自分との絆 -その後の余談

幼稚園には
園長先生の他にもう1人
日本人の先輩先生がいて

彼女とは、考え方や性質は違うものの
境遇がすごく似ていた。

年も一つしか変わらないし
シンママで、息子が1人

ただ、決定的に違ったのは
彼女がとても恋愛体質であるってこと。

息子さんが大きくなってきたこともあり、
彼女の世界は完全に
ボーイフレンドを中心に回っていた。

デートの前の日はすごくおしゃれして来るし
喧嘩した次の日はめっちゃ暗い顔で出勤する。

話も、8割が彼のこと。
二言目には「○○が・・」と
彼の名前が出てくる。

彼女と出会った時
”昔の私みたいだ” って思った。

尽くして、振り回されて
毎日がドラマで

先輩のことはすごく好きだし
いつも幸せを願ってるけど

彼女のこういう部分だけは
あまり好きじゃなかった。

彼女に出会った当時

”私はこういう時期はもう超えた。
恋愛やパートナーシップにエネルギーを費やすなんて
時間と労力の無駄。

私は過去の経験から悟ったんだ・・”

って感じで、
実はめっちゃ心の中でマウント取って
見下してた。←ｽﾐﾏｾﾝ

でも先日の一件で

彼女のそんな部分は
私の中の投影なんだとはっきり分かった。

だから
受け入れられなかった。

私は全然悟ってなんかない。
ハートを凍らせてたから
感じなかっただけで

解凍しちゃえば元通り
まだまだ人間真っ最中の

偽ブッダだった。

7年経って変わったのは
逆に尽くされるようになったってことだけ。

今もパパちゃん中心であることに
変わりはない。

私は先輩と同じなのだ。

それに気づいてから
彼女に向けるエネルギーが変わった。

先輩のこと自体は好きなんだから
そういう部分にも壁を作らず、
オープンに受け入れてみるという
実験を始めてみた。

私自身のエネルギーを
【全受容】モードにし

「髪の毛ついてますよ〜」とか、
今までだったら教えてあげて終わりだったのが
肌に触れて実際に取ってあげたりした。

（だってスキンシップって
距離をグンと縮めるから）

せっかく私の、自分で受け入れられない部分を
彼女が具現化して見せてくれてるんだから

現実世界で、自分から先輩に近づいていくのも
方法としてアリかもと思ったのだ。

ちょっと話それるけど
病気って、エネルギーレベルでまず不具合が起こり

それがどんどん結晶化して固くなってくると
下に降りてきて
肉体に病気として現れる。

そうなった時は
ヒーリングやクリスタルだけで
なんとかしようとするより

不調がある箇所に精油を塗ったり、
医者の力を頼ったりして
3次元にアプローチした方が早い。

それと同じ原理かなって
ちょっと面白がりながら実験してる。

私の中の絶対タブーを受け入れたら
世界はどう変わるんだろう？

すごくワクワクする。

ちなみに私がバイト時代
棚の前からどかせなかった店長は

「どいて欲しかったらそう言っていいんだよ。
いつどくのかなって待たれてる方が嫌だよ🤣」

と言って笑ってた。

（そりゃそうだ🤣）

タブーだと思ってる思い込みの
反対側の景色は

思い切って外してみると
こんな風に優しくて

清々しく
キラキラしてるのかもしれない。

タブーを通過するときに
抵抗が起きるから気持ち悪いだけで

その壁をなくすと
自分の嫌ってた部分や他者と繋がって

世界が広く
感じるのかもしれない。