【完走の感想】GEEDの証

ニュージェネレーション遡り一作目はジードにしました。だってほら、大好きな師匠のレギュラー作品ですし。

主役の某プロがアクティブでフレッシュで太陽のような方なので、総じて結構明るめの感じなのかなと思ってたらとんでもない。凄く深くて考えさせられて泣かされもしました。

このシリーズは今後もニュージェネ完走する度に書いていこうと思いますが、分かりやすくキャラクター毎に感想を書いていくことにします。

朝倉リク

はい、某プロです。若いですねぇ。当時まだ20歳前ですか。はぁ~。じゃなくって。

彼は本当にその世代のリアルな姿を映してくれたかなと思った。ジードの運命によって、彼がたった25話の中で凄まじい成長を見せたなと。子供と大人の丁度狭間っていうか、どちらの良さも悪さも併せ持つ、本当に本当に短くて尊い時期をプロは最高の形で表現してくれた。

最初から超人的なスキルを持っていて、宇宙人とも一緒にいて、謎に包まれた出自にもめげたりはしない。本当に太陽のような主人公だったな。

リク···というかジードという作品自体が、『絆』を感じさせるものだったなと思う。一人一人が目標や強い思いを持つ仲間たちが見えない糸のようなもので繋がっている。みんな性格や職場や居場所はバラバラなのに、リクという存在がみんなを強く結び付けて一つにする。時にぶつかって離れてしまう事もあるけど、心の底ではみんなリクが大好きで、リクもみんなが大切で。その大切の中に、きっと父親も入っている。何度も「息子と呼ぶな」と言いながら、ベリアルを「父親なんかじゃない」と否定はしない。そんな優しくて大きな器のリクは、仲間たちにとって本物の太陽だったのかもしれない。手のひらを太陽に。みたいな。

伏井出ケイとは切っても切れない縁で、しかしそんな彼をもリクは止めようとした。倒すのではなく。「お前を止められるのはただ一人、俺だ!」ですかね。···おっとこれはここで書いてはいけませんね。すみません。

ジードのパワーアップはリトルスターの力によるもので、それを譲渡するにはウルトラマンに祈らなければならないというのが美しい設定だと思った。誰もがこの星の明日を夢見るから、がむしゃらなその涙と勇気が溢れ出す······ん?どこかで聞いたような······気のせいですね。皆の祈りがジードに、そしてリク自身に力を与えるんだな。ベリアル因子はリク自体を邪悪に染めることはなかった。普通なら何かありそうなのになかったな闇堕ち。取り込まれそうにはなったけど。その分、伏井出先生がそれを担った形になるのかな。

私が一番印象深かったのは12話「僕の名前」。寺田農さんの“不思議なおじいちゃん”が凄く素敵だった。家にゲームやお菓子を用意しておいたり、本当の息子に向けるような優しい眼差しでリクを見つめたり。そういう経験がほとんどないリクにとって錘さんはもう一人のお父さんなんだろうなぁと思った。でもきっと「本当お父さん」とは思わないんだろうなぁ。あくまで自分の父親はベリアルだと自覚しているし否定もしない。でもできればそんな父親とも、錘さんとみたいな関係でいたかったと心のどこかでは思っていたかもしれない。

錘さんがリクに叱咤するシーンは涙が止まらなかった。それは間違いなく息子に対してする叱咤だった。息子を守ろうとする父親だった。リクに生きて欲しいという祈り。その想いがウルトラの父のカプセルだったのはもう必然としか言いようがない。そんなウルトラの父の力を借りたマグニフィセントで伏井出ケイに挑むリク。彼にどんなに卑下されようと馬鹿にされようと「模造品」と言われようと一切折れる事がなかった。錘さんが、また一つリクを成長させてくれた。これを機にリクが強くなったのは明らか。

ラストシーンを見て、錘さんを最期に看取ったのはリクなんだろうな、とかふと思った。でも何となく錘さんが自分で言ってた期間よりは長く生きたのではないだろうか。生きる希望と楽しみが増えるだけで、きっと寿命は延びる。不思議な事だけど。

