読書Note[ブルシット・ジョブクソどうでもいい仕事の理論]
[ブルシット・ジョブ
クソどうでもいい仕事の理論]
デヴィッド・グレーバー著
岩波書店 刊
著者は「負債論」で有名な著者の文化人類学者のデヴィッド・グレーバー。
タイトルの、「ブルシットジョブ」とは、無意味なまでに不必要で、有害でもある有償の雇用の形態を指す言葉。
グレーバーは本書で、私たちの社会が、誰も語りたがらない無益な仕事で溢れている可能性について、語っている。
ずっと労働問題の専門家、弁護士や研究者の著作を読んで来て、事象の整理の仕方に違和感を感じるようになっ