アルコールはすべての努力を無にする

俺はいつも頭の中で「自分」とは言い難い「ナニカ」と対話している。
迷走神経を介して脳とやりとりができる腸内細菌と会話をしているのか…。それとも自我を形成する脳とは別の脳の部位と対話をしているのか…。
一応、事実として人間における多重人格説は心理学の中でも肯定されつつある。それは脳が様々な部位に分かれて進化をした結果らしい。
だから俺のこのインナートーク=頭の中での対話も自我と高次の脳とのやりとりなのかもしれない、と解釈して肯定してる。(低次かもしれないが)

「アルコールはすべての努力を無にする」

タイトルにもある通り、この言葉はまさにその俺の中のナニカにずっと言われ続けてる言葉だ。(予想では前頭前野の中で一番賢い部分に言われてる)
この言葉を最初に言われた場所、時間も覚えている。
それくらい印象に残った言葉だった。
アルコールはすべての努力を無にする。
おれは正直、3,4年くらいこの言葉がどういう意味なのか分からなかった。
そんなにアルコールは悪いものなのか…?
体に悪いのは知ってるけど・・・
すべての努力を無にするって言うのは流石に言い過ぎなんじゃないか?
そう思っていたからお酒をやめずに普通に飲んでいた。
(スパークリングワインと濁り酒が好きです)

ただ、とあるきっかけで今年からお酒を完全にやめた。
先の言葉に触発された訳ではなく、単純に自分自身の意志に従っただけ。
やめた時点ではそこまでお酒は悪くない、とさえ思っていた。

しかし、酒を絶って早3週間強。
さきの言葉の意味が完全に理解できた。

「アルコールは脳を不可逆的に萎縮させる」

俺にとって脳細胞を増やすこと、またシナプスの繋がりを強化することは息をすることと同じ位に大事なことでその為に様々な脳のトレーニングを行っている。音読も左手での習字も早朝のランニングも瞑想もよく噛むことも日記を書いてから夜10時には寝るのもすべては脳のため。
それくらい俺は脳を最適化させるために色んなことをやってて、そのおかげで今もな自己実現の欲求に従って自分の人生を毎日を開拓し続けられている。

正直、才能とか環境なんてのはマジでどうだっていい。
俺は母子家庭で母は難病、生活保護という家庭で育った。
環境としては日本においても底辺に近い環境で育ったと思う。
義務教育すらまともに受けていない。

それでも今も論文を読んだり毎日欠かさず本を読んで日記を書いて手帳にスケジュールをしっかり書いて計画的に行動できているのは他でもなく

ありとあらゆる方法で脳を最適化したから

これに尽きる。
だから何にも困らない。
愚痴とか一切言わない。
コ口ナなんていう国際的国家詐欺にも引っかからない。
どんな状況でも生きていく自信と知恵がある。

と、今言えるのも酒を完全に断ってひたすら脳を活性化させたから。

もし仮にいま。
アルコールを飲んだとする。
1杯や2杯くらいならリカバリーできる。
でも3杯、4杯と飲んだら。
おそらく俺の脳細胞は減少し始める。
そして脳内の老廃物質と呼ばれ痴呆やアルツハイマー、ひいては軽度の記憶障害まで引き起こすアミロイドβの蓄積が進み、望むような脳のパフォーマンスが出せなくなる。
そうなったらこうやってブログを書く気にもならない。
つまり。
おれにとってアルコールを摂取することはこれまで脳細胞を増やすために積み重ねてきた努力を

「すべての努力を無にする」

そういう事だったんだ。
ようやく合致点がいった。

「唯脳論者ではないにしても」


俺は唯脳論者ではないにしても人生を開拓する上で、自己実現を果たす上でもっとも大切なことは「脳細胞を正しく発達させること」だと本気で思っている。脳を支配するものが人生と習慣を支配するし、腸内細菌を支配するものこそが脳の成長・発達を支配すると本気で信じてる。
事実として脳と腸は迷走神経を通じて実際に繋がっており、特定の腸内細菌が産生する物質によってBDNF=脳由来神経栄養因子の分泌量が増えるという研究結果がある。
努力によって増やした脳細胞が失われるようなことがあったなら、たしかに努力が無になる。(夜遅くにこうしてPCに向かってるのも正直、マイナス要素ではあるが。)

「努力しかしない」

酒をやめるにあたって最初に立てたマインドセットは「努力しかしない。
というものだった。単純明快つまりは努力以外のことはしない、ということ。
やることはすべて何らかの結果につながる努力だけ。
それ以外はしないというマインドセットを立てた。
(これが一番シンプル)
そう考えたとき、酒を飲むことは努力でもなんでもないと俺は判断した。
どちらかと言えば怠惰や依存、楽しみの前借りに近いと感じた。
酒を飲むことは努力じゃない。
だから酒は飲まない。
酒が嫌いとかなんじゃない。
むしろ好きな方だし、飲みたくないわけじゃない。
ただ「努力しかしない」と心に決めて
「酒を飲むことは努力じゃない。」
と判断した。ただただそれだけ。
そう決意してやめた。

それからはギリギリまで仕事をセーブして毎日脳を鍛えまくって鍛えまくって鍛えまくった。(方法は知ってた)
「脳細胞を増やすことこそが最優先事項だ」と自分に何度も何度も言い聞かせて、稼ぎたい気持ちを抑えて持てる時間をすべて脳細胞を増やすことに全掛けつまりはフルベットした。
(俺は努力を「時間と労力の投資」だと思っている)
朝は音読や瞑想、左手習字を各30分づつやってから1時間近いウォーキング、間に仕事をはさみつつ夜はヨガをして10時には寝る。
食事もありとあらゆるエビデンスに基づく最新の情報に従って献立を考えた。
リアルに企業秘密過ぎてここでは書けない最新の方法も取り入れた結果、短民化(多層睡眠化)にも成功して体調子もすこぶる良くなって、今はできないことなんてないとさえ思える。(寝る時間が少ないのと集中力が凄まじいからやるべきことが終わりまくって時間と余裕がある)

寝る2時間前なのでここでおしまし。
まぁ自分の中のインナートークがやっと腑に収まったというようなお話でした。

酒が悪いとは思わない。
ただ俺の場合においては、目標と目的と手段に合わないだけで中には酒を飲むことが努力になる人もいると思うからそれはまた別だと思ってる。
一概念で何かが悪いと決めつけるようなそういう頭の悪い人がするようなことは俺はしないし言わない。
理解と解釈には常に多様性と複雑さが伴うのだから良い・悪いなんてものは存在しない。

何かを「悪い」と決めつけて避難したり遠ざけたりするのは簡単だし単純で分かりやすいけどそういうのは違うよね。

改めて。酒が嫌いになった訳じゃない。

これからは努力しかしたくないだけ。
以上。

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