私がリクを最初に見た時には既に“リクくん先輩”だった訳だけど、こうして彼の物語を見てから改めてZを見てみると、幼く見えるけどまさしく彼は「先輩」だなぁと実感した。ハルキの新人っぷりが半端ない。ニュージェネの中ではリクも若い方だけどね。

鳥羽ライハ

ジードのMADかなんかで見た時から、めちゃくちゃかっこいいと思った。

中国武術って言うの?ただただ美しすぎる。そもそもガチで戦えるヒロインは私の中で最高のヒロイン像だったりします。どっからどう見ても演じられてる御本人がその道の人だと分かり、YouTubeで調べてたまたまクリックした動画が山本千尋さんのものだったから驚いた。

いやはやかっこいい。私も中国武術やってみたい!と何度も思ったが、体が硬すぎて3秒で断念した。

ライハは所謂悲劇のヒロインだけど、そんな言葉が似合わないくらいまぁ強いよね。自分の両親を殺した怪獣が伏井出ケイだと分かり、それからずっとずっと探し続けていた。中国武術はきっといつか戦うであろう伏井出を倒すために独学で学んだんだろうな。事故当時の彼女はそういうのと縁がなさそうだったし。復讐を胸に滾らせ常に鍛錬を積み、ずっと独りで伏井出を追ってきた。そんな彼女がリクと出会った。彼女と違ってたくさんの人に囲まれて育ったリクは、大人になりきれない所も甘い所もたくさんあって、色々モヤモヤする時もあったと思う。だけどライハにとってリクは運命の人で、遅かれ早かれ出会う事になっただろう。彼女が伏井出を追い続ける限り。

ライハの見所は、やっぱりその美しい武術を惜しみなく魅せるバトルシーンに尽きる。16話でゼナモアと一緒にAIBの潜入者達と戦うシーン。ゼナ先輩はさる事ながら···ライハの動きがキレッキレで感動した。敵の一瞬の隙をついて反撃するのが美しすぎて美しすぎて。モアからモップを受け取り先っぽ足で外して回して構える一連の動き、気づいたら何度も何度もリプレイしてました笑。とにかく彼女の全ての動きに無駄がなくて瞬きもせずにガン見してしまう。それに加えてあの強い表情。ライハは本当に彼女しかなりえなかったなぁと心底思う。

伏井出に対してはずっと両親の仇として追ってきたけれど、リクやジード、ゼロと出会うことによってベリアルの存在やリトルスターについて知り、伏井出自体も宇宙人だと分かり、彼が全てはベリアルの為だけに動いていた事を知った。崇拝なんてものじゃない、ベリアルの為なら自らの身体も力も全て捧げる伏井出を見ていくうちに、ライハは少しずつ考え方を変えていく。あまりにも行き過ぎた愛情。その生き方がどれほど虚ろで悲しい事か理解しない伏井出に、ライハは次第に同情の念すら覚え始める。ラストはとうとう壊れてしまった伏井出の手を取り「貴方はベリアルの役に立った。だから安心して消えなさい」と言ってその最期を看取った。あの時の表情が焼き付いて離れない。どれほど恨んでも恨みきれない存在だった伏井出との戦いを、最期は自らとどめを刺すことなく終わらせた。それが本当に納得のいくものだったのかは分からない。けれどライハはそれでもその終わり方を選んだ。最後の最後に、伏井出を認めたのだ。長かった彼女の戦いは終わった。これからは自由に楽しく生きていって欲しい。

リクのことは好きだけど、恋愛感情はなさそう。でもこれからもリクのことは尊敬し続けるし問答無用で助けるよね。今リクは別宇宙を転々としてるけど、やっぱりお留守番してるのかなぁ。彼女的には特に地球にいなきゃいけない理由はなさそうだけど。しかし二人きりはモアが許さなそうだな。青雲荘は平和だ。

伊賀栗レイト

はい来た!師匠のターン来た!

