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特に不満があるわけではない。でも満たされない。

そんな気持ちを抱えていた。ある時、それが沸点に達したのか出来事が起こった。

ああ、こんなにも私は自分を否定していた。

ああ、こんなにも私はひとりぼっちで悲しかった。

そんな思いは全くないふりをしていた。

実際にわたしがこんな思いを持っていると思っていると周りは感じていないだろうし(出してないからね)、友人もたくさんいる。家族とも毎日顔を合わせるし、うまくいっていると思っていた。

でも、こんなに寂しかった。

そんな自分が本当にダメだと思っていた。

奇跡のコースでは、そんな自分は本当の自分ではないという。

それは救われる。

だって苦しい思いなんて持ちたいわけではないから。

幸せになりたいのだ。

じゃぁ幸せになるって、どうすればいいの?

それは、もう幸せに包まれていることを思い出すだけなのだ。

いやいや、そんなこと何度も聞いてきたよ。

思い出せばいいんでしょ。思い出したよ、でも幸せになれないじゃん。

それを繰り返していた。

一つ気が付いたのは、すでに完璧に幸せの中にいるんだということを全く信じようともしないところに盲点があったように思える。

あとは何かを「手に入れなければ」幻想に憑りつかれていたかな。

奇跡のコースの教えがすごいのは、どんな悩みも原因は一つしかないということ。

それは、完璧の幸せの中にいるということを忘れてしまったこと。

さぁ、思い出していくお稽古をひとつひとつしていきますか。

心をこめて。丁寧に。