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「懐かしの銀座・浅草」


 凄い本が売っていたので、思わず買ってしまった。小松崎茂が20代の時に描いた銀座や浅草のスケッチ絵に、平野威馬雄がエッセイを書いている。こういう明治・大正・昭和初期の東京を描いた本が好きなのだ。小松崎茂は、有名ですよね。平野威馬雄も有名だが、娘が平野レミの方が分かりやすいか。平野レミの旦那は、和田誠で、息子の嫁は上野樹里。だよな、確か。あとで調べる(笑)

こんな絵に、こんな文章。

 そうか新橋に鉄道が出来た頃から、列車に飛び込んで自殺する人は多かったのか。首が転がる音が聞こえるとは、なんとも。

銀座の、おでん屋「お多幸」は、この頃から、あまり変わっていないような。

 地下鉄の最初は銀座線だが、「地上より22度、暖かい地下鉄」とある。昔は華氏だったのか。夏は、涼しいに変更するのか。

 こういうコンテンツが1000円の古本で楽しめるんだから、古本は、面白いよな。

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