水の性 〈わたしの中の水〉
山暮らしと、田んぼ
エヴァインストラクター妻木です。
いま現在
うちは、田んぼを1.2町歩ほどを耕作する、
小さな農家です。
メインは、お米と、まこも。
化学肥料や動物性の有機肥料も、
農薬も使わずに栽培しています。
この和歌山と奈良の県境の、
山の中に暮らすことになったのは、
夫が、林業に就きたい希望があったのと、
田畑のある暮らしがしたかったこと、
そして、わたしの母方が、
和歌山の出だったことも関係していました。
雨が降り、
雨が上がり、
雲が山肌を撫でながら、
ゆっくり空へ離れていく。
足元の土の中に、
たらふく染み込んだ雨水。
土の上も、土の中も、
そして、蒸発しながら空気中にも。
絶えずその動きを、
肌で感じる。
そんな環境なので、
湿気に泣かされながらも、
循環する水の流れに、
歳を重ねるごとに、
敏感になってきました。
田んぼは、その水を、
川や、水源地からひいて、
日々、調整したりするもの。
水って、不思議です。
常に、動いていないと、
澱んでしまう。
静かに、動いていないように見えても、
常に流れていて、
あらゆるものを含んで、
あらゆるものの媒体になる。
「水が、いつもきれいだったら、いいな。。。」
それが、わたしのなかで、
大きく大きく育ってきた、
願いでした。
「自然」のなかで感じる「違和感」
そんな願いを原動力に、
夫と、営む生活。
いろいろなことに、
見直しが起きて、
視点や、考え方も変わり、
どんどんシンプルになってきたように感じています。
熊野という土地のもつ力かもしれません。
ただ。
シンプルになればなるほど、
どんどん、ザラッとした違和感が、
じわじわ大きくなってくる。。。
この違和感が、
いったいなんなのか?
ずっとずっとわからないまま、
自分達が営む暮らしは、
いいと思ってやってるけど、
本当は、嫌なん??
とか、
確かに、本当に実感として、
”しあわせ”だと感じるのに、
この得体の知れない不安は、なに??
とか。
大なり小なりの、
波乱は越えながら、
それでも気づけば、
この違和感、
もう、これ以上、
やっていくのは無理
と、営農も、
これからが大変かもしれない子育ても、
この土地で暮らしていくことも、
夫婦を基盤にしていることは全部、
先が、ない、
そんな状態になるまで、いつからか、
すっぽりわたしたちを包んでしまいました。
違和感の正体
よくある、
夫婦のすれ違いや、
決定打になりそうな傷つけ合い、
そういうことって、
「それでも、そのひとを選ぶの?」
っていう選択のタイミングが、
千本ノックのようにやってくるようなもので、
その都度、その都度、
自分の選択力や、決定力を、
育ててくれる、
そう思って、乗り越えてきたつもりでいました。
でも、どうも、
この違和感って、
今までの、どんなやり方でもってしても、
越えられないどころか、
大きくなるばかり。。。
もう、
これは、”今、思えば”
ですが。
自然のなかで暮らすこと
は、
自分たちのなかにある、
”自然”を取り戻すこと、
なんだな、と実感します。
特に、「感覚」が、
天然自然に”還って”いく。
還っていく過程で、
違和感として、わたしを支配してしまったもの。
その正体は、
性にまとわせた、羞恥心や罪悪感
でした。
水=女の性
とくに、真菰なんかを育てているので、
浄化とか、祓うとか、
デトックスとか、
一般的にイメージされうる、
”きれいにする”
の、何歩も先を知らずに走ったような感じで笑
気がつけば、
きれいになるどころか。
清浄になっていくどころか。。
自分が、諸悪の根源のような、
全ての罪穢れを背負ってしまったような、
なにか、全部間違っていたことに気づいてしまったような、
そんな、つんだ状態に、
夫との間で陥ってしまってました。
ん?
夫との?
そう。
簡単に言ってしまえば、
夫とのセックスが、
楽しくない、気持ち良くない、
愛されていると感じられない、
満たされない。
だから、
この不満を、コミュニケーションで、
乗り越えようと試みるも、
何度向き合っても、
玉砕するばかり。。。
向き合おうとするたびに、
なぜか、自分が追い詰められ、
苦しくなるばかり。。。
息ができない
言葉にできない
寒い
とても寒い
こんなに近くで
目の前で凍えて震えているのに
そのことに、気づいてさえもくれない
こんな状態で、
身動きできない関係で、
この先、いっしょに暮らしていける気がしない。
離婚届をもらいに行くにも、
顔を知った人ばかりの田舎の役場
隣の町に、もらいに行きました笑
ただ、生きていくために、
この苦しみを終わらせる覚悟をする
のと同時に、
一縷の望みも片手に握っていました。
それが、
スローセックスだったんですね。
そして、知りました。
女性の性は「水」だって。
火と、水
男性は、カーーーーっと、
炎のように、勢いよく燃え上がるのに対して、
女性は、まるで、
大きな釜にためられた水。
どんなに、燃え盛る火に焚かれたって、
沸騰するまで、ある一定以上の時間がかかるのが、
この地球っていう星。
陰陽和合という言葉は、
男女の関係の、
平和的なイメージを連想させてくれますが、
お互いの特性が、わかっていないと、
和合って、遠ざかるばかり。
星座によってとか、
アーユルベーダによってとか、
どのエレメントタイプか?
自分の特性を知ったりすることもありますが、
「性」エネルギーについては、
女性の身体で生きているひとは、
「水」の特性をもっている。
セックスにおいて、
そんなこと、聞いたことありますか??
わたしは、知りませんでした!!
「あ、もう、そんなにしてくれなくていいよ・・・」
「早く気持ち良くならな、なんか悪いな・・・」
とかとか、思ったところで、
「水」が温まってこないことには、
気持ちよくならない。。。
「え、もう?」
入れるのも、出すのも、
そう思ってしまうのは、
ちょっとした熱で、対流は起こり始めたものの、
「水」が、ぜんぜん温まりきっていないから。
あなたの「水」は、
いつも、沸点までいってますか?
「あんなこと」や「そんなこと」
セックスについて、
ちょっとお話ししてみませんか?
【性を深めてセックスを悦ぶ会】
略して、性深セ会(セイシンセカイ)
とかってネーミング、どうでしょう?笑
ぴったりなネーミングを考案中の、
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