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猫のはなし(ロシアンブルー)❶

今日は、我が家で初めて猫を飼った時の話。
これから飼いたいと思っている人も参考にして下さいね。
今年 14歳の猫のはなし です。

=飼うことになったきっかけ

ある日突然、大学生の息子が猫を飼いたいと言ってきた。
以前から飼いたいと思っていたそうだか、親の私は猫好きだとは全く気が付いてなかった。
ハムスター、カメ、カブトムシ、熱帯魚を飼った経験値しかない。

アトピー性皮膚炎があり、アレルギー検査では猫にも少し反応が出ていて病院の先生は、「絶対ダメとは言わないが、あまりおすすめもできない」とのこと。
それでも飼いたいというので、その時はまだ犬派(というか私自身子供の時犬しか飼ったことなかった)だった私はネットで調べ始めた。
アレルギー反応の少ない猫 が絶対条件。
そして猫種も初めて色々あることを知った。
まず長毛はダメ、短毛で抜け毛も少なくアレルギーも出にくい猫。
その条件に合ったのが、【ロシアンブルー】だった。
「アレルゲン」というタンパク質の生成量が少ないことから、猫アレルギーを発症しにくい
これがロシアンブルーに決めた最大の理由。

写真でロシアンブルーを見るとブルー(グレーの色をブルーという)でとてもきれいだったので私も気に入った。
犬のような性格というのも決め手になった。

「ロシアンブルー」
短毛種であり、毛の色はブルー(猫の場合、グレーの被毛を指す)
・被毛 ダブルコートと呼ばれる、アンダーコートとトップコートによる二重の分厚い毛皮を持っている。毛質は非常に細く、絹糸のようになめらかである。
・目 鮮やかなエメラルドグリーンの目を持つ 仔猫の時にはこの色は見られない
・体形など フォーリン・タイプと呼ばれる、ほっそりとした優美な体つきと、楔形の頭を持つ。筋肉は発達している。口角が僅かに上がっており、微笑んでいるように見える様子を「ロシアンスマイル」と呼ぶ。
・性格 「犬のような」性格の猫だと言われる。主人に忠実な性格を持つことによる。ロシアンブルーは飼い主と認めた相手には献身的な愛情を持つが、人見知りが激しくシャイで神経質な面があるため、見知らぬ人間には警戒心を示し、慣れるのに時間がかかる場合がある

(Wikipedia)

=どこでロシアンブルーを見つければ?

猫種は決まったので、近くのペットショップに問い合わせたが、田舎のせいかどこにもロシアンブルーはいなかった。
初めてのことでブリーダーの言葉さえ知らなかったし、まだ猫ブームになる前のことだったのであまり知られていない猫だったのだろう。
ネットで探し、隣の県のペットショップでやっと見つける。
ちょうど生まれたロシアンブルーがいるのでもう少し大きくなるのを待って欲しいとのこと。
そこから、猫を迎える準備に入る。

=猫を迎える準備

トイレ・・・シンプルな形
猫砂・・・我が家は流せる猫砂にした
子猫用キャットフード
餌を入れるフードボウル
水入れの容器
爪とぎ
ねこじゃらしなどのおもちゃ
ねこのベッド

猫の名前・・・そのころ息子の好きだった「メルシーボークー、(mercibeaucoup,)」のブランドから 【メル】と名付けることとなった。
 メルシーボークーは日本語で「どうもありがとう」

=わが家へようこそ

それから1か月半後くらいに連絡があり、家族で迎えに行った。
まだホント小さい。血統書の書類と、オシッコの臭いがついた新聞紙を少しと、食べていた餌と、かわいい首輪(シュシュ)など持たせてくれた。

皆さんが気になっているかもの価格ですが、
14年前で7万円。
今は保護猫を飼う人が増えて、嫌な気持ちになる方もいるかもですが、当時はそんなものだと思っていたので悪しからず。

車で約2時間。
じっとできないので、ケージから出して車の座席をよちよち移動したりしながら家へ到着。

すぐに用意していたトイレに、渡されたオシッコの臭いがついた新聞紙を入れた。
トイレに子猫を置いてやると、ちゃんと臭いをかいでオシッコをきちんとしたのでトイレトレーニングは要らなかった。
その後、粗相もしないおりこうさん。

まだ小さいせいか、あちこち興味津々で動き回る。
もう少し大きい猫だと、慣れていないところは隠れて出てこなかったりするが、あまりそういうこともなく探検していた。
ふつうは3か月してから渡されると思うが、その頃はあまり規制が厳しくなかったためか、2か月弱で我が家に来たのもあるかもしれない。

ねこじゃらしで遊んだり、何にでも興味をもち、餌もよく食べどんどん育っていった。

       つづく


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