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新規入り海皇水精鱗デッキ2024


待望の新規達が来たことにより大幅に強化を受けた海皇水精鱗デッキを今回は紹介したいと思います。

以前とは違い新規2種の影響で「水属性縛り」が付くようになったので、メインはともかくエクストラデッキに採用できるカードがある程度限られるようにはなりましたが、依然として構築の自由度が高く私自身も結構悩みながらデッキ構築をしていました。

色々と情報収集もしながら試行錯誤し、ようやく自分の中である程度満足できる構築に纏まったので今回その構築や採用理由、展開例等を紹介していければと思っていますので、海皇水精鱗が好きな方やこれから知りたい方々の参考になればと思います。




デッキ構築



特筆すべきはプルリアと深海のアリアの採用、
アビスラインが3枚入っている等でしょうか。

入賞している構築をはじめ、様々な構築を拝見させていただきましたが傾向としては誘発の枚数が
12〜13枚辺りとそれなりの枚数が採用されており、無限泡影の採用やアビスラインが1枚の構築を結構見かけました。

また豪雨の結界像やプリマドーナを採用されている方もかなりいるようです。

採用カードの解説は後ほど致しますが、誘発の枚数に関しては一応上記の構築でも11枚は採用しています。

ただし私の中で海皇水精鱗というデッキにおいてはこの枚数でもかなり多めに入れていると思っていて、これ以上増やしてやってみた感じの感触はあまり良くありませんでした。

というのも今回ディーヴァを採用しておらず1枚初動はネプトのみで、他は2枚以上の組み合わせで動くように構築しています。

その場合アビスライン+深影隊やディニク+竜騎隊等いわゆるコストを切る側と切られる側の2種類の組み合わせが必要になってきます。

一応深海のアリアも採用しているので竜騎隊や深影隊を引いていなくてもコストを切る側+水属性で動けるようにはなっていますが、それでも誘発等カテゴリー外のカードを増やしすぎると事故率が上がったり、貫通力が下がってしまったりということがどうしても起きやすくなってしまいます

今回の構築で重要視したのは

①初動の受けを広くして展開できるパターンを極力増やす。

②↑により誘発に対しての貫通力を上げ、最低でも1妨害くらいでは止まらないようにする

③展開で手札をそれなりに消費してしまっても
最終的にある程度リソースを回復し、返しのターンの攻め手まで確保する。

主にこの辺を意識して構築をしました。

今回豪雨の結界像を採用していないのは結界像まで置くと過剰妨害になりがちで、メイン及びエクストラともに不純物を極力増やしたくなかったのが理由で、結界像まで置かずとも2枚ハンデスやミンストレルによるピーピング、そして盤面にも充分妨害が残るので個人的にそこまで必要に感じませんでした。

であれば結界像の枠を違うカードにしてプリマドーナやコーラル等のエクストラ枠も別のカードにした方が良いようにも感じていますし、実際にこの構築で使ってみるとその方がしっくりときました。

等と言いましたが、この海皇水精鱗というデッキは冒頭でも申し上げたようにかなり構築の自由度が高く、人によって意見が分かれると思いますのであくまで参考程度に見て行っていただけると幸いです。



各カードの解説及び採用理由


メインデッキ

このデッキのメインエンジンで、海皇水精鱗では竜騎隊を複数回使うことでアドバンテージを稼いだり、損失を回復できることが強みといってもいいでしょう。

サーチ範囲が広くターン1制限が無いのが非常に強力で、ネプトやポセイドラアビスでデッキからコストにしたりアビスラインやディニクで手札からコストにしたりとあらゆる場面で活躍します。

素引きしていても優秀で、なんなら引きたいカードでもあるので3枚採用です。

竜騎隊と比較するとターン1制限が付いていますがこちらはサーチではなくリクルートという点が重要になってきます。

手札からコストにして初動であるネプトをリクルートしたり、竜騎隊やアビスパイクを出してランク4に繋げたりと竜騎隊にはできない役割をこなしてみせます。

また①のレベル調整も優秀で、ムーラングレイスを巻き込んでレベル7に変更し一緒にエクシーズ素材とすることであちらのデメリットを回避できるため、ムーランを利用する場合は積極的に活用します。

上述したようにターン1制限があるので使いどころに注意しましょう。1回うらら等をもらってしまうとそのターンはもう使えないので、ミンストレルを利用したり他でうららを使わせる等して可能な限りうららのケアはしたいところです。

竜騎隊同様コストを切るカードとセットで初動にもなるので3枚採用です。

海皇をコストにしながら海皇をサーチし、さらにコストにした海皇の効果も起動できるというとんでもカードです。

このデッキではこのカードからのスタートが基本となり、ここから様々なカードにアクセスしていきます。

竜騎隊と深影隊を利用することでサーチとリクルートを使い分けられ、状況によってはアビスラインや重装兵のサーチも行います。

誘発受けも良くネプトを無効にされても海皇がコストにされた事実は残り、コストにした海皇を無効にされてもネプトでサーチした海皇が手札に残るので、使い方を間違えなければ残りの手札と合わせて容易に貫通することができます。

ネプト自身がコストにされた時の効果も強力で
手札コストは勿論、アビスラインの存在により
フィールドからコストにすることも可能なので
竜騎隊を蘇生しランク4に繋げたり、深影隊を蘇生してランク7に繋げたりと優秀な効果です。

このカードから動けるのが理想で、引きたいカードなのは勿論のこと返しのターン用で手札に抱えたりと複数枚使うことも多いので3枚採用です。

直接展開に関わるカードではありませんが、先攻展開の中でサーチしておき相手ターンでサラキアビスやアビスラインでコストにすることで除去を行うことができるので、妨害として使います。

