クローズ
誰にも話せないから
誰かに助けてと言うこともできない
声を殺すことを覚えて
涙を止めることを覚えて
心の動きを封じることを覚えた
少し前を歩くあなたに
私とどこか誰も知らない場所に行ってほしいと伝えることができたら
私の身体に起きたことを全て無かったことにして
私達の立場も関係も全て細かくちぎって燃やして
絵空事を浮かべても拭えないのは
私の想いがあなたに届かない現実
2人で道に迷うことができないでしょうか
できれは子供の頃のように私と手を繋いでくれませんか
その背中を見ていると許されないことばかり浮かぶから
下を向いてひたすら歩いて心を封じる
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