違いますね、レイトさんです。師匠のことも一緒にここで書きますが。

レイトさんのことも事前知識として知ってはいました。ジード完走した今になって思うことは、やっぱりゼロの相方はレイトさんだなってこと。一番長く一緒にいたしね。

彼について語りたいことはただ一つ。

「シンクロ率の異常な高さ」です。

いや、みんな思ったと思います。レイトさん役の小澤雄太さんと、ゼロ役の宮野真守さんが最早一人の人間なんじゃないかっていうくらい違和感がないことを。

俳優さんに声優さんが吹き替えるタイプのキャラクターとして私の中で一番の最大手はご存知仮面ライダー電王な訳ですが、あの時よりも一体感が桁違いだと思いました。

いやでも電王が2007年、ジードが2017年なので、その差は10年もあるわけで、その間に技術だってそりゃあ進化しますわって話ですよ。だからこれは当然の感覚で、電王の方が劣ってると言いたい訳ではありません。電王で佐藤健氏は実に6人ものイマジンに取り憑かれ、その度に6通りの演技をこなしたのです。その素晴らしくも圧倒的な演技力は多分今後も暫くは塗り替えられないでしょう。

······まぁ最近?7人のジオウ?とかいうのやるらしいですけどね?

さて、レイトさんの話ですよ。

とにもかくにもね、もう小澤さんの声は最初から宮野さんの声だったんじゃないかってほど違和感がないんですよ。元から性格が似てるならともかく、レイトさんはゼロと真逆で、気が小さい方じゃないですか。泣き言もよく言うし。めちゃくちゃ振り回されるタイプ。常にあわあわしてるイメージあるけど、メガネ外した瞬間、そこにはもうゼロがいる。“メガネを外す”というトリガーがあるにはあるけど、その前後に全くといっていいほど段差がない。そこが凄いと心底思った訳です。

よくある二重人格キャラって、変わる瞬間「あ、変わった」ってなるんだけど、あの二人にはそれがないの。先頃行われたゼロ10周年イベントのトークショーで宮野さんが「取り憑くようになってからはかなり自由にやらせてもらった」的なことを言ってましたが、本当に楽しそうにやってるのが分かる。でもレイトさんとのやり取りには全く無理がない。いや、レイトさんに対しては無理矢理が多いゼロだけれど、それに対してもやっぱり演じていることを感じさせない。それはひとえに小澤さんの演技力の高さと、宮野さんのアフレコ力の高さに尽きるでしょう。勿論、スタッフさんの編集とかもあるけれど。いや本当に凄いです感動です。終盤はもはや全く何も感じずに見てました。

メガネをトリガーにしようと発案したのはどなたなのだろう。まぁサラリーマンを想起させるグッズではあるけども。とにかく称賛に値します。外すのがトリガーになって、掛けるのもまたトリガーなのが面白い。ゼロがひとしきり言いたいこと言って満足して引っ込む時に必ずメガネを掛けることを忘れないところが意外と律儀。多分メガネかけなくても引っ込めるし出れるよね。何だろう、そこをちゃんとすることによってレイトさんの存在を尊重しているのかな。ゼロなりの礼儀で、尊敬の意なのかもしれない。

余談ですが、ゼロ師匠は10年経った今でもかなり苛烈で子供っぽいところがあるけれど、総じて優しいんですよね。ピグモンをすごい大事にするところとか(ついさっきまで敵に啖呵切ってたのに、ピグモン心配する時の声めっちゃ穏やかで優しい。ギャップよ)、自分が一体になった人間の大切な人は意地でも守り、あとなんだかんだ後輩にも優しい。特にグリージョちゃんに優しい。常に態度は大きく、余裕綽々ビッグマウスな師匠ですが、絶対女の子には優しくすると信じて疑わない私です。壁ドンや顎クイより、そっと頬を撫でておでここつんってしてほしいです。(もう末期)

レイトさんwithゼロの好きなシーンどこだろう···。全部好きだし、何なら登場シーンは全て10回以上リピートしたし、相方さんにも激しく推しまくったくらいです。強いて挙げるなら···8話かな。ゼロを失って一度は逃げ出すレイトさんが、大切な家族を、その家族が大好きな街を、人々を、守りたいと思った。自分にその力があるのなら。そしてその想いに答えるゼロ。あの掛け合いは完璧だと思いましたね。「2万年早すぎますか」と「もう30分早く判断しろ」の対比が良きです。

