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浦島太郎になる。コロナが引き起こした町の変貌。


 私たちは浦島太郎になるかも知れない。ワクチンが開発され、ようやく安心して街に出てみれば、そこはもう、私たちの知っている町ではないかも知れない。


大変だ! 神保町の餃子の名店「スヰートポーヅ」が永遠に店仕舞いしてしまった。もう、あの餃子が、食べられないのか。ショックで言葉もない。「キッチン南海」の閉店より衝撃だ。 


「としまえん」が2020年8月31日をもって閉園すると親会社の西武鉄道が発表 94年の歴史に幕


「づぼらやショック」衝撃の閉店公表 飲食業界で増えつつある”隠れ倒産”


 戦後社会が一掃される。それに代わる新しい店はないだろう。飲食、観光、エンタメなどの第三次産業は崩壊の危機である。これらの業種は、戦争の後遺症から脱し、豊かな社会を実現すると並行して発展してきた。そうした文化が一度終わる。ゼロからのやり直しの気持ちで進まないと、復帰するまでに持たないだろう。

 多くの失業者があふれる町に必要なことは、「職探し」ではなく、新しい環境の中での「職造り」だろう。


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