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癒しの力は自分の中にある

人間はやがて
自分がいかに力がないか
自由でないかを思い知る

そして、その世界で生きていくために
もがくことを諦め
順応していくことを身につけていく

やがて成長し
身につけた生き方に慣れてくると
大人になっても幼いころに刷り込まれた
イメージにとらわれたまま
逃げることができないと信じ続けるようになる

自分の力と意思で
どこにでも行ける

こころから信じられるようになるのが癒し
自分自身への回復である

家族という環境
それが世界の全てであった子どもの頃は
身近な大人に強く抵抗できず
受け入れることしかできない

多かれ少なかれ誰でも
深い意識の底に
無自覚に抱えている

子ども時代に身に着けたルールが
大人の今も大きく影響している

遠い昔の傷が
その人の今現在の生活、人生に
大きな悪影響を与え
その後遺症は大きなものになっている

家庭がどんな状況でも
たいていの子は何とか育ち
困難を乗り越え大人になる

その過程で子どもは必ず
優等生を演じたり
感情を押し殺す子になったり
我慢する子になったり
その子なりの役割
それを引き受けるようになる

大人になった今も
その役割を演じ続ける

今の自分の周囲で起きていること
その原因はすべて
他人や環境のせいではない

引き寄せるプロセスが
遠い昔に身につけた
自分のルールみたいなものの中にある

そのルールを今
ここで解放させればよい

自分の問題に気づいていないと
自分だけでなく
周りの人や次の世代の人生をも
惨めなものにしてしまう

気づいた人は
自分をいたわり
自分を癒す責任がある

自分の傷を癒すことで
自分の人生も
また家族との関係も
よいものに変えることができる

どんな人生を選ぶかは
自分自身にかかっている

今のあなたならできる

それほど今のあなたは成長し
いろいろなものを乗り越え
本当の自分を自分で労わり
勇気づける力を育ててきた

私は私のままでいい
私は愛される価値がある

受けたこころの傷
その癒しは
自分で責任を持ってやっていく

その過程を誰かに
ガイドしてもらうことは必要かもしれない
しかし、その人を神様にするのはやめましょう

癒しの力は
自分自身の中にある

自分自身の潜在力で
自分を癒し
自分を愛することができるはずである

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