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徒然マーフォーク44~焼き魚調整録サイド編~

みなさまこんにちは
ハガーでございます

修行と称して先月1カ月まるまるMTGに当ててました
集計をしたところなんと102マッチも行っていました、紙の大会のトータルならえらい数ですよね・・・

今回はサイド編です
ここ最近で採用したサイドカードを紹介していきます(順番は実際にサイドインされた枚数の多い順になっています
それぞれ採用した意図や感想をまとめましたので、全国の焼き魚使いへの参考になれば幸いです
※おそらく青単や青緑、青白、青黒マーフォークには多分参考にならないと思いますが「ほーん」くらいに見てもらえたら嬉しいです

血染めの月

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焼き魚(タッチ赤)をしている理由の大きな割合を含んでいるカードですね
多色系は色事故を起こし、ウルザの物語(ジャンドサーガやハンマータイムなど)は即墓地へ行き、その他の特殊土地も咎められる現環境ではグルールムーンを中心にメインやサイドで採用されているカードです
こちらも島の枚数は4枚程度で展開を阻害する可能性はありますが、出す前提でキープ基準を考えたりフェッチで基本土地を持ってきたりしますし、マーフォークには霊気の薬瓶もありますからね
出した後はシングルシンボルの海や銀エラ、王家の跡継ぎが沁みます

大祖始の遺産

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マーフォークにおける墓地対策筆頭カード
数ある墓地対策の中でも1枚追放にマナがかからないことやドローがついているので重ね引いても困らないのが優秀です
今墓地を見たいデッキはカウンターモンキーやリアニメイト、リビングエンドなどがあります
起動を忘れないように自分のメインで動くのは自分だけではないはず
カウンターモンキー戦では相手の墓地の枚数をよくチェックしておかないとうっかり濁浪の執政の着地を許してしまうことがあるので要注意です(戒め
リアニメイトは信仰の繕いが辛い(本命を止められる前にライフゲインと手札を整えられてしまうので・・・

潮縛りの魔道士

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こちらもマーフォークのサイドとしては定番の1枚
現環境ならラガバン、媒介者、オムナス、激情、タイタン、サイトークンなど見れるカードが多いです
途中までは採用していたのですが、焼き魚の場合はメインに稲妻があり他のマーフォークと違って除去する手段がありそこまでスロットを割かなくてもいいのではないか?と考えるようになり採用枚数が減っていきました
赤なら追加の除去兼タフネスが4まで見れる炎の斬りつけがありますしね

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呪文嵌め

2マナ限定の確定カウンター
現環境の2マナは
カウンターモンキー:表現の反復、対抗呪文、仕組まれた爆薬(X=2)
ハンマータイム:石鍛冶の神秘家、純鋼の聖騎士
ジャンドサーガ:レンと6番、タルモゴイフ
バーン:大歓楽の幻影、焼尽の猛火、稲妻のらせん
などがありサイドからの採用する回数が多かったです
特にバーン戦はサイドにあるかどうかでやりやすさが変わるところです(焼尽の猛火、ダメゼッタイ

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墓地兼サーチ対策カード
採用を考えていた時はリアニメイトに負け越していたころで、複数回使えて信仰の繕いなどのフラッシュバックをまとめて掃除できるカードを欲していました
結局は3マナと大振りなのでカウンターモンキー含め打ち消されたり、返しで虹色の終焉X=3で飛ばされたりとイマイチでした
白日スケシやタイタン系が流行ってくれば採用を考えたいですね(サーガの第3章を止められるのも優秀

四肢切断

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追加の除去枠
赤なら後述する炎の斬りつけもあるのですが、こちらを優先したくなっていた時はオムナスを最速で止めたいという理由が大きかったです(着地の1ドローに合わせたい
ただやはりペイライフが痛く、オムナス系以外のデッキに入れにくいのもあり最終的には採用されなくなりました
タフネスが5のクリーチャーで止めたいものが見つからなかったのもあります(濁浪の執政はだいたい8/8で出てきますしね・・・

神秘の論争

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追加のカウンター枠
カウンターモンキーや青白コントロールなどの青系のデッキが流行っていたため採用しました
カウンター合戦に強く、オムナスを止められるのも優秀ですね
採用しているときのサイドイン率も高かったですが、虚空の杯が採用できない関係上苦手としている続唱系やバーンには入らないという点から優先度は下がっていきました

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追加の除去枠
四肢切断で説明しましたが現環境においてタフネス5以上になりうるのはタルモゴイフや濁浪の執政、ウルザやサーガの構築物トークンでそれぞれ墓地対やペテン師で対処できるという点、インスタントタイミングでないと落とせない天界の列柱やストームジャイアントの聖堂は血染めの月で対処できるという点でこのカードに落ち着きました

対抗呪文

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追加のカウンター枠
やっぱりなんでも打ち消せるのは偉い
特にコントロールやトロンには欲しいカードですね
なんでも打ち消せるが故にどのマッチでもサイドインしがちになるので用法用量には注意しましょう(戒め

火炎の襲撃

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このカードの解説がしたくてこの記事を書いたまであります
2021年の焼き魚的ナンバー1のサイドカードになりました

