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(1)企画趣旨★まだ本になっていない本を売る書店 (共同クラウドファンディング出版)

まだ本になっていない本を売る書店
(共同クラウドファンディング出版)

After-Corona Research Institute (tentative)
Project 002

●企画趣旨
 出版企画に対するクラウドファンディングの利用は、可能性に満ちています。


(1)多様な企画の出版が可能になります。

 出版は水物です。何が世の中に必要とされているかどうか、出してみないと分かりません。かつては「センミツ」と言われて、1000の出版企画で当たるのは3つぐらいと言われていました。逆にそのギャンブル性が多様な出版物の文化が生まれたのですが、昨今は出版社もコスト管理が厳しくなり「必ず売れる」というものしか企画が通らなくなりました。「実績のある著者」「他の出版社で売れたもの」が評価軸になった結果、書店には、いつもの人と同じようなタイトルの新刊が並んでいます。
 クラウドファンディングは企画の段階で、世の中に問うことが出来ます。必要とされていない企画は資金が集まりませんので、淘汰されます。

(2)赤字にならない

 クラウドファンディングは、事前に予約購入をするのと同じことですから、制作に必要なコストを計算して、発行以前に回収出来ます。自費出版のように自前で資金を出すことはありません。日頃の信頼出来る人間関係があれば、成功します。

(3)読者が見える

 一般書籍は、いくら大量に売れても、通常は読者の個別の顔は分かりません。あくまで「量」でしか読者がとらえられません。クラウドファンディングは個人が登録して本を送るために住所も必要なので、著者が読者を把握できます。このことにより、著者は読者に対して、顧客サービスとして、さまざまな提案が出来るようになります。書籍発行によるワンツーワンマーケティングが可能になるわけです。

 クラウドファンディングの最大の課題は、宣伝・告知にあります。著者の関係者に呼びかけるのですが、これを効率よく行うために、共同でクラウドファンディング出版を実施するプロジェクトを開始します。

★単独でクラファン出版を行う方は、各自で実施してください。

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