基本的には竜騎隊でのサーチですが、Gが通ってしまった場合はネプトからサーチすることもあります。

これは特殊召喚回数を抑えてサラキを作ったり、
あるいはアビスラインを墓地に置いておいて特殊召喚0回でターンを返したりの立ち回りで使用する動きになります。

個人的には2枚入れたいカードですが展開に直接関わるカードではないので今回は相手ターンに構える用で1枚採用です。

2枚採用のメリットとしては、Gが通った場合に
場サラキアビス墓地アビスライン手札重装兵×2
としておくことで2枚除去が可能になったり、
サラキが破壊された時用でデッキに1枚眠っていると追加破壊できたり等があります。

各種海皇との相性も良くサーチ効果も付いているので、見た目より消費が少なく使えるカードです

竜騎隊や深影隊とセットで使用することにより それらを起動できることは勿論、チェーン1海皇チェーン2ディニクと組まれるので竜騎隊や深影隊をうららから守ることができます。

これにより安全にネプトへアクセスできるので
その後の展開が楽になります。

またアビスラインのサーチにも対応していることから初動としても展開の繋ぎとしても出番の多いカードです。

ただしディニク+深影隊で動く場合にはG受けが非常に悪いので注意しましょう。
通ってしまうとそこだけで2枚もドローされてしまいます。

コストを切れるだけでなくアビスラインや深影隊のような展開に必要なカードもサーチしてこれるので初動としても優秀なことから3枚採用です。

手札からコストにすることは勿論、フィールドからもコストにできる点からネプトアビスと非常に相性が良いカードです。

ディニクとは相互関係にあり、双方がサーチし合えるのが特徴です。
レベル3なのでアビスパイクにも対応しています

サーチかリクルートかを選べるのも実は結構大事で、ディニクやエジルラーンは手札から使いたいカードですしこのカードを初動として動いた場合Gをもらう可能性も充分あるので、そうなった際は特殊召喚はせずサーチにしてネプトや竜騎隊、深海のアリア等で重装兵を取ってくれば一応0ドローで返すことができます。
その後は②の効果を利用して相手ターンに重装兵を切り除去を放ちます。

幻影で例えるとティアスケが似ていて、あちらはブーツがチェーンを組まないSSを持っているのでティアスケ召喚にGをもらいやすく、その際
ティアスケでブーツを落として霧剣サーチとしておけば0ドローで返せるみたいな感じです。

レシピを見てると1枚採用が殆どのようですが
返しのターンでネプトからサーチしたりで2回使うことも多く個人的に2枚は採用したい枠です。

展開の中盤に使うことが多いカードではありますが先程の通りG受けが良く、このカードからスタートしても普通に展開できますし他の手札と合わせて泡影やうらら等の貫通にも役立つ場面があるので今回は3枚採用しています。

主に深影隊でリクルートしたり、ディニクでサーチしてきて通常召喚することで使用します。

サーチ先はアビスラインかミンストレルを選ぶことが多く、アビスラインであれば隣にいるネプトをリリースしてネプトで竜騎隊を蘇生すればランク4に繋がりますし、ミンストレルであれば二ビル等をケアしに行けます。また手札によっては深影隊をサーチしてくることもあります。

このカードの存在で成立する動きもそれなりに多く、バハシャや深淵に繋げる際に多用するので
1枚はほぼ必須と言っていいカードです。

がアビスパイク召喚から入る動きはそこまで良い動きとは言えず、深影隊を切れれば一応初動になりますが深影隊に対するうららが重く、竜騎隊をコストにした場合はアビスパイクでアビスラインをサーチして竜騎隊で深影隊を持ってくることでアビスライン+深影隊でネプトにアクセスすることもできますが、この時点でアビスラインと深影隊をそれぞれ使ってしまっているため、あまり強い動きができませんし召喚権を使ってしまうのもマイナスです。

したがって展開の途中で1枚あればいいし、なんなら素引きしても竜騎隊×2でランク4に繋げたりと状況によってはデッキに残っていなくとも何とかなるので1枚の採用です。

エンドフェイズまでですがピーピングハンデスというのが非常に強力で、二ビルをはじめ各種誘発を弾いておくことにより安全に展開しやすくしたり、情報アドバンテージを活かして戦略を組み立てたりと便利なカードです。

初動として使う場合にはうららを弾いてコストとした深影隊や竜騎隊の効果を安全に通したり、
展開途中で持ってきた際には竜騎隊やアビスパイクでサーチして相手の手札を見ながら二ビル等のケアをしたりといった使い方になります。

手札誘発が無い場合はこちらに1番影響が無いものを弾いておいてムーラングレイスによるハンデスの質を高めることにも貢献します。

また今回の構築では貴重な☆3チューナーなので
アーケティスやギュミルの成立に必要になってきます。

②の効果を利用してポセイドラアビスで蘇生した後に竜騎隊やネプトをデッキトップに戻すことで
アーケティスからドローして後続の確保ができるのでこちらも今回はしっかり使います。

このデッキでは重要な役割を担っているカードであることは間違いありませんが竜騎隊や深影隊をコストにした場合以外では手札消費が荒く、Gやフワロスは普通にチェーンされてしまうのであまり過信もできません。

ネプトを出した後に竜騎隊からサーチしてきて使っても充分強力で、深海のアリアやアビスパイクからもアクセスできるので1枚の採用にしてます

このデッキのアイデンティティでもあり、2枚ハンデスが非常に強力な存在です。

竜騎隊でサーチが可能なので比較的高い確率で
先攻時に出すことが可能であり、墓地調整も容易なことから見た目以上に使いやすいカードです。

墓地効果を活用する昨今ではハンデスが裏目になってしまうことも稀にありますがそれでも相手の手数を削れるのは影響力としては大きく、ミンストレルによるピーピングと合わせて試合を有利に運ぶことができます。

