見出し画像

太古の記憶

2012年の冬
不思議な夢を見た。


ポリネシアンの30代くらいの女性。
豊かで太い、腰まである長い黒い髪。


大地にあぐらをかき
背を伸ばして座っている。


その女性を、後ろ上空から見ている私。
もちろん見た目は全然違うけど
この女性は私なのだと、なぜか分かる。


女性の前には2人の若い女性が
同じようにあぐらの姿勢で座っていた。


ポリネシアの私は、
両方の手のひらからエネルギーを出し、
それをながーく空に向かって伸ばしながら
エネルギーの形を整えている。


それを「虹の祈り」と呼んでいた。


私は、虹の祈りのワークと28日の暦を
その若い女性たちに教えていたのだ。


虹なのに、どうしてあの光は弧を描かないんだろう?
そう不思議に思って見ていたのを覚えている。




その夢から2ヶ月くらいしたある日、
当時の同僚と「バケーション行きたいねえ〜」などと話しながら、
なんとなくハワイ島を検索していた時のこと。


「レインボーフォールズ」という観光名所の
滝にまつわる伝説を読んで、私は息を呑んだ。


それは、ポリネシアの月と癒しの女神
ヒナが住んでいたと言われる場所だった。

当時の私は特にハワイ好きではなく
ヒナという名前の女神がいる事も
この時初めて知った。


この名前に、私はすごく反応した。
なぜなら「ひな」は、
当時私がネット上で使っていたニックネームだったからだ。



なんとなくその名前を選んで、
もう5年以上使っていた。

そして、「虹の滝」という名前。


そうか、あの空に長く伸びるエネルギーの形と
真っ直ぐに落ちる滝の形には、
何か関係があるのかも知れない。

28日の暦は、当時マヤ暦を勉強していたため、
てっきりそれだと思い込んでいたけど、


ヒナが月の女神ってことは、
月の周期である28日のことだったのかも知れない。



全部が繋がった時の鳥肌の感覚。


私はすぐに、ハワイ島行きの航空券を取り
2週間後に現地に飛んだ。



ハワイ島で、私はコナ側に宿を取っていたのだけど
なぜかヒロがある東側の方が大好きで
毎日片道2時間かけて、せっせとヒロに通っていた。
コナには全く訪れなかった。


このしっとりとした空気の感覚。
懐かしい雨と太陽の匂い。


レインボーフォールズは美しかった。
でも滝そのものよりも、
私はその裏手にある熱帯雨林の林に
なぜかとても惹かれ
その木々の中に入っていった。


そこに、タンクトップに短パンをはいた
仙人のようなおじいちゃんが座っていて

私に話しかけてきた。


「それは結婚の木だよ」と。


画像1


写真、左側の方が女性の木だったかな。
幹の下の方が、女性器の形を表しているのだそうだ。

その反対側にある男性の木と
枝を伸ばすようにハグをしている。


この滝に行ったのは、
息子を授かる2〜3年前の話だ。



結局、夢とこの場所との関係は
分からなかった。



あの夢はいったい何だったんだろう。
そして何で急に今、
ポリネシアのあの夢を思い出したんだろう?



そういえば、あんな風に
上空から俯瞰した感じに見る明晰夢は
ここしばらく見ていない。



”もう見てもいいいよ。
準備はできてる”


そう宇宙に願いと許可を放った。


それからケータイを見ると、
友達が精油を使った感情リリースの
アファメーションを教えてくれていた。


これが、宇宙の反応だった。
願いを放ってから、5秒で来たリスポンス。


それは、私の好きなユーカリブルーの
アファメーションだった。


ブルーは、他のユーカリとは全く違う。
香りも、エネルギーの向かう先も。


肉体よりも、
感情や魂に働きかけるのだ。


彼女がその精油のことを調べていたとき、
偶然こんな話を聞いたそうだ。



太古の昔
オーストラリアとレムリアは地続きだった。


だからユーカリは
レムリアにゆかりのある香りと
言えなくもないのだと。


最近、私に立て続けてご縁があった
ユーカリやマートル。

(マートルもユーカリファミリー)


それらの精油のことばかり
私に伝えさせられていたのは
それがレムリアの植物だったからなのかと
彼女は大納得していた。



ユーカリブルーを1滴指先に取り
耳の後ろのポイントにつけて
こう唱える。


"It is safe to remember."


もう思い出していいよ。



思い出しても安全だよ。
何も失わない。




全ては過去のお話。
私という、同じ魂のストーリー。



宇宙は
ユーカリブルーでシールドを剥がすことで


レムリアの記憶と
あの夢の続きに向かえと言ってるのかな。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?