ホーミタクヤセンの朝

精油を使って何が一番良かったかって




心から繋がれる仲間が
世界中にたくさんできたこと。




私はバンクーバーにある
アロマージュというアロマの学校(グループ)に
いるのだけど




そこで昨日



アロマを嗅ぎながら五感を使い
本の朗読を楽しみましょうといった感じの



”癒しの言葉とアロマの会” が行われた。




ハチミツのHちゃんをはじめ
大好きな2人が主催だったので
準備の段階からとても楽しみにしていた。




朗読に使われたのは
『ホーミタクヤセン』という本。




ネイティブアメリカンの叡智が
たくさん詰め込まれた
詩集のように優しい本で






絶版になってしまってるため
なかなかに手に入れにくい。




彼女たちは、時間をかけて
この本の朗読を
1本の動画に仕上げてくれたのだけど



ゆったりとした安らげる声も
ラストの生ハープの演奏も


柔らかな植物の挿絵まで




全てアロマージュメンバーさんの
手によるものだった。



みんなどれだけ多才なんだよっていう。





私は、バックに流れる気持ちのいい
瞑想音楽を聴きながら



言葉の一つ一つに耳を傾けていた。





「休んでください」



朗読でたびたび読まれるその言葉に
反応していた。




なぜなら、このところ私はずっと




心配したり
孤独感に苛まれたり
やたら恐怖を感じたり
悲しみを味わってみたりと




感情の大波にさらわれては
心が上がったり下がったりしていたから。




朗読と音楽で
一瞬ゆるんだ私に



”エジプシャンゴールドを使え” という感覚が
降りてきた。



ネイティブアメリカンの言葉を聴きながら
エジプトの香油を嗅ぐ時間。




私は、手のひらに1滴、精油を落とし


ゆっくり吸引しながら
体と心を横たえていった。




息子は、隣で鼻歌を歌いながら
ずっと絵を描いている。




そして、できるたびに
1枚1枚見せに来る。




画像1


”マミーのハート”



画像2


”クリスタルのマミー”




画像3


”マミーにプレゼントを渡す僕”




画像4


”マリオカートに乗ったマミー”





描く絵、描く絵、その全てが
私へのギフトのようなのだ。




そんな絵が、朗読会が終わる頃までに
10枚くらい溜まっていった。




心と体を休めると、
こんなにもわかりやすく
他から大事にされるものなのか。




息子が私への絵ばかり
こんなに連続で描いたのは初めてだった。





会が終わり、
一夜明けた朝



私は自然に目を覚ますと
不思議なビジョンを見た。





エジプトの神官だった頃の自分と
古代日本で神官だった自分




この二つの過去生が
順番に一人ずつ




ベッドに横たわっている私の肉体に入ってきて
完全に一致していくのだ。




「統合」



というキーワードが渡される。





そう、私がここ最近ずっと
感情の大波の中、彷徨っていたのは


この過去生たちの影響が
実は大きかった。





神官時代、仕えていた王や文明を
救えなかったという悲しみや



罪悪感
無力感



そんなものが
一気に思い出されてきていた。




今、歌やライトランゲージを降ろし始めたり
声や音を使った能力を思い出そうとしていく中で



この感情はある意味セットで出てくるものなのだろうと
正直、諦めていた。




すごく辛いけど、こうやって悲しみを再体験していれば
そのうち抜けていくんだろうと



能力を思い出すために
仕方なく、我慢をしていた。





だけど上の誰かはこう言った。




我慢するのではなく



入ってこないように抵抗するのでも
去るのを待つのでもなく



受け入れるのだと。




「統合」するのだと。




自分の体験として、きちんと落とし込み
同化する。




そうすることで過去も、時間も
エネルギーも一体となる。





そして、この現代という世界で
自分の持ってる能力を開いても



安全に
人と調和したり、導いたり


そういうことが可能なんだと
自分の中に落とし込んでいくことが



真の能力を活性化するために
必要なんだよ、と。






過去は忘れるものでも
葬り去るものでもなく



一体化することで
統合されていく。



二元性を超えた調和、
高みへと行ける。





この気づきを降ろしてくれたのは




宇宙か、エジプシャンゴールドか
それとも、ホーミタクヤセンだったのか。





感謝するのは
実はそんなに得意じゃない。



でも、
『ホーミタクヤセン』に書かれているように



体の一つ一つの部分や、他の時間軸のエネルギー、
まだ見ぬたくさんの宇宙存在にも



たくさんのありがとうを
言ってみようか。




ありがとうに、「初めまして」の心も
ついでに込めてみようか。






私は、今日のこの「統合」によって






もう一度、”祈りの神官” として生きることを
決意したのかも知れない。




もちろんそれは、
実際に神社で神に仕えるとか
そういうことではないけれども



いつも宿命のように向きあわせられる
神官という役割に



受け身ではなく、今度は自分から飛び込み
しっかり統合してみようと思った。




そう決めたことで
さらなる気づきと決意が降りてきたのだけど



そのお話はまた今度。





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