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やはり、知性よりも誠実性で成功する可能性が高いことが!〜成功する子 失敗する子〜

失敗する人は、ただただ惰性の矛先が「浪費」でしかない

後悔

子どもの貧困と教育政策が専門のジャーナリストの本である

『成功する子 失敗する子』という本を読みました。

この本の主張はシンプルで

子どもの成功を決めるのは知識ではない!「誠実性」だ!

というものです。

誠実性というのは、いわゆる「まじめさ」のことです。

粘り強くて、セルフコントロール能力が高い人こそ成功しやすいってことを実験で明らかにしたものが本書です。

ここでいう、「成功」というのは、失敗する子に比べて

・年収や仕事への満足感が高い
・面接試験の受けがよく転職が成功しやすい
・テストの成績がよく学歴も高い
・犯罪に手を染める可能性も低くなる
・結婚の満足度が高く離婚率も低い
・肥満になる確率も低い
・長生きする可能性がグンと高くなる

というもの。見事に人生の成功と呼べるものが集まってる印象ですね!

知性よりも、コツコツ続けることが成功を掴むことが証明されました。

もちろん、結局学歴が高い人が成功しやすいってデータもあるんですけど、学歴が高い人の特徴は知識量が多いというよりは「やり遂げる」意志が強い人が集まるからじゃないからだと思われるので納得です。

育ちのいい人は、泥くさい印象があり、泥くさい印象は好感しか与えない

頼ること

多くの人は、成功した人とか活躍できる人をみると

やっぱり才能なんだろうなぁ

と思いがちですし、私もそう思うんですけど、それは部分的でしかないと思います。

というのも、やり続けることができるから活躍できるのであって、やってることを信じてやり続ける部分においては才能なんだろうなって感じます。

しかし、やり続ける人は何より「信用」が積み重なるものですから、周りもその人を助けて、やり続ける人もその期待に応えて、、、

みたいな関係性が築かれる、からじゃないかなと感じました。

粘り強い人は、泥くさい人は好印象しか与えないですからねぇ。

数学全国1位の生徒が言っていたこと

タスク管理

本書を読んで、私が高校受験中に出会った数学全国模試1位の方の言葉を思い出しました。

私は、どうやって数学の勉強をすればいいのか?という純粋な疑問を問うてみたのですが

個人的にはその人は元から数学が大の得意で勉強しなくともいつでもテスト100点とってる!という印象でしたけど

まずは一番簡単な白チャート(数検テキスト)をしっかりと、解けないところがないようにやること。それだけで旧帝大の東大・京大以外は行けるようになるよ。

そこからは、とにかく過去問をやって傾向を掴んで得意な問題で点数を稼ぐようになる。

と、とても真っ当なアドバイスをいただきました。

が、結論から言って当時の私はそこまでの自制心がなかったので白チャートを解ききるということができなかったんですよねぇ・・・・・

だからこそ、身にしみて分かります。誠実性こそ成功の要因だなと。

とはいえ、「どうやったら誠実性を上げられるの?」という部分に関してはあまり書かれていなかったのでそこら辺は以下の本からどうぞです。


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