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親友と息子の話

霊感親友と出会ったのは
15年くらい前



航空会社の同期だった。




彼女は幼い頃から霊感が強く
スピリチュアルなことも良くわかってるけど
同時に現実的で冷静で




石や宇宙とばかり繋がる私に対して
彼女が繋がる世界は
霊界とか宗教のような3〜4次元の世界。




性格も何から何まで真逆だけど
出会ったその日から私たちは
姉妹のように意気投合し




毎日のように彼女の家で
見えない世界の話をした。




こういう話ができる人は
彼女が初めてだった。







あの時ほど密にはもう連絡を取らなくなったけど
私は彼女のことがいつも大好きだし




どれだけ会わなかったとしても
ピンチの時には必ず助けてくれるっていう
絶対の信頼がある。




話はちょっと変わるけど、息子がまだ2〜3歳の頃
私はどうしてもハワイに住みたくて




嫌がるパパちゃんと一緒に
オアフ島に物件を見に行ったことがある。




あの時は本当、
時期じゃなかったんだろうなあ。




パパちゃんは旅の間ずっと不機嫌だったし、
私は行きのフライトから携帯を落っことし




今まで何回も落としてるのに、
その時だけ画面に大きなヒビが入った。




何とか修復可能だったので
ハワイにいる間にリペアしたのだけど
それをまた再度落っことして新品のスクリーンに傷をつけ




しかも最終日、空港に向かう前のお土産屋さんで
お店の棚にそれを置き忘れた。




携帯関係のトラブルばかり。
こんなこと、普段ならあり得なかった。




すぐにお土産屋さんに戻り、携帯は無事に見つかったのだけど
時間をだいぶロスしてしまったので
慌てて空港に向かった。




その時、ナビをしていた私のGoogleマップが
誤作動を始めた。




ぐるぐるぐるぐる、何度も同じ場所をループさせられて
空港にたどり着けない。




地図には強い方なのに、
この時は、方向すらわからなかった。




パパちゃんは「いい加減にしろ!」と言って
私を怒鳴りつけた。




実は、本当に住みたかったのは
マウイ島だった。



でも、オアフならマウイより仕事も多いし
西海岸まで何本も直行便がある。



パパちゃんを説得するために
頭で考えて、オアフに変更したのだった。




でもオアフのエネルギーって
もちろんハワイである以上、
ある程度の気持ちよさはあるのだけど




特にワイキキ周辺のあたりはなんと言うか
下に引っ張り下ろされるような重いエネルギーがあって



(あくまで私との相性で、
オアフは悪い島ではありません)




Googleマップが誤作動した時も、何らかの存在が
私たちを島から出さないようにしてるのが
すごく良くわかった。




「また戻ってくるから、とりあえず今回は帰らせて!」
と心の中で叫ぶと、マップは正常に動きだし
私たちは何とか、時間までに空港に着くことができた。




そんな散々だった旅の2日目に
実は、霊感親友は私に連絡をくれていた。




その当時の彼女は、毎晩のように幽体離脱をして
彷徨ってる魂を助ける仕事をしていたのだけど




私がハワイに行った夜
とてもシンボルティックな夢を見たのだそうだ。



綺麗な家の中に、泥のような重いエネルギーが充満していて
その泥に埋まって息絶えそうになってる子鹿がいて
その子を助けたと。



その子鹿は私だと
直感で分かったそうだ。




「とにかく今はハワイのことは忘れな。
何も契約せずに帰っておいで!
行くべきなら、いつか必ずそういう流れになるから。
でも少なくとも、絶対今は違うと思う」




私たちは、何も契約せずに帰り
私はハワイ移住を諦めた。




それから1年くらい経ち、
ここでの生活を楽しめるようになった頃




私はこのアパートで
不思議な現象を見るようになった。




洗面所でメイクをしてる時など
ふと、子供の気配を感じるのだ。




当然、息子だと思ったので
「どうしたの?」と声をかけると彼はそこにおらず、
リビングでTVを観ている。




そういうことが3回くらい続いたので
私は親友に聞いてみた。




「このアパート自体に嫌なものは感じないけど
もしかしたら彷徨っている子供の霊がいるかも知れないから
見てみてくれない?」と。




すると彼女は私に、このアパートの前に建っていた
建物がなんだったか調べるように言った上で



「多分ね、あの子(=私の息子)
バイロケーションしてるんだと思うわ。
TV観てる時、ぼーっとしてない?」



と言った。



つまり、肉体はリビングにいるけど
意識体で私の様子を見に来ているのだと言う。




そしてその夜、幽体離脱をして
アパートを見に来てくれた親友は
こう教えてくれた。




「何もいなかったよ、大丈夫!
でもね、アータの息子すっごい敏感だね。
中に入った時、あの子、私に気がついてずっと見てたもん。

多分そのうち、不思議なこと言い出したりすると思うから
何かあったらジャーナルにつけていきな」



・・そう言う理由もあって前回
レインボーワールドの話を書かせていただいたりしたのだけど




今のところ特にサイキックとか霊感が強いとか
そういった様子は見られない。




でも例えば
「○○くん、今度引っ越すんだって」とか言うと




「ええ?!どこの惑星に?!😱」



と真剣に聞いてくるあたり
やっぱり普通ではないのかとw





どんなんでもいい、彼らしく人生を
楽しんでもらえたらいいなと思う。





そんなことを書いてたら、何も知らないはずの息子が
隣でこんな絵を描いていた。



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「一番上の小さいのが ”ハワイマリオ”で
(だからサングラスをかけている)

その下のが普通のマリオだよ。

真ん中の白いのは "ゴーストマリオ" で
一番右は "レインボーマリオ"!」




・・やっぱり息子は
なんか持ってるのかもしれない。





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