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若者よ、冷蔵庫を捨て森に帰ろう!「パレオダイエット」で原始人食を始めよう?

火を使った調理法も、大量生産された食品も、何もなかった旧石器時代の食生活を送れば、人は健康になるのでは?というところから生まれた「パレオダイエット」。極端なところもあるけれど、全体的には頷ける主張だ。

野生に戻ろう!

パレオダイエットの「パレオ」とは「旧石器時代」のこと。旧石器時代の食生活・食習慣に戻れば、人はやせられるし、健康になれるというのが、基本的な考え方だ。「生で食べて体に良くないものは避ける」という考え方がポイントだ。精製した食品を煮たり焼いたり、調理して食べる前の人類の食生活、いわば「拾い食い」に戻ろう。

パレオダイエットの本で「GO!WILD」という本がある。まさに「野生に戻ろう」という感じ。

日本人の場合、農耕が始まる前の時代である「縄文時代」の食を調べると、人間にとって自然な食事が分かる。日本の縄文時代は、紀元前4世紀頃(約2300年前)まで続いていたと言われるので、比較的、最近のことだ(最近か!?笑)。

縄文人の食生活は、魚介類(40%)、獣肉(30%)、ナッツ・芋類(30%)などと言われているそうだ。基本的には木の実や果物、採れるときには魚、小動物の肉などを食べて生きてきた。大型動物を食べる場合は、狩猟というよりも「死肉」を食べていたと言われている。うげ。

四季折々、食べてきたものは違ったはずだ。その季節に、その周辺で採れる、捕れる(もしくは「拾える」)ものを食べるというのが体にとって自然なのだ。もちろん、現代人がこれを実践するのは簡単ではない。

冷蔵庫を捨てスーパーに行こう

まさか、調理器具を捨てて、全部「生で食べられるものだけを食べる」というわけにもいかない。時代も環境も違うので、まったく同じようにはできない。でも、やってみたいことがある。

1:自然界に存在しないものを食べない

極力、自然界に存在しないものを口にしない。例えば、糖質たっぷりのお菓子や甘い飲料水は、そのままの形で自然界に存在してはいない。よく言われるように、「原型」が想像できないようなものは、あまり口にしないのがヨシ!ではないか。

当然だけど、揚げ物などのお惣菜も食べないほうが良いかもしれない。高温の油で揚げて食べるという調理法自体、あまり健康的ではない。そもそも、古い油で酸化した食品は、自然界には存在しない。

2:できるだけ冷蔵庫を空にしてスーパーで買おう

節約のために「まとめ買い」をして冷凍しておいたり、常備菜を用意したり、なにかと冷蔵庫をいっぱいにすることが多い。でも、パレオダイエットの生き方をするなら、できるだけ貯蔵・保管しないほうが良いはず。旧石器時代なら、必要以上に食品をため込むということなど、できなかったはずだ。

食品をため込むほど、無駄が多くなるし、食べすぎてしまう。旬のものを、適切な量、いただくということを考えれば、冷蔵庫にものをため込まず、毎日とはいかなくても、できるだけマメに買い物をしたほうが良いかもしれない。

スーパーに行くイメージは、森で旬のものを拾ってくるというイメージだ。もちろん、お金は払うけどね!先人の知恵を活かし、発酵食品やナッツ・種類など、そのままでも保管できるものを中心に備え、日々の食材に関しては、できる限りその日ごとにお買い物に行く。

ちょうど、こんな本を読んでいたが、パレオダイエットの考え方と絡めると面白そう。

3:生活習慣を旧石器時代に戻す

食生活以外の「生活習慣を旧石器時代に戻す」ことも考えてみたい。

・食事はお腹が空いたら食べる:1日3食でも5食でもOK。
・適度な運動:運動は必要ないというわけではないが、やり過ぎる必要もない。
・しっかり睡眠をとる:日が暮れたら眠り夜明けとともに起きるのが理想。

ひとつの場所にとどまって農耕生活をしたり、自分の食べるもの以上のものをたくさん栽培するというのは人間にとってあまり自然に思えない。その場、その場で、そこにあるものを食べて生活していたなんて、なんだか、自由で良い。ミニマリストを突き詰めると、パレオダイエットに行き着くかもしれない!

ちょっとタイトルからは想像できませんが、この本も、農耕社会から狩猟社会に変える(戻る)ことを勧めている本で、面白かった。

パレオダイエット、興味深い。その通りに実践する必要はないけど、考え方を大いに応用したい。

#パレオダイエット #原始人食

大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq