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我が家の食卓 20150101 朝飯

 お正月のご馳走。栗きんとん、田作り、黒豆金粉のせの肴三種。数の子、辛子蓮根、紅白カマボコ。我が家のお雑煮は、ゴボウ、コンニャク、チクワ、セリなどに、いくらをのせる。カブの漬物。お正月に合わせて、食器も古いものを出してきました。お椀は、カミさんの実家(直江津)からもらったもの。

 お雑煮で思い出すのは、20歳の頃、批評家の桶谷秀昭さんが、「無明鬼」という同人雑誌で、村上一郎さんと対談していて、日本がどんどん西洋化、アメリカ化していく中で、日本人がお正月に餅を食べている限り日本は残る、と言っていたこと。すべてを明け渡しても、僕は死ぬまでお正月には餅を食おうと思った。桶谷さんの夏目漱石論に感銘を受けて、東洋大学の講義を偽学生で受講してこともある。

 お酒も一杯だけ飲む。越後美人。これから、初詣とお袋の墓参り。

▼かみさんの飾り付け。写真ボケてるが。毎年、干支の陶器が置かれる。

▼アップ

▼羽子板の箸置きは、正月用。僕が24歳のぐらいの時、かみさんと下落合で暮らしはじめた時に買ったようだが、記憶なし。








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