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#1 「7人のシェイクスピア」

1,あらすじ

「あぁ、ロミオ。あなたはどうしてロミオなの?」
誰もが知ってるこのセリフ。イングランドを代表する劇作家シェイクスピアの描いた「ロミオとジュリエット」の一節である。

歴史を変える劇を数々作りあげ死んでもなお歴史に名を刻むこの劇作家。
しかし、知名度とは裏腹に最も謎の多いのがこの人物。

13歳の頃には学校を中退しているのにも関わらず、語彙力は当時の英国人のおよそ6倍ほどで、歴史的なテーマも取り扱う博学ぶり。なんのコネクションも持たない人間がいきなり劇作家として雇われ、数々の功績を積み上げて大金持ちに。そんな大金持ちの死因が、腐ったニシンの感染症である。

そんな人物の正体は、実は7人だった!?

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2,詳細情報(URLなど)

第1回目に紹介するのは、「7人のシェイクスピア」です。

「7人のシェイクスピア」と聞いて、知ってる!となる人には2パターンあります。
それは、ヤングマガジンで見たことがある!という人とスピリッツで見た事がある!という人です。

‹実はこれ、どちらも間違いではありません›

なら、何故こんなことが起こっているのか。それは、スピリッツで連載していた作品の続編をヤングマガジンで連載し始めたためです。(ヤングマガジンで見たことはあるけれど、話が飛んでいて読むのをやめたんだよなぁ)という人は、ぜひスピリッツ版を読んでみてください。(↑スピリッツ版URL↓ヤングマガジン版URL)

作者のハロルド作石様は「BECK」や「RIN」など面白い作品を数多く世に生み出されているので、また紹介する機会を設けたいなと思っているので乞うご期待。

3,この漫画の「魅力」

この漫画の魅力はなんといっても、「魅せ方」!!!

劇独特のセリフ回しや立ち振る舞いから醸し出される臨場感を、余すことなく1枚のシーンとして描かれているのが今作品。
詩的なシーンでは漫画ならではの現実ではありえないような比喩も絵に落とし込めるため、リアルとフィクションの狭間を感じられ作品にのめり込むこと間違いなし。

漫画なのに動く!これがこの作品の魅力です。

他にも、恋物語に権力争いなどハラハラドキドキの展開が続く物語も魅せ方を加速させる1種のスパイスになっています。

4,まとめ

というわけで、「7人のシェイクスピア」でした。興味が出た方は、シェイクスピア躍動の物語をぜひあなたの目で追ってみませんか?

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