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プリクラはケータイの裏に貼る

母の代わりに婦人会の集金に対応した。マスクをつけて、あまり距離が近くならないように気をつけながらご近所の奥様にお金を渡した。
そこで久しぶりに家族以外と話をした。昔からよく知っている人だし、本当に短い会話だったけど、それでも新鮮に感じてしまうほどだった。

こうも自粛期間が続くと、映画やドラマを見る時間が自ずと増える。ここ数年、ドラマを毎週楽しみにすることがなくなっていたのだが、今の私はちがう。あるドラマに夢中なのだ。
それが...

「M 愛すべき人がいて」
https://www.tv-asahi.co.jp/m-ayumasa/

ドラマのサイトのURLが「m-ayumasa」なのやばいでしょ。グッとくる。メアドみたい。

原作小説が出版されたときに、アマゾンのページで内容説明を読んで震えた。
「それでもマサ、私は歌っているよ。」の時点でだいぶきてた。
https://www.amazon.co.jp/dp/4344034910/ref=cm_sw_r_cp_api_i_F38PEbPZG5RRC

このドラマのなにがいいって、もう、主演の安斉かれんさんが本当に良くって。 ぎこちない演技だけど、だからこそ、あゆが本当に普通の女の子だったことがわかる。

まだ2話だけど、最終回泣くかも。てか泣きたい。そんぐらいあゆに寄り添いたい。マジで毎週楽しみ。

「M 愛すべき人がいて」を見るにあたって、もうひとつ楽しみにしていることがあって、それが水江健太さん。
マサが通ってるバーで弾き語りしてる、イケメンバーテンダーの佐山役。

わたしが彼を知ったのは、エーステこと「MANKAI STAGE A3!」。秋組、摂津万里役。

原作ゲームもやっているのですが、万里が好きで、特に、万里のギャル男っぽいところをすっごく愛してる。なんというか、「popteen」のカップル撮影に出てそうじゃないですか?(歪んでんな...)

前回の記事でもお話しした友人Mは、エーステにも通っていて、テニミュにハマったわたしをすかさずエーステ沼にもぶちこんだ罪人です。そんなMちゃんがチケットを当ててくれて、2月に秋組単独公演を観劇。感動しました。

摂津万里、ギャル男だ〜( ; ; )綺麗だ〜( ; ; )好きだ〜( ; ; )

すみません、取り乱しました。

水江さんの万里はとてもスタイリッシュで、センスがよくて、人気者で、彼女がいそうで。ケータイ小説の主人公の彼氏感がある。かっこよくて、ちょっとワルくて、カリスマ性があって。
わたしが中学生の頃、ヤンキーの同級生が付き合ってた年上の彼氏みたいでめっちゃかっこよかった。(褒めてる!本当に褒めてる!)

万里には平成の風が吹いている気がするのです。
スマホも似合うけど、プリクラが貼られたガラケーが似合うじゃん万里には〜!
AirPodsも似合うけど、ウォークマン似合うじゃん〜!

そんな万里を演じた水江さんが「M 愛すべき人がいて」に出演しているというのは、わたしにとって大事件で。やっぱり、水江さんからは平成の香りがする。落ち着く...襟足がある...落ち着く...

ドラマの中で、水江さんは弾き語りを披露している。TRFとか歌ってる。歌声もとっても甘くて素敵。たまらん。
「M 愛すべき人がいて」によって、わたしが勝手に水江健太さんに吹かせていた平成の風が、本当に吹いてる。気がする。

令和になって、もうすぐ1年が経とうとしてるけど、こんな風に、まだまだ心は平成に取り残されたまま。

大学を卒業して、仕事をはじめて、だんだん社会に馴染んでいくはずだったのに、また家の中に引きこもることになってしまった。

こんなに自由な時間があることなんて、これからの人生でそうそうないことだと思う。今は「M 愛すべき人がいて」を引き続き楽しみつつ、大好きなこの平成カルチャーを抱きしめて、新しい時代もはやく楽しまなくちゃ。

外出自粛が終わったら、みんなと「M 愛すべき人がいて」の話できますように。みんなこのドラマ見てますように。

今日も、あゆを聴きながら飼い犬の散歩です。
みなさんもお気をつけて。

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