場から離れた時のデメリットも深影隊で☆7に揃えてこのカードごとエクシーズ素材に巻き込むことで回避できるので気になりにくいです。

先程の通り竜騎隊でのサーチができ墓地枚数の兼ね合いから使えても1回なので、初動にもならないことから1枚の採用です。

このカードも手札コストを切れるカードで、単体で☆10シンクロが成立する点が魅力的です。

ディニクと並んでアビスラインのサーチ候補筆頭であり、ディニクが必要ない時は基本このカードをサーチして最終盤面にギュミルや承影を追加することができます。

地味にギリギリATK1500なのでアネモネで蘇生できるのが優秀だったりです。

一見するとコストを切る要員としてはかなり優秀に見えますがG受けが非常に悪くディニクやアビスラインは勿論、ミンストレルも含めてそちらからスタートする方が強い動きになりやすいです。

ミンストレルはうらら等をケアできたり他2体はサーチも持っているので消費を抑えられますが
このカードは場にトークンを含めて2体用意できる分使いっぱなしになるので消費が大きくなりがちなのです。

先程申し上げたG受けの悪さやそもそもアビスラインでサーチが可能な点から1枚の採用です。

このデッキの手札誘発枠でGとは違い通常召喚にも反応するのが特徴ですが、基本的にGの方が性能は上です。

発動条件的に手札から使うのは後攻時のみですが
このカードの真価は水属性☆4という点にあり、
先攻でも腐らずに使うことができます。

各種水属性のコストとしては勿論、☆4なので深影隊でネプトをリクルートした場合等に召喚権が残っている際には通常召喚してバハシャや深淵に繋ぐことができますし、深影隊初動へのGが通ってしまった場合には竜騎隊をリクルートしてプルリア通常召喚で2枚ドローに抑えて深淵を立てることが可能です。

また竜騎隊やアビスパイクとは違いアネモネの蘇生に対応した☆4でもあります。

2枚消費にはなりますがこのカードは自分でコストにできるので深海のアリアのコストを強引に満たすことができたりもします。

このギミックはAkiさんという方を参考にさせていただきました。

例えるならマドルチェにおける増Gホーットケーキみたいな感じで、発動し墓地にいったGをホーットケーキで除外して展開する動きと似ていますね。

先攻に投げる場合のドロー効果には過度な期待はしません。1枚でも最低限手札交換になりますし
2枚ドローできれば充分すぎるリターンです。

単純な誘発としての性能は他の誘発に比べで劣りがちですが、ステータスを見た時に水属性主体のこのデッキとの噛み合いが良く、先攻でもノイズになりにくいことから今回はプルリアを採用してます。

この辺は特に言うことはないと思います。

展開系デッキなのでGやフワロスを弾くためのうららは最大枚数の採用で、通れば相手の展開を大きく牽制でき先攻で盤面を作った後に後攻に対して投げても強力なGもフル投入です。

サーチ範囲が☆4以下の海竜族と広く、海皇系は勿論のことミンストレルにも対応しています。

このデッキではコストを切るギミックが多く先程紹介したようにプルリアは自分で墓地にいけるので、コストの調達は容易です。

ワンフォーワンやスモワと比較した場合あちらは
何も無い状態から発動できるのが強みですが+1枚の手札消費が痛く、スモワなんかは上手いこと機能させるためには中継役を採用しなければならない等それなりに差別化ができていると思います

同名ターン1なので被りが弱いですが引きたい場面が多く、Gやフワロス以外に対しての誘発貫通にも貢献するので今回は3枚採用です。

ここもGやうらら同様特に言うことはありません

Gを弾くために最大限採用しましょう。

今回泡影やヴェーラー等を採用してないのでそれらが飛んできた場合抹殺で止めることができませんが、無効系であればメインギミックで貫通できる範囲なのであまり気になりません。

多くのデッキで採用される万能カードで、このデッキにおいても安定性を高めることに貢献してくれる存在です。

アーケティスのドローができなくなってしまうのであちらとの噛み合いは悪いですがそもそも展開できなければ意味がないので採用しています。

使用した場合はアーケティスには向かわず、ガイオアビスやギュミルを立てると良いです。

手札コストは重いですが今回はディーヴァを採用していないのでネプトの4枚目であり、貴重な初動札になります。

召喚権を使わずにリクルートできるのが優秀で
余った召喚権で竜騎隊やプルリア等☆4を出すことでランク4を成立しやすくできたりしますし、
他に誘発を受けてもこのカードで貫通できたりもするので手数として強力な札と言えます。

このカードを使う場合は極力他でうららをチェックできれば理想で、手札コストがモンスター限定な上に魔法なので海皇らをコストにしてもなんにも起きずここにうららを受けてしまうとかなり痛いです。

初動札がこのカードしか無い場合を除き、使うタイミングに気をつけて運用するようにします。

フィールドで発動した効果のみですがチェーンを組まずに無効にできる効果を持ちます。

無効系アビス装備の有力候補としてミヅチがありますが、皇ネプの装備効果で相手ターンにもう一度装備する場合に魔法に比べてモンスター効果の方が止める場面が多かったのでこちらを採用しています。

個人的には1回目に装備したい方が実はミヅチだったりするのですがミヅチを2回使う場面があまり無く、クラーケンは今回の構築上ガイオアビス以外でモンスター効果を止められる貴重な存在でもあるためこちらを優先してます。

この問題はクラーケンとミヅチをメインから両方採用することで解消できますが、不純物が増えるので個人的にあまりおすすめはできません。

簡易版神警のようなかなり強力な手札誘発で、
後半のデメリットも今の海皇水精鱗ではGが使えなくなるぐらいでデメリットなく使えます。
(そのGも先打ちすれば問題ありません)