あとは11話かな。会議に出たいレイトさんと調査に行きたいゼロの攻防。これ小澤さんの一人芝居だからね?一人であそこまで二人分を表現するのヤバすぎやしませんかね。···あ、そういえばこのシーン、珍しくメガネ外してるのにチェンジしてないな。レイトさんの必死の抵抗か。ホント、レイトさんの業務成績が心配になるよ···。書類は一体どうなったのか···。よくクビにならんな。

レイトさんにはこれからも客演してほしいなぁ。モブとかこっそりでいいから。過去作の主役ががっつり出るよりも、脇役だったあの人とか、キーパーソンだったあの人とかが意外なところで登場する客演の方が好きだったりします。ご本人が出なくても、セリフでも可です。Z第7話冒頭の「言うなれば···風来坊です」「風来坊ね···」のくだりとか。あそこは好き。

そうだよく考えたら、マユちゃんも10年経ってるのよな!?JKになっているのではないか?JKなマユちゃんが目の前に現れたらゼロはどうするだろうか。考えたらちょっと楽しい。

愛崎モア

モアは可愛いなぁ。ずっとリクの事が好きなんだねぇ。ドジっ子だけどやる時はやるタイプ。

リクの大事な人。でもこっちは恋愛感情なさそうだなぁ。というかリクはその辺まだまだお子様なイメージ。いつかモアの気持ちが届くといいな。でも何となくだけど、いつかリクに本当に愛する人ができたら、モアはすんなり諦める気がする。にっこり微笑んで頷く気がする。

モアはやっぱり10話が好き。「地球人は嘘ばっかり」というサトコちゃんに対して言った言葉が印象的。そう、嘘が全て悪いわけではない。そして常に本音を言うことが正しいとも限らない。難しいね世の中。

サトコちゃんはモアのことが気に入ったみたいなので是非また遊びに来て欲しい。良いコンビだった。

14・15話ではゼナと同じシャドー星人クルトに騙され潜入を許し、ゼガンの操縦機を奪われてしまい、ついでに彼と一緒に山の中にテレポートしてしまう。誰彼構わず信じてしまうのは良くも悪くもあるが、モアの場合、それがほとんどの場面で功を奏す事が多い。行動はいつも突飛でも、それで道が拓けてしまう。素晴らしい才能でしょう。クルトが地球を侵略しようとしていた事が判明した後も臆せず話しかけ、その心を解してしまう。誰もがモアの前では素でいられる。そんな友達いたらきっと楽しいし充実すると思う。リクは幸せ者だな。

ゼナ

いやぁ···彼はもう···カッコよすぎでしょう。

私のジードの最初は劇場版なんですが···なので最初にゼナ先輩のアクションを見たのはあの怪しいたまり場のシーンです。ライハちゃんにも驚いたけど、思わず瞬きを忘れたね。えぇ···吹き替えしてへん···最初から動ける人やぁ···えぇ···どなたですか······?と思ったものです。スーツアクターさんだとは思っていたけどまさか現行どころか歴代主役に入られている方とは思いませんでした。それは······凄いはずだわ。

レイトさん達と一緒で役者さんに声優さんが吹き替えるタイプですが、こちらはテレパシー的な感じ。口は動かさず声だけが聴こえるのでなかなかに新しいパターンです。

ゼナ先輩の全くもって変わらない表情+全く喋らないので、これはゼナボイスの浅沼さんはさぞ苦労したのではないでしょうか。特撮の変身後のアフレコって、スーアクさんが実際に喋って、それに合わせて変身前の役者さん達があてる事が多いから······いやこれマジで難しくないか?どうやって合わせたんだろうか。ここのコンビも違和感ないもんねぇ。凄いなぁ。

ゼナ先輩はモアには恋愛感情ないのかな。恋愛感情自体にあまり理解がない感じがするけども、でも本人が分かってないだけでちょっとはありそうな気がする。好意、だな。もしジードに外伝があったらこの二人にスポットを当てた話が見たい。

···まぁでも、なんかもうこの二人は中の人が···ね。(これも知った時は死ぬほど驚きました)

