと海外では大ブレイク中ですが、日本ではまだあまり認知されていないようです。SLEEP TOKENに影響を受けたバンドが今後増えていきそうですね。
日本で流行ってくれる日が楽しみです。
おすすめ【♯1 ♯2 ♯3 ♯4 ♯10】

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/3VBLF6xK6LYCxXYbUlG0Fy?si=371656254492466a

SIX / EXTREME
2023年の来日公演も盛り上がり、老若男女をキャンキャン言わせたEXTREMEのアルバム、とってもよかったです。
派手なギターとGary Cheroneの衰えを感じさせないボーカル、80年代のサウンドを好む人間の期待も裏切らないアルバムでした。
おすすめ【♯1 ♯2 ♯3 ♯6】

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/7Dphj4tsoeoSmQ7BE746Vw?si=dca9ece88ad643e5

Drive / THE DEFIANTS
2000年くらいから活動してるのかと思いきや、2015年から活動している新しいバンドだそうですね。
2000年以降のバンドは新しいバンド扱いなのですが、この感覚はおかしいですかね…
ギターの派手さ具合とかザ・アメリカのハードロックって感じでサクッと流せる聴きやすさです。
おすすめ【♯1 ♯3 ♯8】

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/7IHmoU0t2kH8TXbx5WekWR?si=a17ab394e8504ec4

Pretty Vicious / THE STRUTS
これは大好きです。音が丁寧でどの曲も間違いありません。曲調も前向きな曲ばかりなので単純に「明るいのが聴きたい」と思った時は聴くようにしていました。80年代ってより少し70年代ぽさもあって人によってはどこか懐かしさを感じるかもしれません。
ライブになるとクオリティの維持が難しそうな楽曲が多いですが、このクオリティのものを観れるならライブで直接彼らの演奏を聴いてみたいです。
おすすめ【♯1 ♯5 ♯6 ♯10】

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/21WNHkHs6kWGfN0iQfwL5b?si=ccd460398c8a435d

F.U.B.A.R. / HELL IN THE CLUB
イタリア出身のメロディアスハードロックバンドです。勢いや派手さは私が今回紹介したアルバムの中でも一番なのではないでしょうか。ボーカルも演奏もいい意味で力任せ感がありますが、サビはキャッチーでアルバム一枚聴ききるのは全く苦ではありません。
メロディアスハードロックの感想でよく「爽快感」と言われますがまさに爽快です。
爽快!派手!などありがちな感想ばかり出てきてしまうのが恥ずかしいです。
おすすめ【♯1 ♯3 ♯4 ♯7】

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/5dDCQlfV4ZHbVFQB2jfyUA?si=c1a8f3f348a24e05

【Best Song】
どちらかと言うと、Best Songの方が厳選が難しかったですね。
順位はつけられませんでした。
何となく私が思う聴きやすさ順で並べてみます。

・If You Want Me Too / STATION
・Final Pitch / ARCH ECHO
・Someday / SEVENTH CRYSTAL
・Cocaine Blues / AMERICAN BOMBSHELL
・Rockbottom / SAVAGE HANDS
・GOSSIP / MÅNESKIN
・Fall Like Dominoes / OCEANHOARSE
・Black Thunder / THE HU
・Should I? / ÆTHER REALM
・Living in a Memory / TO KILL ACHILLES

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/4zPj5Onmr5qf1Wc3KFsi1C?si=490ebb0320924e89

If You Want Me Too / STATION
この曲が収録されたアルバムの邦題、「時を駆けるロックン・ロール」なんです。まさに80年代からやってきましたみたいな音でとてもお気に入りです。やっぱり自分はこのようなポジティブなハードロックが大好きなんでしょう…
なんとなくDEF LEPPARDぽさがあって耳が安心します。アルバム単位でもおすすめです。

Final Pitch / ARCH ECHO
第一印象は頭がいい音楽でした。
色んな音が聴こえてくるので少し神経を使う音楽だと思っています。
「歌がないのは苦手」て方にこのバンドをおすすめするとしたらこれを流すかもしれません。軽快な音楽にAnthony Vincentの力強いボーカルが相性ぴったりです。

Someday / SEVENTH CRYSTAL
スウェーデンのバンドです。
北欧のバンドは音が特に美しいと知りました。ポップだけどメタル…?私のボキャブラリーではまだこのバンドの聴きやすさを上手に表現できなさそうです。

Cocaine Blues / AMERICAN BOMBSHELL
曲もバンドもインパクトが強めです。
ギターが派手すぎますね、たまにこういうやんちゃなバンドを聴きたくなることもあります。

Rockbottom / SAVAGE HANDS
アメリカのポストハードコアバンドです。
まだ「ポスト」とつくジャンルについてあまり詳しくないので、「これがポストハードコアか」という感じでした。病んでないBRING ME THE HORIZONって感じで音楽は若者ウケもしてそうです。

GOSSIP / MÅNESKIN
若者ウケ続きかもしれませんね。今年も話題を集めてギラギラでした。刺激的なMVも込みでお気に入りの一曲です。
奥に眠った厨二病心をくすぐってくるような、音楽で反抗期してますみたいなスタイルが大好きです。

Fall Like Dominoes / OCEANHOARSE
こちらはフィンランドのバンドです。
歌い方には少しクセがありますが、サビのメロディはキャッチーでそれが聴きやすさになってるのかと思いました。
もっと知りたくなるミステリアスさもあるバンドです。2024年は彼らの音楽をもう少し探りたいです。

Black Thunder / THE HU
民族音楽ぽさのあるメタルの良さに気づいたのです。THE HUを初めて聴いた時は衝撃的でした。聴いたことない楽器が聴こえてくるメタル面白いですよね。この曲に参加しているDaniel DL LaskiewiczやSerj Tankianも普段からちょっと民族感がある不思議な音楽に携わっているので、奇才寄せ集めのような一曲ですね。

Should I? / ÆTHER REALM
疾走感や勢いMAXで激しいメタルだと思いきや、突然落ち着きのある優しいボーカルやギターが入ってきて困惑です。展開が読めない曲が多いバンドなので聴き甲斐もあります。

Living in a Memory / TO KILL ACHILLES
歌なのかも怪しい、病んでる感情的なボーカルもよく目立ちますがドラムが特にかっこいいです。同じアルバムに収録された音楽にはメタルコアっぽく聴きやすいものもあるのですが、少し切ないメロディに病みボーカルの叫びがマッチしたこの曲が特に良かったです。

年間ベストに取り組むのは今回で二回目ですが、以前より幅広く、かつわかりやすく皆さんに私の好きな音楽たちをお伝えできたことを願っています。
2024年はさらに未知なジャンルのメタルを探っていきたいと思います。大好きなハードロックで時々休憩しながら…


GODZスタッフのチョイスはいかがでしたでしょうか。
何か気になるものがあったらぜひチェックしてみてくださいね。
GODZでもこのベストアルバム・ベストソングのお話ができればと思っています。その際は皆さんの2023年ベストも教えてくださいね!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?