個人的な優先度は高く相手ターンでの妨害は勿論こちらのターンでもマスカレーナや咎姫をはじめラビュリンス系の罠等にも対応できるので非常に汎用性が高いカードです。

本当は3枚フルで採用したいのですが2枚以上を使っての展開も多いこのデッキでは先攻だと誘発系はノイズになりやすかったので2枚に抑えてあります。

泡影とは違い自分の場にカードがあってもGで引いて使える点はとても優秀です。

リヴァーチュに対応したサーチ先で、ゴトバや毒蛇の供物と似ている除去カードです。

不純物よりのカードですがリヴァーチュを採用するだけでメインギミックからこのカードを構えられるのが強力で、このデッキでは貴重な後ろに構えられる妨害となります。

墓地効果も優秀で、破壊耐性の付与は勿論のこと
相手モンスターを水属性にすることで属性縛りのあるリンクモンスター系等の素材にさせない動きが可能です。

今回の構築ではアーケティスやアビスライン重装兵等も構えるので除去役自体はそれなりにいますがこちらは罠カードであり、除去枚数も2枚と妨害としてはとても優秀なため採用しています。


エクストラデッキ


対象を取らない3枚除去に加え展開効果も併せ持つ大型モンスターです。

ターン1回で「海皇」もしくは「水精鱗」のエクシーズモンスターに重ねて出すこともでき、ガイオアビスやアビストリーテは勿論のこと☆7を3体で正規召喚していたり返しのターンでネプトから蘇生することで自身に重ねて出すこともできます。

先攻では②の効果を利用して、ミンストレルと☆3非チューナーを2体出してアーケティスに繋げたり、バハシャを経由していなければリヴァーチュを出しながらミンストレルと残っているディニクの2体でギュミルを展開したりと強力な盤面を作る上で欠かせない存在です。

また②効果のコストを利用して皇ネプのアビス装備を取ってくる効果のトリガーにもなるので、
このカードをリンク素材に皇ネプを出すことにより水属性をコストにすれば綺麗に繋がります。

後攻や返しのターンを考えると最低2枚は必要だと感じており、構築によっては3枚採用も無くはないと思います。

今回は先攻で1枚と次ターン以降や後攻で2枚目を使うことが多かったので2枚採用です。

素材要求が2体の「水精鱗」エクシーズモンスターなので、実質このカードを経由することでポセイドラアビスを☆7×2で出すことが可能になります

基本的にはポセイドラアビスを重ねる使い方が多いのですが、展開によってはこのカードを盤面に残すこともそれなりにあります。

無効効果がフリーチェーンなので相手ターンの妨害としては勿論、エクシーズ素材というコストで
水属性を墓地に落とせるので相手ターンに皇ネプを起動したり、深影隊等の海皇を取り除けばそちらの効果も発動できます。

注意点として☆5以上の攻撃制限は自分にも影響するので気をつけましょう。

1枚あれば充分なのですが展開によっては先攻で2枚使いたいこともあり、ポセイドラアビスを正規召喚するより1体少なくて済む点がありがたく使用機会が多いので私は2枚採用しています。

主に竜騎隊+アビスパイクか竜騎隊×2のどちらかの組み合わせで出します。

今回の構築ではリヴァーチュドラゴンとアビストリーテが選択肢で、先攻では基本的にリヴァーチュを優先的に連れて来ることが多く、状況によってはトリーテを出すこともあります。

竜騎隊を外しながらリヴァーチュを出すことでかなりのアドバンテージを稼ぐことができ、コストにした竜騎隊で1枚、リヴァーチュで罠サーチで1枚、さらにリヴァーチュのサルベージ効果で1枚回収とバハシャからの一連の流れで3枚も手札が増えるのです。

このデッキでの強力な動きなので先攻では積極的に狙いに行きます。

ランク4の成立自体はそう何度もできるわけではないので1枚の採用で充分です。

こちらはバハシャとは違いメタ性能が非常に高いカードで、相手によっては1ターン得ることが可能な場合もあります。

先攻での優先度はバハシャが高めですが、ミンストレルによるピーピングにより得た情報次第ではこちらを優先したいときもあり、展開にもよりますがGに対しての止まりどころとしてこのカードを選択することもあります。

バハシャ同様に水属性コストとして竜騎隊を取り除けるので返しのネプトを用意したり、このデッキでは必然的に素材が水属性になるので打点上昇効果にも期待できます。

バハシャから連れて来る候補達ですが、このデッキでは普通にランク3エクシーズをすることも結構あります。

ポセイドラアビスやアネモネの蘇生効果を利用すれば☆3を複数体並べることは比較的容易なので
バハシャから出すという先入観にとらわれず柔軟に利用していきます。

リヴァーチュに関してはバハシャの項目で申し上げた通りですが、トリーテを使うタイミングとしては

①ポセイドラアビスを正規召喚していて、そのポセイドラアビスの墓地効果で☆3を3体用意して
トリーテを出しその上にポセイドラアビスを重ねてさらにバウンスを狙いに行く。

②ランク7の成立が難しい場合にバハシャから出し、そのトリーテにポセイドラアビスを重ねる。

1つ目に関してはほぼ後攻での使用例で、1回目のポセイドラアビスに妨害を使わせて墓地にいった後の蘇生効果を利用してトリーテから2回目を成立させて捲りにいくプランですが、そもそも
深影隊のレベル調整をさせてくれなかったり、
道中で妨害をもらったりでランク7の成立自体が難しいことも多いので機会は多くありません。

どちらかというと2つ目の方が多く、先攻で誘発を受けながら動くとムーランが出せず深影隊の相方としてのエクシーズ素材が用意できなかったりすることがあるので、そういった時にリヴァーチュではなくトリーテを出しポセイドラアビスを重ねてリンク素材に巻き込みながら展開効果を活用していく動きになります。

注意点としてポセイドラアビスのバウンス効果は素材が2枚必要なため、バハシャから出したトリーテに重ねても素材が足りずバウンス効果は使えないので覚えておきましょう。

基本的にはエジルラーンを用いてシンクロしますが、稀にミンストレル+ディニク等で出すこともあります。

これと同じ☆10の水シンクロとしては承影が存在しますが、今回こちらを優先しているのは除外効果に速攻性があることと除外耐性を付与できる点を評価しての理由になります。

