【RUG】プロジェクトブラウザ
RUGテンプレートを見て気付いたことを、紹介するコーナー
今回はプロジェクトブラウザです。意外と使い方をわかってない方も多い印象。RUGにおける使い方と、事例紹介をできればと思います。プロジェクトブラウザの基本情報はヘルプをご覧ください。
ビュー
セクション
「セクション」>「副専門分野」>「ビューテンプレート」>「ファミリとタイプ」の順に階層を構成する。この2つのパラメータは、実はプロジェクトパラメータというのも意外ですね。
サンプルモデルでは消えていましたが、RUGテンプレートには、「0_作業」「!新規」などが設定されていました。ただA,C,E,M,Pって全部書く1モデルってレアだから…この初期設定ってどうなんでしょうね。
タイプ
ちなみに「タイプ」は、ビュー作成図のこの名称で分類される。意外とこの分類はターゲットのビューを開きやすくて良きです。ちょっとバグのような設定しかありませんが、ここにしっかりと必要なタイプを用意しておくと、ブラウザ構成がキレイになると思います。
専門分野
「専門分野」>「副専門分野」>「ビューテンプレート」>「ファミリとタイプ」の順に階層を構成する。専門分野は、ビューの見た目への影響が大きいため、確認用に1つは欲しいところ。
「専門分野」は、「ビュー」だけが「組み込みパラメータ」で他は「プロジェクトパラメータ」だということは、知らない人も多い。ビューでは、「Discipline」=「専門分野」であり、ほかにはその定義がありません…
RUGのサンプルファイルでは、このような分類だが、
「ビューテンプレート」「タイプ」「フェーズ」はじまりの分類は、管理目的としてあると便利だと思う。
凡例
凡例が並ぶだけなので…
名称の接頭辞で並び制御を行うのが通例。
集計表
「専門分野」>「副専門分野」>「備考」の順に階層を構成する。
シート
「専門分野」>「副専門分野」>「シート番号」の順に階層を構成する。
ファミリ
カテゴリ分類なので、気持ちはわかりますが、いじらせてほしい項目
パラメータで階層が作れるのであれば…システムかコンポーネントか、Authorや作成年月(年月日を分解してくれると嬉しい)
ブラウザ構成の考え
前半にもポロポロと考えを述べたが、ここからは思うところをメモ的に綴っていきたい。あくまで…だよね~。と思うポイント。
共通
「専門分野」が組み込みパラメータとプロジェクトパラメータがあるように、「ビュー」「集計表」「シート」それぞれ設定が違うのはなぜなんだろう。全部「セクション1」「セクション2」とか「分類1」「分類2」みたいな分類でまとめた方が分かりやすいと思います。あと「副専門分野」も…「専門分野」と関連性が薄いのに何で使うのだろうかと。。あれもやめたい。
>追記2024/06/14
あとブラウザ構成って正直好みもあると思う。初期値設定を別に定義させてほしい。開いたときは必ずこのブラウザ構成!ただ変えて保存しても大丈夫!
今は、変えて保存しちゃうと他の人に迷惑がかかるので、扱いが難しい。
<ここまで追記
ビュー
「作業中」「印刷用」のように目的別ビューを整理することが必要かなと。作業担当ごとを「分類1」「分類2」を使うのか、「ビューテンプレート」に名前を付けるのか。各社色々使い方があると思います。外注先ごとに使われ方が異なるので…もう少し徹底したいところですね。
「分類1」:作業目的「作業中」「印刷用」
「分類2」:「担当者」など使いたい場合に
「ファミリ」または「タイプ」
「ビューテンプレート」
集計表
集計表って設備は「入力用」「出力用」が必要になりますね。ただ開かないと「入力用」と「出力用」を切り替えるのは少し手間に感じます。なので「ビューの名前」で2種類が並ぶ状態が良いかなと思ってます。
シート
シートコレクション(Revit2025新機能)が出ていますが、コレクションの中ではシート番号が重複できるとか…便利ですね。シートの分類としては、「提出先」「提出日」「作業フェーズ」いろんなまとめ方があります。
案件ごとに使いやすくするため、やはり「分類1」「分類2」みたいな分け方が良い気が最近してます。
参考になったでしょうか。
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