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XR KNOWLEDGE

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MESONメンバーのXRに関する日々のインプット・アウトプット記事をまとめたマガジン。
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#開発

スマホARでユーザはどう情報を操作すべきか?|タッチ操作からの脱却とVUIの可能性

今回は2019年にスマホARで議論されるであろう、スマホARでの情報の操作方法について自分なりの考察をご紹介したいと思います。(この記事はAR Advent Calendarの18日目です。) 目次 ・あまり議論されないスマホARの課題 ・タッチ操作でのAR体験の難しさ ・コンピュータへの譲歩から解放されるARスタンダード時代 ・VUIというフロンティア ・我々はまだVUIの使い方を知らない あまり議論されないスマホARの課題2018年のはじめに自分は「これからのスマ

2018年のARニュースをもっと振り返る/勝手にAR忘年会番外編【1〜6月】

先々週の土曜日、AR三兄弟が主催する10回目のAR忘年会にて登壇させていただき、ARニュースをAR三兄弟と振り返りました。 ちょうど1ヶ月前くらいにAR三兄弟の長男、川田十夢さんから登壇依頼をいただいて、ARに携わる身としてとても嬉しくて1ヶ月前から楽しみにしてました! 登壇の際には僕とAR三兄弟がARにまつわる各月ごとのニュースを持ち寄って紙芝居形式で振り返りました。紙芝居の中にはARマーカーが印字されていて、そのマーカーからARで動画が流れてくるといういかにもAR忘年

2018年のARニュースをもっと振り返る/勝手にAR忘年会番外編【7~12月編】

12月8日にAR三兄弟が主催する10回目のAR忘年会にて登壇させていただき、ARニュースをAR三兄弟と振り返りました。 登壇の際には僕とAR三兄弟がARにまつわる各月ごとのニュースを持ち寄って紙芝居形式で振り返りました。紙芝居の中にはARマーカーが印字されていて、そのマーカーからARで動画が流れてくるといういかにもAR忘年会らしい演出も仕込まれていました AR忘年会では時間などの兼ね合いもあり、各月ごとに1つずつのニュースしか振り返れなかったのですが、自分がAR忘年会でお

気持ちの良いARのUXとは? | スマホARのUXを格段に向上させるための4つのTips

先日、GoogleがスマホARを開発する上で留意すべきポイントを実際にARで体験できるアプリ「ARCore Elements」をリリースしました。 このアプリはARCoreでの開発を想定したものではありますが、実際にプレイしてみるとARCoreでのアプリに限らず、スマホAR全般で役に立つTipsを得ることができました。 今回はそんなARCore Elementsを実際に触ってみて、これからスマホARを開発する人が特に意識すべきだと感じたUI・インタラクションのポイントをま

nreal がAWE2019で見せてくれた「消費者向けARグラス時代の幕開け」

先日、AWE USA 2019という世界最大のARコミュニティイベントに参加してきました! このイベントで「nreal light」というARグラスの価格やスペックの公式発表があり、自分に大きな衝撃を与えました。 今回のブログではAWEでのnrealのデモ体験がどんなものだったのか、そして自分はそこからどんな可能性を感じたのかについて紹介します。 AWE USA 2019についてAWEは「Augmented World Expo」の略称で、毎年ARのキーパーソンや企業が

【Global AR Interview】ARであることの必然性を追求して作られたゲーム「AR Tanks」の制作秘話

海外のARスタートアップのファウンダーやキーパソンに突撃インタビューするシリーズ企画『Global AR Interview』 今回は机の上でミニ戦車を操作して、ミサイルを打ち合うARゲーム「AR Tanks」を開発したUKのJoseph Graingerさんに、なぜAR Tanksを開発したのか、AR Tanskのゲームデザインのこだわりや工夫点などをお聞きしました。 これからAR技術を使ってゲームを作りたい方々は必見です! Q:まずは自己紹介からお願いします!名前は