反対に承影はこちらの打点上昇と相手の弱体化、
フィールド墓地の両方から除外できる点で勝るので正直この枠はかなり迷いました。

ギュミルと承影の入れ替えもしくは同時採用も全然ありだと思ってます。

 

今回の構築では先攻の最終盤面に置く物としてアーケティスを採用しました。

妨害性能は平凡ですが特筆すべきは①のドロー効果で、ミンストレルと組み合わせることで竜騎隊やネプト等を確定でドローすることができます。

これにより後続の確保を行えるので、このデッキの問題点である返しのターンのリーサルをしっかり取りに行くことができる点を評価し今回はこのカードを展開の終着点としました。

フリーチェーン除去も普通に優秀でアビスライン重装兵とは違い除去に速攻性があるので永続系やフィールド魔法にも強く、水属性をコストにすれば皇ネプも起動できるのでかなり実用的です。

アネモネを経由して出すことで捲りに使用することができます。

アネモネの蘇生効果を使用するとアビスラインや深影隊とは違いエクストラ以外にも全て水属性縛りが付くので、これを利用してこのカードの②効果で実質水属性以外の全体除去を行うことができるのです。

妨害を受けながらだとランク7の成立自体が難しいことも珍しくないので、そういった時に緩い素材条件で出しやすいこのカードは重宝します。

特に今回は必然的に水属性縛りが付き、アクセスコードやクルヌギアス等汎用大型リンクがほぼ使えないため、除去持ちのリンク4としては唯一無二と言っていいでしょう。

必須ではありませんがポセイドラアビス以外での貴重な捲り手段のため採用しています。

先攻展開で主に使用し、対象耐性とアビス装備を取ってこれる優秀なカードです。

ポセイドラアビスをリンク素材に巻き込んでこのカードをリンク召喚し、ポセイドラアビスのコストを水属性にすることで自然と②の条件を満たしたり、このカードを出してから深影隊等で水属性コストを切ることでも使えるので発動は容易です

自分ターンは勿論相手ターンにアビスラインやアーケティスでの手札コストやガイオアビスでのエクシーズ素材コストでも起動できるので、上手く使用できればクラーケンやミヅチ等で2回分の妨害を作ることができます。

①の耐性耐性も地味に優秀で、アーケティスやギュミル、ガイオアビス等を泡影や対象除去から守れるので、先攻で盤面を作る際にはそれらをこのカードのリンク先に出すようにします。

忘れがちですが破壊された場合にリソースを回復できる効果もあるので覚えておきましょう。

今回はGが通ってしまった場合の止まりどころとしての役割が大きいです。

海皇水精鱗はG、フワロスを非常に苦手としており、最小限の動きあるいはある程度突っ張って目指せるいい感じのゴール地点がかなり乏しいので
私はこのカード+重装兵かアビスライン+重装兵
深淵のエクシーズの主にこの3種類から状況に合わせて選択します。

そうそう破壊はしてくれませんが一応破壊時にリソース回復や壁の用意ができたり、素引きしてしまったクラーケンが装備できたりと妥協地点としてはこのカード以外で替えがきかないので、現状1枚は必要な枠だと思っています。

水属性縛りはこのデッキでは影響がないので、
スプラッシュメイジのように使うことができます

先攻では展開途中で深影隊を蘇生しランク7に繋げることが主な役割で、稀にミンストレルやプルリア等を蘇生することもあります。

ジーランティスとも相性が良いので後攻でも積極的に使います。

返しのターンでは2枚目を作りネプトを蘇生させることで再展開が可能で、微妙にリーサルを取り切れないことが発生しやすいこのデッキでは1枚では足りないことが多く、もう1枚が必要な場面もそれなりにあるので2枚目採用しています。



展開例及び解説


ns→通常召喚、ss→特殊召喚

【1枚初動】

ネプト×1(ミンストレル経由無し)

ネプト①ns効果→深影隊コストの竜騎隊サーチ
深影隊効果→パイクss
パイク効果→竜騎隊コストのラインサーチ
竜騎隊効果→ムーランサーチ
ライン効果→自身と場のネプト①コストでエジルラーンサーチ
ネプト①効果→墓地から竜騎隊ss
パイク+竜騎隊でバハシャss
バハシャ効果→竜騎隊コストにリヴァーチュss
チェーン1竜騎隊、チェーン2リヴァーチュ効果
→ヴァーチュストリーム、重装兵サーチ
リヴァーチュ効果→バハシャの素材を外して墓地から竜騎隊回収
バハシャ+リヴァーチュでアネモネss
アネモネ効果→深影隊ss
墓地水属性5体でムーランss
深影隊効果→竜騎隊コストに場の2体を☆7へ
竜騎隊効果→ミンストレルサーチ
深影隊+ムーランでガイオアビスss
ガイオアビスに重ねてポセイドラアビスss
アネモネ+ポセイドラアビスで皇ネプss
ポセイドラアビス効果→ミンストレルコストで
深影隊、ライン、ミンストレルの3体をss
チェーン1ミンストレル、チェーン2皇ネプ効果
ミンストレルで3枚デッキから落とし竜騎隊対象
皇ネプ効果でクラーケンを装備、ミンストレル解決で竜騎隊をデッキ上に置く
ミンストレル+ライン+深影隊でアーケティスss
アーケティス効果→非チューナー2体だったので竜騎隊を含む2枚をドロー
手札のエジルラーン効果→竜騎隊コストに自身とトークンをss
竜騎隊効果→ネプト②サーチ
エジルラーン+トークンでギュミルss

盤面      前)皇ネプ、ギュミル、アーケティス
              後)クラーケン、ヴァーチュストリーム
手札      重装兵、ネプト、+1枚
墓地      アビスライン


