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BtoCへのチャレンジ!メルカリShopsのデザイナーの役割とは

こんにちは!ソウゾウデザインチームです。
ソウゾウでは、かんたんに店舗が運営できるBtoCマーケットプレイス『メルカリShops』のリリースから先日ついに2周年を迎えました。

今回は、昨年5月にジョインしたデザイナー2名を中心に入社の経緯や現在の働き方などをインタビュー形式でお届けします。

自己紹介


peach

peach: 
ファシリテーションを担当する、デザイナー・UXリサーチャーのpeachです。よろしくお願いします。まずは簡単に話者のお2人から自己紹介をお願いします。

mura24

プロダクトデザイナーのmura24です。
主にグロース施策にまつわるUI/UXを担当しています。これまでにメルカリShopsに出店されているSellerさんの売上を生むようなタイムセール機能だったり、商品特集企画の仕組みづくりなどに携わっています。
特技は無駄づかいで、すぐ気を失ってガジェットを買ってしまう悪癖があります。

Banri

Banriです。メルカリShopsでアートディレクターをしています。
主にメルカリShopsでは特集のキャンペーンだったりPRのクリエイティブを担当しています。
趣味は水草の育成です。

ソウゾウデザインチーム


メルカリShopsでやっていること

Banri:
特集というフレームを使って商品を露出したり、お客さまにとってより商品を手に取りやすいようにキャンペーン企画を行っています。またショップさんだけではなく、メルカリShops自体の認知獲得のためにオフラインやWeb上含めて幅広くクリエイティブをつくっています。

peach:
そういえばBanriさん、以前かわいいグッズつくっていましたね。
最近作ったものはありますか?

Banri:
Tシャツは私が入社する前にpeachさんが作ったものですよね。クラフトテープやタオルは事業者さんに活用いただければ嬉しいプレゼントとして制作しました。ショップのみなさまと一丸となって進めているサービスなので、Webやアプリ上だけではなく、力になれるものは何でも作るスタンスです。

peach:
楽しそう〜〜。

Banri:
楽しいですね!物理プロダクトはやっぱり実際手に渡って反応が返ってくるのはやっぱりデザインをしていて楽しいところかなあと思います。

peach:
mura24さんはいかがですか?

mura24:
継続的な改善ができることですね。
新規事業でとにかくたくさんいろんな価値を提供したい…となると、一回リリースした機能って放置されちゃうことが今までの経験上多かったんですが、ソウゾウでは、フェーズをきちんと分けた上で継続的に体験を改善する仕組みがきちんとできていて、それは今までの経験でできなかったことなので楽しいなあと思っています。

peach:
実際リリースをしたあとにお客さまの反応はありましたか?

mura24:
定期的にShopsのSellerさんをお呼びして座談会やアワードをやったりするのですが、その場で直接お声を頂く機会だったり、できつくLABOというショップさんのコミュニティから直接FBをもらうことができますね。

あとは、日常的にSlackで色んな人が改善のアイディアについて話をしてるんですが、実はすでにデザインをつくってあることがあって。
自分が空いた時間にデザインをつくって、あとは実装するだけの状態にしてあったアイディアについてちょうどみんなが話している瞬間に「実はもうその機能のデザインあるんですよ!」ってドヤ顔で出したときは満足感があります。(笑)

peach:
すごくよくわかります!(笑)みんなと同じことを考えてて、先んじてつくってる時にすぐにエンジニアさんが実装してくれるのもいいですよね。
Banriさんは他に言い残したことありますか?