Flame Blitz / 火炎の襲撃 (赤)
エンチャント
あなたの終了ステップの開始時に、火炎の襲撃は各プレインズウォーカーにそれぞれ5点のダメージを与える。
サイクリング(2)((2),このカードを捨てる:カード1枚を引く。)

自ターンの終了時、PW全体に5点飛ばせる置物です
正直始めは電波かなと思いながら使ってみたのですが、現環境ではオムナスや青白コントロールなど複数PWを採用しているデッキがあり、これらのマッチにはかなりの威力を発揮してくれました
マーフォークにありがちな展開として、3マナのテフェリーでバイアルやシヴィエルンを戻される、2ターン目銀エラの達人の返しにレン6で処理される・・・
それぞれ変わり谷が絡んでいないと返しで落とせないですし、そこにマナや打点を割かれている間に合わされてしまうというシチュエーション、マーフォーク使いなら何度辛酸を嘗めさせられてきたことか・・・
これが火炎の襲撃があるとPWを無視して展開やプレイヤーへの攻撃が可能になります
現環境で使用されているPWで忠誠値が6以上から入れるものはかなり限られています(6マナのチャンドラくらい・・・?
レン6、3マナテフェリー、神ジェイス、5テフェリーは+から入っても落とせます
始めは「電波かなぁ・・・」と1枚積みで試していましたが2枚目以降はサイクリングでドローに変換できることに気づき次第に複数採用になりました
正直、3マナと5マナのテフェリーを1マナでまとめて処理できたよくない成功体験が残っているのかもしれません
ただ1マナでPWをほぼ無力化できるという点、虹色の終焉で処理されても他の生物が生き残りやすくなる点から有効なカードだと考えています
赤いデッキでPWに悩まされている方は一度採用を考えてみてはいかがでしょうか(ダイマ

呪文貫き

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追加のカウンター枠
軽いカウンターが欲しいなと呪文嵌めと交互に試していました
序~中盤の使い勝手はいいのですが、後半腐ることと、当たる範囲が否定の力と同じため自分にはそこまで手ごたえを感じられませんでした
条件付きながら確定で止められる呪文嵌めや対抗呪文を採用することが多かったです

蒸気の絡みつき

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迷走カードその1
多分濁浪の執政とかがつらくてバウンスしつつライフを攻めたいと思って入れてました
バウンスなら借り手や先駆けで十分ですね

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迷走カードその2
コントロールや、苦手としている続唱を止められるなと思って入れましたが同じ2マナなら素直に対抗呪文ですな、解散

広がりゆく海

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従来のマーフォークならメインに4枚積むカードですが、青系のデッキが多いためメインとサイドに振り分けて採用していました
最近はトロン系の数が増えてきているのでそれによって内訳を変えていく必要がありますね

月の大魔術師

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もともと血染めの月を1枚しか持っておらず採用していましたが、孤独激情にわからされておとなしく買い足しました(反省

ハーキルの召還術

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アーティファクト対策カード
先月まで大会に出ていた地域だとテゼレッターや親和などアーティファクトデッキを握る人が一定数いたという理由の地域メタですね
現環境ならハンマータイムを見れますが、時間稼ぎにしかならないため過信は禁物です(戒め

発火の力線

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迷走カードその3
採用しているときは大体迷走しているサイン
コントロールや除去の多いデッキに入れようみたいなことを考えていましたが、コントロールは3テフェで戻されてそもそもあと引きが辛すぎます(そりゃそう

熱烈の神ハゾレト

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迷走カードその4
これは当時トリコロール系の除去が多いコントロールに負け越してて何とかしたいなと思い採用
→カンスぺと孤独には勝てなかったよ・・・

悪ふざけ

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発掘している余裕はありませんでした
素直に削剥なりプリズマリの命令なりハーキルの召還術を使いましょう

高山の月

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血染めの月とは違い1種類しか見れず好きな色マナが出てしまいますが、1マナと軽いのが優秀だなと思い採用しました
ただこのカードを採用しているときにサイドインする必要のあるマッチがなく、今のメインだと3マナという重さが従来の構築よりも許容できるという点でこの枠は血染めの月になりました

削剥

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生物兼アーティファクト対策
いいカードなのですがいかんせん丸い感じが否めなく、3点なら稲妻で置物はエンチャントも見れる厚かましい借り手やハーキルの召還術などで代用できるという点からほぼ採用サイドインされずに終わりました
破壊したければ1マナ重いですがプリズマリの命令もありますしね

おわりに

いかがだったでしょうか
途中から反省文になっていたのはスルーしてやってください
マーフォークのサイドボードに悩んでいる方に少しでも参考になったら幸いです
焼き魚使いの方は一回でいいので火炎の襲撃試してみてください、飛ぶぞ(多分
次回は先月の102マッチについてまとめる予定です
どのような結果だったのか、それから得られたことは何なのかご期待ください
2021年もあと少しで終わりです
宣言で大会のない期間もありましたが、今年の総決算、振り返りみたいな記事も書きたいですね
特に今年はモダンホライゾン2の登場によって良くも悪くも環境が激変しましたものね・・・マーフォークも新たな力を授かりましたが・・・

それではみなさん、よき部族ライフを

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