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旅行記

こんなご時世だが高校時代の友人に会いに大阪に夜行バスで弾丸旅行。

備忘録として。

行きのバスは料金3600円。隣の席はおでこに黒子がある20代後半の男性。右足の関節を座席の間にいれ、パーソナルスペースに幅をきかせる。以前夜行バスを利用した際、携帯をいじっていると怒られた経験があるが、今回は大丈夫だった。暖房がやけに効いており、なかなか眠れなかった。

海老名、浜松、琵琶湖サービスエリアで途中休憩。目についたのはどこのトイレも大きな電子掲示板があり、大便器の使用状況をお知らせしていた。海老名サービスエリアに関してはトイレ内にもモニターが設置され、インフォメーションが流れていた。そして、深夜、自粛の影響とは関係なく人で賑わっていた。

約束の時間まで道頓堀の快活クラブにて待機。人で賑わっており、シャワールームは常に在室している状況。何度かタイミングを見てやっとシャワーを浴びることができた。隣の部屋から放屁が聞こえたり、なかなかハードな状況。朝食でトーストを食べている人もいた。

難波の人気店にて食事。お好み焼きがふわふわでおいしかった。

16時30分ごろ解散。足がパンパンだったため梅田駅構内のマッサージ屋へ。60分2900円。梅田駅構内は大阪駅など複数の駅や路線が隣接しているが、都内のように改札内で路線がまとまっているわけではなく、まるで蟻の巣のように複数の駅が地下で繋がっていた。中には数えきれないお店が入っていた。マッサージ屋、金券ショップ、居酒屋などが多く入っていた。他にも時が止まったようなビデオ・CDショップがあり、広末涼子のアルバムが2980円で売られていた。梅田駅構内のビルは90年代の赴きがあり、親しみやすい雰囲気であった。夜行バスの待合場所、梅田プラザモータープールに向かうと大阪駅付近は開発が進んでおり、綺麗なビルが軒を連ねていた。クリスマス前だったためか、ホグワーツのようなところもあった。梅田ダンジョン。

途中、関西大学内のスターバックスにて休憩。シャネルの服などオールドファッションな人が多くいた。おしゃれである。

夜ご飯つるまるうどん。シンプルうどん。
かっぱ横丁を歩きながら去年も同じ道を通って夜行バスで来ていたことに気づく。おもしろそうな飲み屋が沢山ある。いつか誰かと行きたい。

モータープール付近のファミリーマート、イートインスペースで読書。

周りの人たちはコートを寒そうに羽織っているが自分は長袖一枚で過ごしている。贅肉のせいだろうか。

10年前に出会った友人はママになり、精神科医になっていた。そして、「2人目産んだら、仕事辞めようかな。」とボソッと言っていた。自分が努力しても手に入れられなかったものを手に入れ、僕の頭の遥か彼方の雲の上を悠然歩く彼女は、凛として美しかった。また会いたい。

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