Banri:
う〜〜〜ん・・・毎日が楽しいです。

毎日が楽しいです。

入社前後の印象

mura24:
入社前からスタートアップっぽいカルチャーの会社なんだろうなと予想してたんですが、その想像を超えてフッ軽な組織だなという印象がありました。
さっきも話したんですが、Slackで「こういうことができればいいのに」と話してたと思ったらデザイナーがワ〜ッと集まってきて、ささっとUIをつくって、小さな機能だとその日のうちにすでにリリースされているのを何回も見かけて、そこがとてもいいなと思ってます。

もう1つ入ってみてカルチャーショックというか驚いたのが、Bizメンバーや分析チームと連携して一緒に施策を進めていくことに面白みを感じました。また、Bizメンバーがグイッとプロダクトに踏み込んで「Sellerさんの課題をこういう形で解決できると思うんですがどうですか?」と提案してくれるのも刺激があっていいなと思います。

peach:
そういえば、ご自身で親和性がありそうな組織だなと言っていましたね。それは実際どうでしたか?

mura24:
主体性持って働いているメンバーが多いので、そこは想像通りというかむしろ想像を超えていくところもあって、いい刺激をもらっています!

peach:
Banriさんはどうでしたか?

Banri:
入社前に面談で、「スピード感がある」と口を揃えて仰っていたのですが、入社してみるとスピード感はあるけど、目まぐるしいという感じではなく、まず全体としてみんなが「やってみよう」の精神なので、チャレンジするハードルが低いというか、動きやすい環境が揃っていると思いました。
社員の向いているベクトルが一緒だな思っていて、目的達成のためにフラットな関係でやり取りできる組織だなと感じています。

peach:
たしかにそうですよね。実際前に私とBanriさんで会社のRoadmapに疑問を感じた時に一緒にmazeさん(CEO)にインタビューしたことがあったと思うんですけど、CEOであっても対等に話ができる環境というのは健全といいますか、レアですよね。

Banri:
通常ならどこにエスカレーションして〜とか考えないといけないと思うんですが、パッと聞きに行って意見をもらって、すぐに進めて、つまづいたら改善する、ということがしやすい環境だなと思いました。
あとは、成果物に対して色んな意見をもらえることですね。良い意見・悪い意見もみんなからたくさんコメントをもらえるので、次の改善への一手が見つけやすいです。

peach:
なるほど、さっきmura24さんも似たようなことを言ってたと思うんですけど、プロダクトじゃなくても同じ雰囲気なんですね。

Banri:
そうですね〜お互いにリスペクトがあるからこそ「言うのやめよう」とかは全くないですね。

新規事業におけるデザイナーの役割

mura24:
デザイナー以外のメンバーでも回る仕組みづくりができるといいですね。
デザイナーの数が少ないので、以前にpeachさんがやっていたUXリサーチのフォーマット作成のように誰でもUXリサーチができるような仕組みづくりもそれにあたるのかなあと思ったりします。

peach:
ありがとうございます。
例えばUXリサーチの件も、普段の専門領域とは違った領域でも、誰でもできる状態にしておくとBizだったりPRだったりマーケだったりいろんなチームの人がトライしてくれるんですよね。
テンプレートだけ作っておけば皆さん自主的に動いてくれるので、一人でやるより何倍も沢山リサーチができるのも良いところだと思いますね。

Banriさんはいかがですか?

Banri:
新規事業なので、とにかく試行の回数を増やすことが大事ですね。
新しいことをやる時ってデータもないしフレームワークも特にないと思うんです。その中で事業としては常にブレイクスルーを求められるので、とにかく情報集めるためにも自身の仮説を持ってクリエイティブをつくっていくことが大事かなと思っています。自分がそのプロジェクトを引っ張っていくくらいの気持ちです。
データから分析してクリエイティブを作っていくとか、元あるものをベースに作っていくというよりは、自分の仮説を持ってやっていくというスタンス、自身の職域にとどまらず関係各所巻き込みながら「事業を成功させていくぞ!」の気持ちでやっていくのが大事かなと思います。

peach:
素敵な考え方ですね。

mura24:
褒められてる(笑)

Banri:
メルカリのバリューの1つでもある「Go Bold」を忘れないようにしています。

おわりに

peach:
今回は5月入社の二人にお話をお伺いしましたが、入社して感じた他職種のメンバーの領域を超えた姿勢に対して、3人が同じように感じているのは面白く感じました。
これからも柔軟性のある組織を生かして、デザインチームも各々の領域を超えた貢献を続けていきたいと思っています。