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Amazon新刊出してみると不思議。これって、出版のダフ屋かな。

新刊を出して、Amazonで販売になったのだが、いつも不思議なのは、発売と同時に中古品がマーケット・プレイスに登場することだ。今回の「ロッキング・オンの時代」(晶文社)にも出た。中古品の出品なのだが、定価の倍額の3456円となっている。どういう意味があるのか考えてみた。

以前に、発売と同時に定価より安い価格でマーケットブレイスに出たので「著者ですけど、この本はまだ店頭に出ていないのに、どうやって仕入れたのですか」とメールで聞いたら、速攻で削除して消えた。今回のは、他の書籍も同じように出しているので、そういう輩ではないと思う。

考えられることは、最近のAmazonは直接取り引きをするように出版社に働きかけていて、取次経由で納品しても、すぐに「在庫切れ」になってしまうことが多い。まあ「いやがらせ」みたいなもの。在庫切れの時に、どうしても欲しい人は倍付けでも買うだろうという目論見なのか。

本は、出版社で見本が出来ると、首都圏の店頭やAmazonには数日で並ぶ。事前に、入手出来るとすれば、印刷会社か取次の人が、横流しするしかないのだが、それはないと信じたい。著者がやっても意味ないし(笑)。特に、もし、上記の倍付け販売であるなら、実物の本がなくても、注文来たら大型書店で買えばよいだけだから、横流し在庫がなくてもビジネスは成立する。

ポケモンGOのプラスも、品物足りないから3倍くらいの値段で売る奴多いし。まあ、Amazonに限らず、ネット販売というのは、いろいろみなさん頭を絞って抜け穴さがすものですね。

Amazonの在庫切れの際に対応する裏技があるのだが、これはまあ、一般の人には関係ないな(笑)

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