伏井出ケイ

え~···伏井出先生です。

彼の物語を最後まで見た時、思い出したのが狗道供界でした。仮面ライダー鎧武の外伝及び小説版に出てくる人です。私が想像したのは小説版のですが。鎧武の小説版は良いぞ。良い感じに狂っている。オススメです。

行き過ぎた信仰心は自らを滅ぼす。彼みたいなのが本当にいたらめっちゃ怖いです。でも実際に似たような事は沢山あったと思います。所謂、怪しい宗教団体みたいな。90年代に大きな話題になった某真理教とか。ある人物を神と崇めて、その人物の為に何でもする、全てを捧げる。それがたとえ誰かの命に関わる事でも。自分の命に関わる事でも。

自分を救った(と信じている)ベリアルを狂信し、ベリアル復活の為にあらゆる手段を使って暗躍し、人々を苦しませた。まさか光の国に侵入してライザーとカプセルを盗むとは···なんと大胆。更にリクという存在を生み出した張本人で······って設定過多すぎる。とにかくベリアルの為なら何でもする人。リクもライハも言ってたけど、「可哀想で悲しい人」。それが一番的をえていると思う。私も思った。

作家さんというのがいい。書いた小説はベリアルとゼロの実際の戦いを描いたもの。銀河帝国かな。っていうか「2万年早いぜ!」まできちんと踏襲しているんだけど···この話誰から聞いたのだろう。普通に考えたらベリアルからっぽいけど···ベリアル様、宿敵の口癖覚えてるんか。それはちょっと笑ってしまうな。

いちいちやる事が汚くてThe・悪役って感じ。でもやっぱり悲しくてやりきれない。責めきれない。ライハちゃんのとこでも書いたけど、最期ライハちゃんにベリアルの幻覚を見て「ベリアル様···私は貴方のお役に立てたでしょうか···」と訴えかけて消えたのは何とも悲壮だった。彼にとってベリアルはそこまで大きな存在だった。私は今までそこまで尊敬する存在に出会ったことが無いので分からないけど···もしそういう存在がいたら私は命をかけられるだろうか。何でもするだろうか。伏井出先生の場合はベリアルだったからあれだけど···普通の人だったら自分の為に命すら捨てるような人がいたら怖くて仕方ないし、止めるよな。自分の為に人が死ぬって想像ができない。そんな間違った崇拝は即座に止めるべきだ···と言っても、実際本人は間違ってるとは露ほども思っちゃいないし、そこまでいっちゃうともう否定する存在は全員敵になるんだろうな。ジードはフィクションだけど、伏井出先生だけは凄くリアリティのあるキャラクターだったと思う。

彼の事をもっと理解して癒してくれる人がいれば······アリエさんがまさかベリアルだとは思わなかった······。せっかくの理解者だったのに······。伏井出先生は根本的に悲しくて可哀想な運命の元に生まれた人のようだ。せめてもの救いは、殺される事なく消えられた事か。なんかネロみたい。フランダースの犬の。決して天国には行けないだろうけれど。でも最期はライハちゃんの言葉に満足そうだった。良かった、と言うべきなのかもしれない。


以上でしょうか。あー長かったですね。

他にもペガだったりレムだったり語れるキャラはいるんだけども、なんかもうキリがないからね。とりあえずこれにてご勘弁を。

でもペガレムはずっとリクと一緒にいてくれそう。公演が延期されたEXPO the LIVEにも是非出てきてくれて良いですよ。そういえばアレを見る前にジード履修できたのはかなり良かったのでは。本物のリクくん先輩に会えるのを楽しみに楽しみにしています。

ジード、やっぱり凄く面白かったです。超全集も電子版で再販するようで。買おうと思いますよ。無論オーブもね。本編では明かされていない設定なんかを知れるというのはやはり嬉しいし納得感が違いますよね。新たな解釈が生まれて自分の中でその世界が広がる。作ったスタッフさんが言ってる事なんだから間違いがない。それは正しい設定。それが公式。

そんな訳でジード完走記念でした。

次は多分ルーブになる予定。こないだ一話だけ見て「あ、これ面白い奴だ」と確信しました。楽しみです。

ここまで読んで頂きありがとうございました。良ければtwitterにて私に色々とウルトラについて教えて頂けると嬉しいです。

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