ネプト×1(ミンストレル経由有り)

ネプト①ns効果→深影隊コストの竜騎隊サーチ
深影隊効果→パイクss
パイク効果→竜騎隊コストでミンストレルサーチ
竜騎隊効果→ネプト②サーチ
ミンストレル効果→ネプト②をコストにピーピングハンデス
ネプト②効果→墓地から竜騎隊ss
パイク+竜騎隊でバハシャss
バハシャ効果→竜騎隊コストにリヴァーチュss
チェーン1竜騎隊、チェーン2リヴァーチュ効果
ヴァーチュストリーム、ムーランサーチ
リヴァーチュ効果→バハシャの素材を外して墓地から竜騎隊回収
バハシャ+リヴァーチュでアネモネss
アネモネ効果→墓地から深影隊ss
墓地水属性5体でムーランss
アネモネ+ネプト②で皇ネプss
深影隊効果→竜騎隊コストに場の2体を☆7へ
チェーン1竜騎隊、皇ネプ効果→クラーケンを装備、ネプト③をサーチ
深影隊+ムーランでガイオアビスss

盤面      前)皇ネプ、ガイオアビス
              後)クラーケン、ヴァーチュストリーム
手札     ネプトアビス

ネプト1枚の展開で道中ミンストレルによるピーピングハンデスを使うパターンと使わないパターンの2つを紹介しました。

ミンストレルを使うパターンは最終盤面の質は若干劣りますが、ピーピングによる情報アドバンテージにより相手の動きに対するマストカウントを見極め安かったり、二ビルのケアができたりと利点もかなり多いです。

反対に使わないパターンはアビスラインを経由できるので展開及び妨害の質が上がり、フィールドの妨害だけでなく追加でアビスライン+重装兵も構えられるので、崩されにくい盤面になる点が強力です。

私個人的にはこの2つだったら基本は1つ目の展開を優先しますが、マッチ2戦目以降は二ビル警戒でミンストレルを使うパターンを極力使用します。

またミンストレル経由パターンは誘発受けが良く相手がアビスパイクまでを見逃した場合に次のミンストレルでワンチャンがめた誘発を弾ける点がかなり優秀な展開です。

とはいってもネプト1枚のみで展開をすることはかなり稀で基本的にはネプトにプラスして何かしら水属性パーツを引いているか、ネプト無しの組み合わせで動くことが大半と言ってもいいくらいなので、ネプト1枚初動はあくまで展開の基本として覚えててもらえると良いかと思います。

また、ネプトで深影隊をコストにする動きが実はリスクを伴うこともあり、その深影隊にうららを受けてしまうともうそのターンは深影隊のリクルート効果が使えないので、展開が伸びなくなる事態が起きやすいです。

例えば、ネプトにプラスして初手にアビスラインを引いていたとします。

ネプト効果で深影隊コストの竜騎隊サーチとし
深影隊にうららを受けた場合、手札と場には
ネプトとライン、竜騎隊が残ります。

ここから動くとしたら

ライン効果→ネプトと自身をコストにディニクサーチ
ネプト効果→深影隊を墓地からss
ディニク効果→竜騎隊コストにss
チェーン1竜騎隊、チェーン2ディニク効果→
パイク(何でも良い)、ムーランサーチ
深影隊+ディニクでアネモネss
墓地水属性5体でムーランss
アネモネ効果→墓地から深影隊ss
深影隊効果→パイク以外の何かをコストに場の2体を☆7へ(ディニクでサーチしたもの以外)
深影隊+ムーランでガイオアビスss
ガイオアビスに重ねてポセイドラアビスss
アネモネ+ポセイドラアビスで皇ネプss
ポセイドラアビス効果→パイクコストに
ライン、深影隊、ネプトの3体をss
皇ネプ効果→クラーケン装備
ライン+深影隊でリヴァーチュss
リヴァーチュ効果→ヴァーチュストリームサーチ
リヴァーチュ効果→ラインを外して墓地から竜騎隊回収

盤面      前)皇ネプ、リヴァーチュ、ネプト
              後)クラーケン、ヴァーチュストリーム
手札      竜騎隊
墓地      アビスライン

ネプトをヴァーチュストリームの対象に充て、
クラーケンを使い終わった後に墓地のアビスラインで竜騎隊をコストにドロー効果を使用することにより、皇ネプを起動してクラーケンをもう1度装備しながら竜騎隊で後続のネプトをサーチしてこれます。

一見するとムーランのハンデスはできてるし盤面やリソース確保準備もそれなりに整っているのでまずまずの構えに見えますが、これはやや不正解寄りの立ち回りです。

最初のネプト効果を使うところまで戻りますが
今度はネプトでのコストを深影隊ではなく竜騎隊にして深影隊をサーチし、コストにした竜騎隊にうららを受けた場合を想定します。

場ネプト、手札アビスライン+深影隊から

ライン効果→ネプトと自身をコストにエジルラーンサーチ
ネプト効果→墓地から竜騎隊ss
エジルラーン効果→深影隊コストに自身とトークンをss
深影隊効果→パイクss(竜騎隊でも可)
エジルラーン+トークンでギュミルss
パイク+竜騎隊でバハシャss
バハシャ効果→竜騎隊コストでリヴァーチュss
チェーン1竜騎隊、チェーン2リヴァーチュ効果
ヴァーチュストリーム、ムーランサーチ
墓地水属性5体でムーランss
リヴァーチュ効果→バハシャの素材を外して墓地から竜騎隊回収
バハシャ+リヴァーチュでアネモネss
アネモネ効果→墓地から深影隊ss
深影隊効果→竜騎隊コストに場の3体を☆7へ(一応ギュミルも変化してしまうが関係無し)
竜騎隊効果→ミンストレルサーチ
深影隊+ムーランでガイオアビスss
ガイオアビスに重ねてポセイドラアビスss
アネモネ+ポセイドラアビスで皇ネプss
ポセイドラアビス効果→ミンストレルコストに
深影隊、ライン、ミンストレルの3体をss
チェーン1ミンストレル、チェーン2皇ネプ効果
ミンストレルで3枚デッキから落とし竜騎隊対象
皇ネプでクラーケン装備、ミンストレル解決で竜騎隊をデッキ上に置く
ミンストレル+深影隊+ラインでアーケティスss
アーケティス効果→非チューナー2体だったので竜騎隊を含む2枚をドロー

