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中間発表会レポート

こんにちは!Metachrosysです。
今回は、「みらいのファッション人材育成プログラム」における中間発表の内容と、これまでの進捗や今後の展望についてご報告いたします。

中間発表について

中間発表においては、各チームがミッション・ステートメントを定義するワークショップを行いました。

Auin事業におけるMetachrosysのミッション・ステートメント

MetachrosysはAuin事業において、「デザイン」と「販売」の領域において、以下を実現することを目指しています:

  1. デザイン~販売までのリードタイムを短縮し、より効率的なアパレル製品の展開を支援

  2. ブランドがアイデンティティを従来よりも解像度高く表現できる状態を目指す

これを実現するため、私たちはマネキンの造形・製作知識、インタラクション設計、3D開発力やデザイン力を活用し、以下のサービスを展開していきます:

  • 3DCADですぐに使えるデジタルマネキンサービスの確立

  • デジタルマネキンを用いてデザインされた衣服を、リアルおよびデジタルで魅力的に表現できる3Dプリントマネキンおよびデモアプリのリリース

ミッション・ステートメントのワークシート

発表内容(進捗状況)

  1. Auinを用いた演出例の制作と発信

    • プレスリリースを完了し、公式Instagramアカウントを運用開始しました。定期的に演出事例をインスタに公開しています。

  2. Auinの3DCADへの連携機能の実装

    • Auinの3D CAD向けのファイルを整備しました。これにより、ファイルを共有するだけでお客様がAuinを3DCADに導入して使うことができるようになりました。

  3. Vision Proを用いたデモアプリの作成

    • Vision Proを活用したデモアプリでは、Auinのコーディネート例やポーズ例を3DモデルとしてARで表示できる機能を実装しました。

  4. 3Dプリントマネキンの作成

    • 等身大の3Dプリントマネキンサンプルを作成し、物理的なディスプレイへの応用を検証。インフィル構造を最適化しつつ、コストや耐久性を考慮した精度の高いモデルを目指しています。

Vision Proを装着しデモアプリの進捗を発表しました

メンターからのフィードバック

中間報告の場では、他チームでの採択者やメンターの方々から、3Dプリントマネキンに対して、既存のマネキンとの出力コストの比較などの情報があるとよいというご指摘をいただきました。また同時に、Auinの活用に向けた、新しいサービス案などのディスカッションもすることができました。

今後の展望

今後、Auinをさらに進化させるため、以下に注力します

  • ブランド、企業とのコラボ先の模索: コラボレーションにより、Auinの活用の幅を広げ、業界内での認知度を高めます。

  • サイズバリエーションとポーズの作成: 多様なサイズやポーズを提供し、幅広いユーザー層に対応可能なプロダクトにしていきます。

  • 体験設計: 「Wow」を生み出す体験を設計し、視覚的にも感動を与えられるサービスを目指します。

  • 3Dモデルの軽量化: Vision Proアプリの最適化のため、モデルの軽量化を進め、動作効率を改善します。

  • インフィル構造の再検討: 3Dプリントの効率化を目指し、インフィルの構造を再検討します。

  • より美しい表現と表面構造の探求: 3Dプリントについて美しい表現や質感の実現に向けた新しい手法を模索し、お客様にとって魅力的なビジュアルを追求していきます。


これからも、デジタルとリアルを融合した革新的なファッション体験の提供に向けて努力してまいります。引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします!