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レゴブロックで作る蛙
年に一度のレゴブロックの祭典「Japan Brickfest」が終わって一息。家に籠っていてはまず浴びることのない大量のABS樹脂を摂取したことで、結構疲れてしまった。私は大きい作品をどんと構えるよりワンアイデアの小品を連投する星新一スタイルなので、何でもありの場だとどうしても迫力に欠けるところがある。来年は大物を引っ提げ鳴り物入りで会場に乗り込みたい。
最近は梅雨のせいか、自棄に夜更かしをしていて良くない。ぼーっとしていると窓の隙間から蛙の鳴き声が聞こえてくる。蛙。小学生になって間もない頃に、遠くの公園から蛙を拾ってきて、近所の公園の砂場に生き埋めにしたことがある。無邪気で馬鹿な子供ほど恐ろしいものはないと思う。
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レゴで何かを作る際は「見立て」が重要になってくる。単なる直方体のパーツでも、たくさん立てて並べるとビル群になるし、積み上げて横に倒すと本の列になる。今作はスーパーマリオの帽子パーツを顔に、白いキャノピーのパーツを腹に、葉のパーツを手足に使っている。マインクラフトとレゴの類似性を指摘する人がいるが、似ているようで頭の使い方が全く違う。マインクラフトのように基本ブロックを積み上げて形を作る以外にも、この蛙のようにたくさんのアプローチがある。
手足は土台の方に接続してそれっぽく見せているだけ。土台があると雑貨のようでかわいい。
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