盤面      前)皇ネプ、ギュミル、アーケティス
              後)クラーケン、ヴァーチュストリーム
手札      竜騎隊、+1枚
墓地      アビスライン

アーケティスとアビスラインを使う順番ですが
アーケティスを先に使って竜騎隊をコストにした場合は竜騎隊で重装兵をサーチして別のタイミングでアビスラインから除去を狙いにいくことができ、アビスラインから使う場合は竜騎隊コストでドロー効果を使用後に竜騎隊で重装兵をサーチしてアーケティスで重装兵をコストにすることでこちらはいっぺんに2枚の除去を行います。

私はこの例であればアーケティスから使いたい派で除去のタイミングを別々にできた方がメリットが大きいと感じていますがここは好みで良いと思います。

また竜騎隊のサーチを重装兵ではなくネプトにして後続の確保もありですし、かくいう私もこの場合であれば後続の確保を優先することが多いです

1つ目の展開に比べてバハシャリヴァーチュを経由できているので展開に余裕があり、最終盤面にギュミルとアーケティスも残るので妨害の質がかなり高いことが分かるかと思います。

竜騎隊にうららではなく、ネプト本体にうららや泡影等を受けても竜騎隊で深影隊を持ってこれるので同様の事象になります。

以上のことからネプト初動の場合は一緒に引いている水属性パーツによってコストやサーチ先をしっかり吟味する必要があることが分かります。

今の例はアビスラインだったので深影隊にうららを受けてもまだ展開はできていましたが、ミンストレルだった場合は深影隊使用済みかつミンストレル+竜騎隊のみでは何も展開できないレベルだったりします。

【2枚初動】

アビスライン+深影隊(ミンストレル経由無し)

ライン効果→自身と深影隊①コストにディニクサーチ
深影隊①効果→ネプ①ss
ネプト①効果→竜騎隊①コスト竜騎隊②サーチ
竜騎隊①効果→ネプト②サーチ
ディニク効果→竜騎隊②コストにss
チェーン1竜騎隊①、チェーン2ディニク効果
パイク、ムーランをサーチ
パイクns効果→ネプト②コストにミンストレルサーチ
ネプト②効果→墓地の竜騎隊をss
パイク+竜騎隊でバハシャss
バハシャ効果→竜騎隊コストにリヴァーチュss
チェーン1竜騎隊、チェーン2リヴァーチュ効果
ヴァーチュストリーム、重装兵サーチ
墓地水属性5体でムーランss
リヴァーチュ効果→バハシャの素材を外して墓地の竜騎隊を回収
バハシャ+リヴァーチュでアネモネss
アネモネ効果→墓地の深影隊①ss
深影隊効果→竜騎隊コストに場の3体を☆7へ
竜騎隊効果→深影隊②をサーチ
ディニク+ネプトでガイオアビス①ss
ムーラン+深影隊でガイオアビス②ss
ガイオアビス②に重ねてポセイドラアビスss
ポセイドラアビス+アネモネで皇ネプss
ポセイドラアビス効果→ミンストレルコストに
ライン、深影隊①、ミンストレルの3体をss
チェーン1ミンストレル、チェーンに皇ネプ効果
ミンストレルで3枚デッキから落とし竜騎隊対象
皇ネプでクラーケン装備、ミンストレルで竜騎隊をデッキ上に置く
ミンストレル+ライン+深影隊①でアーケティスss
アーケティス効果→非チューナー2体だったので
竜騎隊を含む2枚をドロー

盤面      前)皇ネプ、ガイオアビス(ネプト素材)、                     アーケティス
              後)クラーケン、ヴァーチュストリーム
手札      重装兵、深影隊、竜騎隊、+1枚
墓地      アビスライン


アビスライン+深影隊(ミンストレル経由有り)

ライン効果→自身と深影隊コストにディニクサーチ
深影隊効果→ネプ①ss
ネプト①効果→竜騎隊①コスト竜騎隊②サーチ
竜騎隊①効果→ミンストレルサーチ
ミンストレル効果→自身と竜騎隊②コストにピーピングハンデス
竜騎隊②効果→ネプト②サーチ
ディニク効果→ネプト②コストに自身をss
チェーン1ネプト②、チェーン2ディニク効果
パイクサーチ、墓地から竜騎隊ss
パイクns効果使わない
パイク+竜騎隊でバハシャss
バハシャ効果→竜騎隊コストにリヴァーチュss
チェーン1竜騎隊、チェーン2リヴァーチュ効果
ヴァーチュストリーム、重装兵サーチ
リヴァーチュ効果→バハシャの素材を外して墓地から竜騎隊回収
バハシャ+リヴァーチュでアネモネss
アネモネ効果→深影隊①ss
深影隊効果→竜騎隊コストに場の2体を☆7へ
竜騎隊効果→深影隊②サーチ(何でも良い)
深影隊①+ディニクでガイオアビスss
ガイオアビスに重ねてポセイドラアビスss
ポセイドラアビス+アネモネで皇ネプss
ポセイドラアビス効果→深影隊②コストに
ライン、深影隊、ミンストレルの3体をss
チェーン1ミンストレル、チェーンに皇ネプ効果
ミンストレルで3枚デッキから落とし竜騎隊対象
皇ネプでクラーケン装備、ミンストレルで竜騎隊をデッキ上に置く
ミンストレル+ライン+深影隊①でアーケティスss
アーケティス効果→非チューナー2体だったので
竜騎隊を含む2枚をドロー

