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この身体で、できること

いつか必ず死ぬから


10日前。
家族のわんこ、カルが、逝ってしまいました。
14歳かと思っていたら、
よく数えてみると、13歳。

いろいろあった、
家族のあれこれのそばで、
いつも変わらず、
よく吠えた、わんこでした。

”カル”は、夫命名カルロス。娘たち命名カルシファーといいました。


家族が、あっちへ逝く
というのは、
特別な時間。

家族だけでなく、
大切な存在が、
この世からいなくなるのは、
いつだって悲しく、さみしく、

でも、その大切さの「向こう側」を、
とても感じる、
大切な時間。

息を引き取る瞬間
死体が匂い出す時間
火葬して、
お骨あげするひととき
そして、その骨を、
土に還す日

夫婦で、
そのどれも、
心をあわせて、
生きた時間でした。

おたがいに、
「カルで、こんな気持ち。。。
 じゃぁ、これが、、、だったら???」

イノチのコントラストが激しすぎて、
目の前の生命が、
眩しく、愛しさも激しくなる。

そして、愛しさの眼差しで見ると、
カルの遺体は、
その毛の一本一本まで、
芸術作品でした。

それは、魂の抜け殻ではなく、
あきらかに、
カルが生きて、
ここに存在していた、
あらわしつづけた、
証そのもの、
遺作のように感じました。


そして、
その芸術作品を、
脈動させ続けていたイノチは、
霧のように浮上しつつ、
わたしたちの記憶と連動しながら、
そこかしこに、
気配を感じさせ、
刺激しつつも、
あっちの世界への感覚を、
開いてくれます。

わたしたちの「主」が、
どこにあるのか?を
思い出し続けられる
ほんとうに大切な時間。


この
有り得ないほど
有り難い世界で
自由に
自分の意志で
イノチを輝かせるチャンスを
今、もらっていること


夕方になって
あ、散歩行かな、、あ。
と無意識に起こる痛みと
同じ振り幅で湧いている
生きている喜びとの間を
涙が貫通してくる。

悲しみも、
喜びも、
イノチにとっては、
どれも輝きだと、
そして、いつか必ず死ぬんだと
言い聞かせるように
いつも居た場所に
目を向けさせる。


残り時間の使い方


常日頃から
夫に言いつつ
自分に言い聞かせる
「死んでまうーー」

愛しあえずに
死ぬのは、嫌だ。
だからって、
急いだって、
愛しあえない。

と言うより、
わたしたちは、すでに愛しあっている。
じゃあ、死ぬまでに、
なにを、どうしたいんやろう?

とにもかくにも
愛しあう喜びが
すれ違う人にもバレるほど
溢れさせたいのだ

ひとつ大きな決断をする
そうだ。
これから、一緒に寝ることにしよう。

わたしは、
寝ることも、布団も大好きで、
気をつかってしまって、
ゆっくり眠れないから、
夫とは、ずっと、別々の布団。

でも、
あとどれぐらい
大切なひとと
触れあえる時間が
残されてるっていうんやろう?

日常の中で、
そんなに常にいちゃいちゃも
していられない。
だから、お互いを、
同じ布団で感じあおう。

この10日間のあいだに、
あまりに深い世界に入り込み、
受け取った膨大なエネルギー

なんとか咀嚼しつつ、
おっきな布団を物色している今です。


あなたの、愛への次の一歩は?
ぜひ、きかせてください。


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