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1月6日は『ガレット・デ・ロワ』🥧

Moien!(モイエン!)

1月6日は『公現祭』
キリストの誕生を祝って東方から来た3人の王様(学者、賢者とも。諸説あり)「バルタザール」「メルキオール」「ガスパール」にちなんだお祭りで、この「ガレット・デ・ロワ」というケーキを食べて、お祝いをします。フランス伝統のようですが、ルクセンブルクでも同様にこのケーキを食べます。

「ガレット・デ・ロワ」は、パイ生地の中にフランジパン(アーモンドクリームでマジパンみたいなやつ)が入ってるのが主流ですが、近くのスーパーでは、フランジパン、チョコフランジパン、アップルの3種類が売ってました。うちは、フランジパンを購入↓


「ガレット(galette)」とは円形のお菓子、「ロワ(roi)」とは王様のこと。つまり「ガレット・デ・ロワ(galette des Rois)」は「王様のケーキ」という意味ですね!

このケーキの名前となっている「ロワ(王様)」は「des Rois」と複数形になっています。そうか、三人の王様だからね、フランス語の勉強になります。

そして、このケーキにはエンタメ性があって、このケーキの中に「フェーヴ(Fève)」という小さい陶器の人形が隠されていて、切り分けて食べるときに、それが当たった人は、その日、“王様”または“王妃様”になり、王冠をかぶり、みんなから祝福されます。
王冠は、写真のように、紙で作られたものがケーキに入ってます。今年は動物のフェーブが入ってるみたいです。店によってフェーブは違うので、毎年違う店で買うのも楽しみの一つになりますね♪


新年が明けると、いつも義家族や友人とで「ガレット・デ・ロワ」を分け合って食べるんですが、シクシク...今年はまだコロナのロックダウンが続いているので、夫と数日かけて食べることにします。

切り分けるときは、フェーブにあたらないように慎重に。


今年はあらら?切り分けたときにチョコンと見え隠れするものが...


当たるの早っ!いつもはフォークで感触確かめながらとか、歯で思いっきりフェーブを噛まないように気をつけてたりとかしてたのに...


じゃじゃーん!フェーブが出てきました❗熊なのか?猿なのか?


去年は私が王妃様でしたが、今年は夫が王様になりましたー。なんか許せな~い。


こんな感じで、クリスマスにケーキ、お正月にケーキ、公現節にケーキ。すしざんまい!ならぬ、ケーキざんまい!!

さあ、今年のダイエットはどうする!?
いい加減【永遠の明日から】を卒業したいですね。

ちなみにルクセンブルク語でガレット・デ・ロワは
『Dräikinnekskuch(ドゥライキネクスクーフ)』“king cake”
といいます👑🥧🇱🇺。


では、また。Äddi(アディ)~ヾ( ̄▽ ̄)

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