盤面       前)皇ネプ、アーケティス、ネプト
               後)クラーケン、ヴァーチュストリーム
手札       竜騎隊、重装兵、+1枚
墓地       アビスライン

また今回は採用していませんが

アーマードエクシーズギミックを採用することにより先程の後半で、

ミンストレル、ライン、深影隊の3体をss
皇ネプ効果→クラーケン装備、
ミンストレル→竜騎隊orネプトデッキ上へ
ここから
ミンストレル+ネプト(☆7)でギュミルss
深影隊+ラインでトルピードss
トルピード効果→2素材コストに1枚ドロー(先程置いたカード)
トルピードに重ねてフォートレスss
フォートレス効果→素材コストにフルアーマードエクシーズサーチ
とすることで

盤面      前)皇ネプ、ギュミル、フォートレス
              後)クラーケン、ヴァーチュストリーム                       フルアーマードエクシーズ
手札      重装兵、ミンストレルで戻したカード
墓地      アビスライン

相手ターン
フルアーマードエクシーズ発動→ダークナイトランサーss(墓地フルアーマードエクシーズ)

手札には重装兵にプラスして竜騎隊orネプトがあります

といった盤面にすることも可能です。
一応ダークナイトランサーの効果が皇ネプの効果による装備にも反応するのでシナジーがあります

妨害の質は高くなりますがメインエクストラを圧迫し特にフルアーマードエクシーズをメインに入れたくなかったので、私は今のところ不採用で考えています。



2枚初動の1つであるアビスライン+深影隊展開のミンストレルを使うパターン、使わないパターンの2つを紹介しました。

この組み合わせではミンストレルを経由しようとするとムーランによるハンデスができず、反対にミンストレルを経由しなければムーランによるハンデスが行えます。

なのでこちらも1枚初動の時と考え方は同じで、
試合状況によってコンボを選択するのが良いと思います。


【2枚初動】

ディニク+竜騎隊

ディニク効果→竜騎隊①コストにss
チェーン1竜騎隊①、チェーン2ディニク効果
深影隊①、ネプト①サーチ
ネプト①ns効果→竜騎隊②コストに竜騎隊③サーチ
竜騎隊②効果→ミンストレルサーチ
ミンストレル効果→自身と深影隊①コストにピーピングハンデス
深影隊①効果→パイクss
パイク効果→竜騎隊③コストにラインサーチ
竜騎隊③効果→ムーランサーチ
墓地水属性5体でムーランss
ライン効果→自身とネプト①コストにエジルラーンサーチ
ネプト効果→墓地から竜騎隊ss
パイク+竜騎隊でバハシャss
バハシャ効果→竜騎隊コストにリヴァーチュss
チェーン1竜騎隊、チェーン2リヴァーチュ効果
ヴァーチュストリーム、重装兵サーチ
リヴァーチュ効果→バハシャの素材を外して墓地から竜騎隊回収
バハシャ+リヴァーチュでアネモネss
アネモネ効果→墓地から深影隊ss
深影隊効果→竜騎隊コストに場の2体を☆7へ
竜騎隊効果→深影隊②サーチ(何でも良い)
深影隊+ムーランでガイオアビスss
ガイオアビスに重ねてポセイドラアビスss
ポセイドラアビス+アネモネで皇ネプss
ポセイドラアビス効果→深影隊②コストに
ライン、深影隊、ミンストレルの3体をss
チェーン1ミンストレル、チェーンに皇ネプ効果
ミンストレルで3枚デッキから落とし竜騎隊対象
皇ネプでクラーケン装備、ミンストレルで竜騎隊をデッキ上に置く
ミンストレル+ライン+深影隊①でアーケティスss
アーケティス効果→非チューナー2体だったので
竜騎隊を含む2枚をドロー
エジルラーン効果→竜騎隊コストに自身とトークンをss
竜騎隊効果→ネプト②サーチ
エジルラーン+トークンでギュミルss

盤面      前)皇ネプ、ギュミル、アーケティス、                  ディニク(ヴァーチュストリーム用)
              後)クラーケン、ヴァーチュストリーム
手札      重装兵、ネプト、+1枚
墓地      アビスライン

ディニクチェーン2で竜騎隊のネプトサーチを確実に通すことができ誘発受けも良くミンストレルも経由できるので、個人的にこのデッキ最強の初動だと思っています。

とはいってもこの動きはあくまで最大値を重視した展開で、上記展開の場合ネプトで落とした竜騎隊にうららをもらってしまうと実は渋かったりするので、誘発受けを考えると実戦ではディニクのサーチをアビスラインにすることが多いです。

その場合であればネプトで落とした竜騎隊or深影隊にうららをもらってもそこからアビスラインを使って展開が可能です。


ここまでいくつか展開例を紹介しましたが、結局のところ現環境では誘発を受けずに展開することはまずないと思っていいレベルなので、展開例通りに綺麗に動けることは殆どありません。

したがって重要なのは

・手札の組み合わせによってサーチやリクルート先、使う順番等をしっかり考えた上で誘発受けの良いor貫通できるような立ち回りをする。

・G受けを意識しうららや指名者がない時はそれしかない場合を除き、安易にディニク深影隊やエジルラーンからの入りをしない。

少なくもこの2つを意識するだけで結構変わってくると思います。

環境デッキに比べて手札事故は起きやすいしメインスロットの枠も決して多いデッキではありませんが、このデッキならではの強みや面白さ、かっこよさ等良いところも沢山あるので、これから少しでも海皇水精鱗使いが増えてさらに研究が進めば嬉しいなという言葉で今回の記事を締め括らせていただきます。


おわり


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