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Eちゃんのおはなし

今日は仕事納めだった。
(学校なので休みに入るのが早い)




”せんせい” と呼ばれるようになって
初めてのホリデーシーズン




その贈り物の数に驚いた😱




中身は、おしゃれな和陶器やバスボム、
チョコレートにクッキー




手書きのお礼の言葉と
子供たちが描いてくれた似顔絵




ギフトカード、そして
一番多いのは現金だった😱




アメリカにきて相当長いけど
私はどうも、チップという習慣を
心から理解できていない。




だって雇われて仕事をしてるんだから
それに対してお給料も頂いてるんだし




頑張るのは当然のことで




なのにさらに上乗せして、
お客様からお金をもらえる、
また、あげなきゃいかん、というシステムが
私には全く理解できなかった。




「もらう立場になったらわかるよ」
と言われたけど、





もらう立場になっても
やっぱりよくわからない。




お金がわからない、
宇宙人あるあるだ。




と〜っても助かるし、
ありがたいけど、
不思議だなあと思う。




うちの園は裕福なご家庭が多いせいか
チップの額も想定以上だった。




でもそのありがたいお心づけと
Eちゃんが家族みんなで作ってくれた
クリスマスクッキーは




全く同等に嬉しかった。





すごく美味しかった。




彼女は一生懸命
どうやってそのクッキーを作ったのか
身振り手振りで教えてくれた。




Eちゃんは来年から
違う学校に行ってしまうので
今日がラストだったんだけど😢




Eちゃんはずっと
妹のSちゃんの話をしていた。




「あのね、Eが2段ベッドの上でね、
Sちゃんは下なの。




上だと、Sちゃんは
落っこちるかもしれないから
危ないの。

(Sちゃんは2歳)




Eね、Sちゃんが大好きなの。
だから、ポリースとか、きゅうきゅうしゃとか
ファイヤートラックとか




そういうところに
絶対行ってほしくないの。




だからEが守るの」




それを聞いた時
なぜか涙が溢れて溢れて




”妹が大好きすぎるから自分が守る”
だなんて




私の中の何が反応したのか
わからないけど



Eちゃんの愛のエネルギーは
確実に私の深いところに
届いていった。




私はEちゃんを抱きしめ




「大きいお姉ちゃんの学校に行っても
Eちゃんらしく、楽しく頑張るんだよ。
また遊びに来てくれるのを、ずっと待ってるからね」




と言うと、
Eちゃんは嬉しそうに笑った。




私たちはみんなこうして
冬至のその日まで




自己の内に潜り




たくさんの癒しと気づきを起こしながら
次のフェーズに向かうんだと思う。




無意識に、そういう流れに
なってるんだと思う。




私は、今年の冬至は
大きな引っ越しをする。




新しい家
新しい関係性




新しい全てに




Eちゃんみたいに純真な心で、
喜びで向き合っていきたいと思う。












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