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ポケモンSVの不満点を解消するために、「きほんのサンド」を作る。

前説

ポケモン、サイコー!(挨拶)

角度的に見えませんが、ポニテです。

どうも、meshiochislashです。好きなポケモンはエアームド、好きな髪型はポニーテール、30番目くらいに好きな事は文章を書くこと。いっつもなんか書いてます。このnoteも、そんな習性の発露かもしれません。

さて、みなさんはポケモン新作「スカーレット・バイオレット」、プレイしていますか? 僕はどっぷりです。パルデア地方を骨までしゃぶるつもりです。ただ、今回はポケモンSV(僕はスカーレットです)の感想とかネタバレとか、布教オタクムーブをするつもりは特にないです。むしろ逆。このnoteはポケモン最新作、その唯一の不満点についての話です。

前作の「ソード・シールド」でも存在したキャンプ機能及びカレー。ポケモンとの回復や触れ合いが行える優れものです。これを引き継ぐ形で、今作にもピクニックという機能が存在します。できることもおおむね前作のキャンプと同じ、なのですが……問題はこのピクニックで作る料理、サンドイッチにあります。

美味しそうすぎる。

マジで、美味しそうすぎる。

こんなん美味いに決まってるじゃん

生粋のパン派にしてスペインサッカーが好きでスペインの街並みについて調べて纏めた過去を持つ僕には特にクリティカル。

あとポケモンやるのなんて深夜なんだからさぁ! 考えろよその辺!

二日目あたりにはあまりにもキレすぎて、ハムだけの「ジャンボンブール」や野菜中心のサンドで体力を回復させていましたが、最終的にはそれらですら美味しそうに見えてきました。

美味いよこれも

もうダメです。この不満点を解消する方法は一つ。

「きほんのサンド」を、作る。

※このnoteは素人のお料理日記です。

本編

工程0: ボカディージョについて知ろう


まず何故、僕が数ある(ありすぎる。何種類レシピあんねん)レシピの中から「きほんのサンド」を選んだのか。それはある食材に心奪われたからに他なりません。

その名を「トルティージャ」。最初多くの人がトルティーヤと間違えたであろう(僕調べ)、謎の料理。この食材、基本と名前が付くサンドに使われる癖、きほんのサンド以外にレシピがほぼありません。(少なくとも未クリア時の僕は)なのに基本と呼ばれる理由を知りたくて、調べました。


材料を言えよ

調べたんですが、どうやらトルティージャとはスペインで一般的に食される具入りのオムレツらしいです。

そもそも今回のポケモンSVのモデルとなったのがスペインである以上、サンドイッチにもモデルがあるのは当然。アローラのマラサダはまんま同じ名前のお菓子がハワイにありますし、ガラルのカレーもイングランドに特筆すべき料理がないことを示唆しています。……これは冗談です。

スペインで日常的に食べられる、バゲットによるサンドイッチ──その名をボカディージョ。トルティージャは、これの主流な具材らしいです。なるほど、だから基本なのね。

へー、じゃがいもとか入れるんだ。なるほどね〜。フライパンの大きさのオムレツって感じか。ふむふむ。


……。

まずはじゃがいもを剥きます

対戦よろしくお願いします。 

工程1: トルティージャを作ろう

さて、まずはネットに散らばるトルティージャのレシピを3つくらい見ます。その中で楽そうな工程を取捨選択し、その通りに進めていき、完成した時にこの道のりを自分のレシピと言い張ります。では。

1.じゃがいもの皮を剥きます。茹でる前にです。僕は茹でた後に剥いたほうが楽じゃね〜? と横着して二回茹でることになりました。剥いてから茹でましょう。

2.じゃがいもを茹でます。いい感じに切りましょう。銀杏切りっぽい何かで。

薄切りが面倒な時は「食感を残す」と言い張りましょう

3.じゃがいもを茹でます。柔らかくなるまで。中火で4分とかそんくらい。

4.茹でている間に玉ねぎをみじん切りします。メインの食材じゃないので四分の一か半玉くらい。僕は四分の一にしました。

5.茹で終わったじゃがいもの水気を切ります。キッチンペーパーの上に雑に置いときました。

レンズ曇って見えない

5.5 卵の準備。ボウル(でかめがいい)に卵4つと塩小さじ1〜2杯分くらいを入れて混ぜます。どんくらい入れたか覚えてません。今回僕はニンニクを入れる予定があったのと、パンに他の具材も挟む「きほんのサンド」前提だったので、トルティージャ自体の味はそんなに強くしませんでした。

6.フライパンの準備。まずはオリーブオイルをいい感じの量出して(多めでいい気がします)、ニンニクを炒めます。フライパンを熱するのがメインなので、あんまニンニクは気にしないでいいです。ニンニクないレシピや、熱した後ニンニクを取り除くレシピもありました。僕は好きなので入れます。

