質問・英語はこの先ずっと、国際語として機能し続けますか?
回答(滑川海彦)
結論はイェスです。未来永劫については予測できませんが今後二世代60年くらいは英語の地位はますます向上するでしょう。
まずこの数字を見てください。これは英語より母国語話者が多いのは中国語(普通話)だけですが、中国語は漢字を習得しないかぎり文明(文化、芸術、学問)を表現する言語にはなりません。中国以外で漢字を日常利用しているのは世界で日本だけです。つまり日本人は中国語学習にたいへん有利です。
英語以下にはスペイン語、、ヒンディー語、アラビア語、ポルトガル語と続きます。英語以外の外国語を習得する候補としては参考になりますが、これらが英語にとって代わるとは考えられません。
英語は商業、学問、芸術あらゆる面でリンガフランカ(事実上の共通語)となっています。リストの数字は母国語だけなので第二外国語も含めると英語は中国語普通話を抜いて1位、11億人となります。
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