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待っていてくれた

(バービー3歳の頃)

バービーが要介護になったタイミングは、私の予定を気にしていてくれたからだと思っている。

それについては改めて書きたいと思うけど、結婚してから私はある人間関係について悶々とした思いを抱えながら過ごしてきた。
特に不幸だったわけでもなく、どちらかと言うと恵まれた環境の結婚生活。
なのに、私はどう解消したらいいのか分からない不満を感じ、自分の我儘なんだとカウンセリングを受けたりもした。
でも気持ちに蓋をするだけに過ぎず、根本的な解決には至らなかった…

そんな時にたどり着いた内海聡先生の精神構造分析法。
今までとは全く違う精神療法。
人になんとかしてもらうのでは無く、自分で答えを見つけ出す。
元々書籍は何冊か読んでいて、YouTubeも観たりはしていた。
そして昨年二月それを直接学ぶための合宿に参加し、自分の心の闇を見つめ、つきものが落ちたかのようにずっとこびりついていた思いを捨て去ることが出来たのだ。

それがなかったら今の私は無い。
ずっと出口のない暗いトンネルを彷徨い続けていたことだろう…
内海先生については口も悪いし賛否あるだろうけど、私にとっては腑に落ちる考え方を持っている人である。

とにかく、その合宿に安心して行けたのは夫の協力はもちろんのこと、バービーがまだ元気でいてくれたから。

そしてその年の米津玄師のライブを楽しみ、今年の夏のツアーは、それまでバービーが元気でいてくれるか心配だったけど、何事もなくいてくれた。
写真療法の六回にわたるワークショップも無事終えることが出来た。

そうしてイイコの仮面を外し、楽しいとか幸せとか、その反対の感情も含めそのままありのままを受け取れるようになり、生きづらさから解放された。

そのすぐ後くらいから、バービーのつきっきり介護が始まった。
「もういいでしょ、今度は私に尽くしてよ」とでも言うように…
その恩を返さなくてはと思っている(笑)


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