7.じゅうぶんフライパンを熱したら、さっきの玉ねぎとじゃがいもを炒めます。玉ねぎがいい感じになったらそれでいいです。ついでに薄切りをサボったじゃがいもを木べらでちょっと切りましょう。品質に変わりはありません。

8.玉ねぎがいい感じになったら、5.5のボウルに油や具材ごとぶち込み、フライパンに再度油を引きます。今度は少なめ、まあ500円玉くらいでいいです。引いたら中火でちゃんと温めます。

9.卵と具材を全部フライパンに流し込み、ちょっと混ぜます。端はあんま弄りすぎないように、形だけ整えて具材の偏りが出ないようにする感じ。

入れた直後だけど結構固まり始めてます

10.外が十分固まったなと思ったら、フライパンよりでかい平皿を蓋にしてひっくり返します。正直この工程だけ四度見しました。だって表固まってないからびちゃびちゃなるやん。

と思ってたら僕卵5つ入れてました。どうりでかたまりが悪いと思った。ちゃんと4つにしましょう。多分フライパンの大きさとも相談ですね。

11.とにかく、ひっくりかえしたらそのままフライ返しとかでスライドさせます。そんで再度いい感じに焼きます。

ええ、こぼした後が見えますね?

12.焼いたらトルティージャ完成。

なんだかんだうまそう。

しかし、これで終わりではありません。僕が作っているのはトルティージャではなく、「きほんのサンド」なので。

工程2:ボカディージョを作ろう

1.バゲットを縦に切ります。思っより硬いので、ちゃんとパン切り包丁でやりましょう。なかったらカッターナイフでいいです。

2.ベーコンを焼きます。油は別にいらないです。3枚くらい適当に焼きましょう。

3.チーズを切りましょう。スライスチーズ3枚を半分に手で切るだけでいいです。切らないで半分に折り畳んでもいいです。

4.チーズ、ベーコンをバゲットに敷き詰め、その上に、乗るようにカットしたトルティージャを乗せましょう。

理想


現実的理想

5.バゲットに味をつけ忘れたので、上の方に味をつけましょう。「きほんのサンド」ではオリーブオイルでした。僕はビネガーと見間違えたのでさんばい酢を使いました。オリーブオイルにする時はオリーブオイルに塩を混ぜたほうがいいと思います。

6.完成!


絵に描いた餅


現れた餅

実食

はちゃめちゃにうまかったです。まずトルティージャが、バゲットと、合う! じゃがいもの食感とバゲットの硬さが良い。トルティージャやべーの油とバゲットの相性が何よりもいい。というかもうトルティージャだけでいい。チーズとベーコンに強さを感じなかったのは生まれて初めてです。

あと、さんばい酢にしたおかげで酸味もプラス出来てたのでさらに食べやすくなってました。怪我の功名って感じかな。おすすめします。

塩が足りないかな、と思ったんですがニンニクの味の濃さやベーコン・チーズの味、バゲットに塗った酢の味で十分でした。めちゃくちゃ美味かった。

後書き、感想戦

まず、作ってよかったとは思います。美味しかったし、ゲームの世界の解像度が食という点で上がったし。

ただ反省もいくつか。調理工程の失敗はひっくり返す時くらいなんですが、それ以外。

まず、ポケモンを時間を忘れてやっていたせいでこれを食べるのが15時とかでした。おやつのレベルじゃねえ。夕飯遅らせて寝る時間が遅くなるやつが発生します。

次、トルティージャ。デカすぎ。パンに挟まなかった分で半分くらい余りました。ポケモン世界のあの小さいサイズはどうやって作ってるんですかね? 専用のフライパンがあるの?

食材に妥協するべきでした。実はメインであるバゲットに300円かけています。おかげでめちゃくちゃ美味かったんですが、高えよ! 卵も4つ使うわけで、他の食材合わせたら700〜800円くらいは掛かってる気がします。まいど・サンド、ぼったくりとか思っててごめん……。

あとピックを指すのを忘れました。いや、正確には終わりの段階では気づいたんですが、家にあるピックになりそうなものがたこ焼き回すやつしかなかったです。次はピックも買いたい。

こんな感じです。マジで美味かったので皆様も是非作ってみてください。俺は今度はスイートサンドを作ろうと思います。それでは。

レシピ(頑張れば一人で食える分くらい)

卵 4つ
バゲット 1本
ベーコン 4枚
スライスチーズ 4枚
じゃがいも 2つ
玉ねぎ 四分の一
ニンニク 適量
オリーブオイル 適量
塩 適量
酢 適量
ポケットモンスター スカーレットもしくはバイオレット 1本


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