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滑川海彦の英語の悩みは全部まかせろ!

質問
高校生です。英語を習得するステップみたいなものがあったら、教えてください。

回答(滑川海彦)
普通の高校生だったらまず受験勉強を一所懸命やる。良い高校にいるんであれば学校の授業を真面目にやる。まあそれほど良い高校じゃなければ参考書とか色々と自分で工夫する。

留学を考えているんであれば ESL を勉強する。TOEICとか TOEFL とかまあそういうものを勉強する。留学した後アメリカで日本人同士で固まらない。日本人同士で固まっていると日本語ばかり喋るので留学した意味がない。

しかしまあこういうことは言ってみれば常識で誰でも知っていると思う。
本当に重要なことは最初の入り口でまず英語を勉強する目的は何なのかなぜ自分は英語を勉強するのかという疑問を持つことだね。

英語世界と日本語世界二つの世界のインターフェースになる。これが一番重要な目的であり動機のはずなんだが、まぁ、この辺を詳しく説明するのは、今度出す私の本を読んでくれとそういうことになるw


質問
ウェールズの未来世代法Well-being of Future Generations (Wales) Act 2015、について調べています。

以下の文言で使われる「Body」の意味を、教えてください

the body’s well-being objectives may impact upon each of the well-being goals;
(ii) the body’s well-being objectives impact upon each other or upon other public bodies’ objectives, in particular where steps taken by the body may contribute to meeting one objective but may be detrimental to meeting another;
(c) the importance of involving other persons with an interest in achieving the wellbeing goals and of ensuring those persons reflect the diversity of the population of—
(i) Wales (where the body exercises functions in relation to the whole of Wales), or
(ii) the part of Wales in relation to which the body exercises functions;"

回答(滑川海彦)

結論から言ってしまうと組織だね。機関の方が座りがいい場合もあるかもしれないウェルビーイングというのは 福祉が比較的近い。
福祉といっても老人福祉とかじゃなくて憲法にある「公共の福祉」なんていうときの福祉。
これを追求し確保する責任があるのがbodyで、ウェールズ州大臣以下各種機関。天皇機関説なんていう例を考えると機関のほうが収まりいいか?
外国法の訳語というのは誰かエライ先生がジュリストあたりに論文書いて弟子がみんなその訳語使う、とかで決まるのであくまで暫定訳ね。
ともかく今見て断片から言えるのはそんなとこ。
Androidスマホの機能にデジタル・ウェルビーイングというのがあるが、なんのことはない、一定期間にスマホを何時間見てたかという統計。

法律の条文をちゃんんと呼んで訳文考えるとなると有料だなw


【ご注意】この回答、橘川幸夫相手の橘滑対談で書いた分はタメ口になってますが、質問に対してエラそうに構えてわけではありません。右弁解まで。

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