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お花見と「散歩の教室」

 お花見の季節で、中目黒周辺の目黒川は、日中、大変な騒ぎである。あちこちの桜の名所ランキングで一位になって、ますます集まる。外国人も、外国のサイトで「この季節は中目黒に行け」と案内しているようだ。花見というと、上野公園のように席取りして宴会やるのが一般的だったが、川沿いや市ヶ谷の土手のように、散歩しながら桜を楽しむには、公園のような平な面積より、直線コースのほうが塩梅がよい。

 それで今年は、Facebookで呼びかけて早朝お花見散歩を企画した。中目黒駅に午前7時に集合して、散歩しながら、目黒駅に抜けてモーニングサービスをいただくというコースだ。早朝なら人もすくないだろう、と思いついた。誰も来ないと寂しいので、久米信行くんにはメールでやろうと伝えてあった。集まったのは僕を入れて4人。

 だらだらと世間話をしながら、ほとんど人がいない桜の道を歩いた。もうすこしすれば桜も満開で、やがて、桜吹雪になって川面に舞い散って「花いかだ」になる。そこまでではなかったが、日中は満員の目黒川の桜をゆったりと満喫できただけでも、贅沢な気分になれる。

 それで、この企画を「早朝未来フェス」と名付けて、定番化しようと思う。久米くんとは昨年から「未来キャンプ」という名称で、最新情報を持ち合う会議をやっているが、これは散歩しながら、参加者が、それぞれ自分の最新情報を語り合う、というイベントになると面白い。

 そういえば5年ぐらい前に、京都で一本歯下駄の宮崎要輔が、一本歯下駄はいて、大学生たちと鴨川で同じようなことをしていたな。こちらも、一本歯下駄でやるか(笑)

 橘川は、ここのところ、一週間後には違う案件が加わっていて、一週間単位で新しいロジックを発見したりしていて、ヒートアップしている。毎週はきついだろうけど、毎月1度くらいは、「散歩リアルテキスト塾」やってもよいな。なんとなく「哲学の小径」っぽい。もっと歳とったら、誰か、車椅子押してくれ(笑)

 教育は、世界中の先進的な人たちの最大のテーマになっているが、大げさなものばかりで、近代の教育システムの延長線上の試行錯誤がうざったい(笑)。もっと、身近なところで、新しい関係=新しい教育が生まれてるはずなのだ。

 今年の正月に、僕自身が自分に伝えてあるコンセプトは「小さなトータル」。小さく産んで育てて、そういう動きを、世界中につなげていきたい。

 単なる思いつきの花見企画が、思わぬ未来につながりそうだ。僕の思いつきの呼びかけに、反応して来てくれた3人には感謝。


追伸

なお、目黒では、コダマの生ハム食い放題の店に行ってきた。こういう店の情報も、みんなで一緒に行くと、楽しく共有できるね。

650円で朝から生ハム食べ放題!コダマ直営のお得すぎる朝食ブッフェ

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