穏やかで耽美な非日常 〜秘密の地下図書館・ブックカフェバー 十誡レポ〜
前々から行ってみたかった「秘密の地下図書館 book café&bar 十誡(ジッカイ)」へ行ってきました。
銀座のど真ん中…から道一本外れたところの、煌びやかよりも上品の優る区画のビルの地下2階。
事前予約してたものの、ドアを開けるのはかなり緊張…!でも木目調の入り口の穏やかさがなんとも好ましいです。
入ってみると、照明を落とした仄暗い空間。
そして入り口から見て真正面の壁が一面本棚!それも分厚くて大きな本ばかり!テンションが上がります!
店内の雰囲気はかなりゴシックな耽美より。まぁまぁ好きな感じですがいい年の大人ということもありやや気後れ…!だが楽しい!髑髏とか置いてあります。
スタッフ&バーテンダーさんは全員女性。コルセットつけてて上がりました。バータイムになったらシャカシャカし始める方もおり、なかなか見てて楽しかったです…!素敵!
余談ですが女性のバーテンダーさん増えているのかな〜?ここ数年で行った小さめのバーやクラブ、女性がバーテンや店長やってることが多く、若い方は特に女性が多いイメージ。
この日予約しといたのは、オペラ座の怪人をモチーフにしていたアフタヌーンティーです。
なかなかいいお値段なのですが…!なのですが…!今月誕生日だし…!と思って予約しちゃった。
店員さんが説明してくれるのですが、これはボートのシーン…これは決闘のシーンがモチーフで…私は映画派なのですが音楽が勝手に脳内で再生されます。ジャジャジャジャーン!ジャジャジャジャーン!
生ハムのバラを貫く剣は見てるだけでドキドキました。
スコーン二種類がちょっとびっくりするほど美味しかったです。目にも楽しくふわふわ…
お茶は全五種中四種類飲みました。なんとヌンティー予約したら飲み放題!どれも美味しい上、ポットがいちいち美しくて感動します。
150分制でしたが、平日なのもありのんびり3時間ぐらいいさせてもらいました。本も読んでたのでありがたすぎます。
で、自分が今読み途中の本も持って行ったのですが、せっかくだし…と読んだ本は店内の以下の本。というかエッセイと図録。
普段読まないし図書館にもなさそうなのばっかでよかったです。
・美男におわす 展覧会図録
・竹久夢二 恋の言葉
・山本タカト 吸血鬼の匣
美男におわすの図録は最近の自分の興味にも合致したしサラッとしか読めなかったので買っちゃおうかな〜。なんて思ってます。
銀座の宵、喧騒から少し離れたディープな界隈を覗き見ました。またご褒美に行っちゃおっかな🎵