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わたしの人生に必要な漫画のはなし③

◆乱と灰色の世界/入江亜季(KADOKAWA)
とても大好きで大切な作品です。魔法使いの家族の話で、主人公は末っ子の乱。彼女は秘めたる大きな魔法を持っているけれど心が未熟でそれを使いこなせません。はやく大人になりたいと、身体だけ魔法で大人になりますが失敗ばかり。大人の姿で出会った人間と恋のようなものをしますが、敵との闘いで失ってしまいます。でもそれは確かに愛だった。その後ゆっくりと心が成長し始め、乱は大切な人たちのために魔女となることを決めます。キャラクターの個性、画力、アニメーションのようなキラキラとポップに飛び出す効果が魅力です。何度も読んで何度も泣いて何度も「いい作品だなあ」と声が漏れます。この漫画は友人が誕生日に贈ってくれました。本当に彼女のセンスには脱帽です。

◆群青学舎/入江亜季(KADOKAWA)
入江亜季先生の短編集です。つながっている話もあり、1話完結もあり。

◆コダマの谷/入江亜季(KADOKAWA)
みんな大好き学園都市の話です。

◆北北西に雲と往け/入江亜季(KADOKAWA/ハルタ連載中)
入江亜季先生の最新作です。アイスランドに住む日本人の慧くんが主人公。彼には不思議な力があって、それを使って探偵をし、生活費を稼いでいます。この作品の魅力はなんといっても第2巻のアイスランド観光!慧くんの友人がアイスランドに来て、彼を連れまわす話で第2巻が終わります笑。アイスランドの特性や自然との関わり方についても学べます。何よりアイスランドに行きたくなる!友人と2年以内に行く計画をしています。

◆Paradice Kiss/矢沢あい(祥伝社)
アニメ化も映画化もされた矢沢あい先生の作品です。これは自分の意志が迷子になるときに読みます。華やかなファッションは人を元気にする。わたしもこういう世界に行こうと思っていたら人生違ったのかなあ、なんて時々考えたりもします。自分の人生は他人のせいにするのではなく、自分で選び取ったものを信じて進んでいくしかないのだと、読み終わるたびに思います。そして毎回泣く。

◆PARADRUGS/萩原浬(新潮社)
友人から借りて読んだのを忘れられず、買いました。記憶を消したり保存したり書き換えたりできる先生の話。物語のアイデアが面白いです。

◆さめない街の喫茶店/はしゃ(イーストブレス)
これも料理の話。特にお菓子。元気になるために少しずつお菓子を作って暮らしていく話。

これが今現在わたしの手元にある大切な漫画たちです。ときどき読み返して手放すかそのままにするかは吟味しますが、なかなか難しいものばかりです。同じ本読んでる方よかったらつながりましょう〜〜!