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元リクの友人たちと信国乾一郎
先日、元リクで今は楽天の常務やってる、高橋理人くんに会いにニコタマの楽天本社を見学した。昔、祐天寺の小さなビルにあった頃は何度か行ったことある楽天だけど、最新鋭のビルで社内には英語の貼紙があった(笑)。一昨日、元リクで一番仲のよい澤田美佐子さんと会った。昨日は、やはり元リクで、現在は、ローソンHMVの常務やってる大野誠一くんがデメ研に来て、遅くまで韓国田舎料理を食べながらおしゃべり。なんだか、元リクルートの連中と会いまくり。我が家の隣人も、元リクで、大野くんの部下だったという奇遇もあった。
大野くんと、いろいろコンセプト・バンクの企画を話していて、「ああ、これは、信国がやるべき仕事だよな」と思うことが多々在り。信國乾一郎は僕の弟子で、「橘川さんが死んだら、お別れ会は僕が仕切って盛大にやるから」と言っていた男だが、44歳でさっさと逝ってしまった男。リクルートで「じゃまーる」を開始したので、僕の「ポンプ」を見せたら、全号貸してくれと行った持っていってしまい、社内で徹底的に分析をした男。大阪でやった「21世紀企画書」の出版パーティには、自分の部署を臨時休業して、全員で参加してくれた男。
僕は、喧嘩したり行き違いで別れた人でも、いつかまた再会してやるという自信はあるが、死んでしまった奴とは、再会出来ない。生きている自分が、何度も、自分の中で再会するしかない。人が生きるとは、誰とどう付き合うかだけ。信国や市川は死んでしまったけど、僕は死ぬまで、何度でも飲み会に誘うから。
元リクの連中と会うと、信国との幻のプロジェクトが亡霊のように浮かんでくる。
深呼吸する言葉、再読。
「人が死ぬと、その人の持っていた経験やノウハウや知識が、すべて無に帰す。ただ、その人がみつめていた想いだけが、生きている僕らに残される」。
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